2022年11月12日土曜日

20221111 【架空の話】と独白形式での記事作成との間にある違いから思ったこと

おかげさまで、今回の記事投稿により、総投稿記事数が1885に到達します。そして、あと15記事の投稿により、当面の目標としている1900記事に到達します。おそらく、現在の調子にて記事作成を継続すれば、今月内での1900記事到達も夢ではありません。そして、次の目標は2000記事ということになりますが、これは早くて来年の本格的に春の陽気となる前、そして遅い場合であれば、当ブログ開始から丸8年となる来年の6月22日までにどうにか達成出来ればと考えています。これを換言しますと、およそ170日にて100記事の作成を要するということになりますが、そのように考えてみますと、この設定はそこまで辛いものではないとも思われますが、しかし、先日罹患した新型コロナウィルス感染症のようなことが、今後はないとも云えませんので、記事作成の頻度が遅くとも、どうにか目標に到達出来そうな状態であっても気を抜かずに、出来るだけ多くの記事を作成をしていきたいと思います。

さて、本日は【架空の話】の続きを作成しようと考えており、その話の展開も時折、考えてはいましたが、いざ作成の段に至ると、特にイヤでも、また着想がないわけでないのですが「本日も普通の独白形式にて作成しよう」と思い直し、こうして先ほどより記事作成を始めました。そして、このあたりまで作成してみますと「あるいは【架空の話】の続きを作成してみても、大体同じような感じであったのでは?」とも思い、少し後悔するのですが、それでも、たとえ、同程度の文字数の文章であっても、こうした独白形式の記事と【架空の話】では、作成時に入る心のギアのようなものが異なり、独白形式の場合は、現在もまた、そうですが、ひたすら逡巡しながら作成することが多いのに対し、【架空の話】では、話の筋となる記憶が励起されている状態であれば、それを言語化していくことは、あまり難しいものではなく、あるいは気が乗って集中しつつ【架空の話】を作成している自分に気が付くこともあります。そうした時は大体、文章の作成は早いものであり「知らぬ間にここまで作成していたのか・・」といった感を受けることがしばしばあります。

しかし、であるからといって、記憶が励起されてさえいれば【架空の話】は速やかに作成出来るといったものでもないようで【架空の話】では、概ね半分以上が自らの記憶に基づいていますが、そうした記憶とは、もとより時間的に一つながりの出来上がった物語のようなものではなく、時間軸の中に散在する記憶の断片を組合せ、そして新たな物語【架空の話】を作成していくのです・・。そして、ここまで書き連ねていて不図思い出しましたが、こうしたパッチ・ワーク的とも云える物語の作成方法は、以前に作成したブログ記事にてそれと知らずに言及していましたが、本邦神話の物語としての構造に類似しているように思われるのです。

本邦神話においては、大雑把な時間軸としては、古いところから新しいところへ流れていると云えますが、それに散りばめられた挿話や登場人物などに関しては、必ずしも新旧の順がさきと同様と云うわけでもなく、あるいは登場人物に関しては、複数の人物を一人格に統合したとされるような登場人物もいます。

こうしたことを【架空の話】の作成においても、特に意識せずに、半ば無意識にて行っていたことに対して、上述のように意識を向けてみますと、自分の精神にあるものと、我が国の神話によって示される物語の構造との共通性が見出されたようで、それはそれで興味深く思われてきます。

こうしたところには、何か説明出来るような要因といったものはあるのでしょうか?

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
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2022年11月11日金曜日

20221110 ダイアモンド社刊 小室直樹著「危機の構造 日本社会崩壊のモデル」pp.80-82より抜粋

ダイアモンド社刊 小室直樹著「危機の構造 日本社会崩壊のモデル」pp.80-82より抜粋
ISBN-10 ‏ : ‎ 4478116393
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4478116395

最近、軍国主義の復活が話題になっている。「司法の危機」や四次防も軍国主義の復活と結びつけて論ずる人もあるようである。したがって、現在の危機といえば、だれしも軍国主義の復活に結びつけて考える。だが、軍国主義の復活とはなんだろう。あまり体系的には考えられてはいないようである。人びとの考え方を要約すると、スケープ・ゴート(scape goat)主義すなわち優越要因主義(dominant factor theory)の一種に帰着する。つまり、簡単にいうと、一群の腹黒い軍国主義者があって、彼らの陰謀によってデモクラシーは転覆させられ、軍国主義は復活するというのである。もとより、学者や評論家は、こんな簡単な議論はしない。平易なことでも難しく表現しないと彼らの商売は成り立たない。しかし多くの場合、彼らの論旨は、せんじつめればここに帰着する。すなわち、絢爛豪華な表現と持って回った言い回しをはぎとり、論理の骨格だけを抽出してみると次のようなタイプが析出されよう。まず、彼らの議論は友敵二分論から始まる。敵となるのは、特定の個人のこともあるし、集団、制度、イデオロギーにもなる。ここが、商売がら、ソフィスティケイト(sophisticate)されたところである。この「敵」が、デモクラシーの制度を掘り崩し、アンティ・デモクラシーの宣伝をなし、味方を陥れようとしているから断固として戦わなければならないというのである。そして、この努力が足りなければ、昔のような軍国主義が復活するとして、反軍国主義キャンペーンが義務づけられることになる。

 しかしこのような考え方は、それがどれほどソフィスティケイトされた修飾語でかざられようと、科学的にはあまり重要な議論であるとは思えない。科学的推論の特色は、全体的パースペクティヴのもとにおける諸要因間の複雑な相互作用を考慮に入れ、体系的分析によって常識では知られないような情報を提供するにある。「予期せざる結果」の説明、これこそ科学的推論のメリットでなければならない。

 スケープ・ゴート主義に対しては、まず、次のような疑問が浮かぶ。デモクラシーの没落は、腹黒い軍国主義者の陰謀によるものではなく、自らの内部に没落の萌芽を内包していることによるのではないのであろうか。もしそうだとすれば、自称デモクラートが努力すればするほどデモクラシーの没落は早まり、軍国主義の復活を助けることにならないのだろうか。戦後デモクラシーのチャンピオンと自任している人びとの思想と行動が、その本質においては、おそろしく反デモクラシー的であり、彼らが意識において誠実であろうと努めれば努めるほど欺瞞も再生産され、デモクラシーの墓穴を掘ることにはならないであろうか。

 社会現象を科学的に分析する場合に留意しなければならない重要なことは、社会で行動している人びとの意図が、そのままストレートに実現されるとは限らないということである。一般に社会現象は、無限に波及を繰り返し、フィードバックしてくるから、思いも及ばない結果を生じることが多い。したがって、行動者の意図よりも行動のパターンそのもの、波及過程の連関システムの分析が重要になってくる。したがって、軍国主義者復活の問題を論ずるに際しても、人びとがどのような意図を持っているかという問題だけでなしに、行動のパターン、社会構造などがまた、重要な分析対象となる。さて、このように分析の視点を設定してみると、注目すべき事実に導かれる。行動のパターン、社会構造に関する限り、戦前のいわゆる軍国主義者も、戦後の日本人もほとんど変わってはいない。この発見は、ある人びとにはショッキングかもしれないが、科学的分析の結果による、まぎれもない事実である。もし、この分析が誤りないとすれば、現代の危機も、戦前の破局と同型のものではなかろうか。それは一部の人びとの陰謀や心構えの結果生ずるのではなく、行動のパターンとその連関メカニズム作動の結果として、いわば思いもかけなかった結果として発生するのではなかろうか。

2022年11月10日木曜日

20221109 先日「ブロガー」にて閲覧者数の急増があったことから・・

ごく稀に、当ブログを運営している「ブロガー」サイトでの1日の閲覧者数が1000人を超えることがあります。そしてつい先日、10月28日が1896人と、過去半年にて最も多い閲覧者数となっていましたが、こちらについては未だ、その理由は分かりません。また、読んで頂いていた記事は多岐に渡っていることから、単一の理由により、あまり早急に、この閲覧者数の急増は説明しなくても良いのではないかと思われました。

ともあれ、こうした「閲覧者数の急増」は、当ブログであれば概ね半年毎に生じています。これらも、さきに述べました通り、理由は分からないものの、7年程度ブログ記事の作成を(どうにか)継続しますと、こうした自分について新たに知った性質(この場合であれば「自分が毎日文章を作成すると、半年に一度ほどの頻度で小さくウケることがある」といったところか。)に気が付かされることが時々あります。

これらの性質は、当ブログをはじめていなければ気が付くことはなかったと思われますので、ブログは一例ですが、我々はこうした継続的な活動を通じて、自分について何事かを知って行くことが出来るのかもしれません・・。

また、その他に当ブログを継続していて思ったこととして、特に新規の知見ではないと思われますが「ある程度以上の期間、文章を作成し続けるためには、日常のどこかで(多くは仕事分野以外の)文章を読む習慣が必要ではないか」といったものがあります。

そうしますと、その継続的な文章作成のための、ある種マトリックスとなる文体があるように思われますが、それが所謂「小説」であると私は思います。また、一言で小説と云っても、その文体は多種多様であり、その中から自分に合うものを見つけるということも、それなりに知的な作業であり、また遊戯であるように思われるのです。

そして、読み進めることが出来た作家の数が徐々に増えていた中学生の頃は、その意味では充実していました・・。その当時、私が最も好んで読んでいたのが司馬遼太郎でした。この私の司馬遼太郎ブームは後日、兄弟にもうつり、特に当時は週刊ヤングサンデー誌に小山ゆう・武田鉄矢による「おーい!竜馬」という作品が連載されており、これと比較しながら司馬遼太郎による「竜馬がゆく」を読むといったこともしていました・・。

また、この両作品(「おーい!竜馬」・「竜馬がゆく」)にも端役として登場する田中顕助こと田中光顕は、維新の風雲をくぐり抜け、その後、新政府にて、いわば長州閥の傍系といった立ち位置を取り、明治、大正そして昭和14年まで生き永らえるのですが、この方による「維新風雲回顧録」は現在読んでみても大変興味深い内容であり、さきほど確認の為に書棚から手に取りパラパラと頁を繰ってみたところ、10分ほど経ってしまいました。

とはいえ、ブログ記事の作成に際しては度々そうした事態は生じますので、我に返った時に、作成している文章の展開をすぐに思い出し、さきを続けることが出来れば、特に問題はないかもしれません・・(笑)。

しかし、ここまで作成してきて思ったことは、当ブログにて、これまでに何度か取りあげた陸奥宗光ですが、この人物も、さきの「おーい!竜馬」・「竜馬がゆく」に比較的重要な役回りとして登場して来ますが、坂本龍馬と中岡慎太郎が京都の近江屋にて暗殺されると、二人が隊長を務めていた海援隊と陸援隊に隊長代理が必要となりますが、その際に海援隊の隊長代理を務めたのが陸奥陽之助(宗光)であり、同じく陸援隊のそれを務めたのが田中顕助(光顕)でした。

そのあたりのことについては、さきの田中顕助による「維新風雲回顧録」P.314あたりから書いてありましたが、ともあれ、この二人は共に、維新の志士としては、あまり恵まれた環境とは云えないところから出てきました。しかしその後、何らかの形で師匠となる存在を見出します。田中顕助は高杉晋作、陸奥陽之助であれば坂本龍馬といった具合ですが、これが、二人共同様に大きな影響を与えたのではないかと思われます。

そして、ここに来て思うことは「では、そうした影響とは、どのようなものなのであろうか?」ということであり、私がこれまでに当ブログ随所にて「文体の獲得」と述べてきましたが、あるいはそのようなこと(「文体の獲得」)も容易く出来るようになるような影響であれば、受けてみたいようにも思われてきます・・。

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2022年11月9日水曜日

20221108【架空の話】・其の101 【モザイクのピースとなるもの】【実習篇③】

では、スティッキー・ワックスで2枚の金属板の位置を固定しましたら、それをどこか安定した場所に置いて、次はロウ付け用埋没材の練和と型枠への填入を行います。これは、今までの基礎実習にて扱った石膏と同様の操作をしてください。こちらも箱に混水比などの記載がありますので、あとで見て参考にしてください。ええ、写メをしておくのも良いかもしれませんね。

それで、この規定の混水比で練和したロウ付け用埋没材は、泥状にて流動性がある状態のままで紙製の型枠に流し込み、そしてそこに、さきのスティッキー・ワックスにて固定した屈曲された2枚の金属板の両端を立てるのです。

やがて埋没材が硬化しますと、この試料、すなわち「埋没材に立てた2枚の金属板」の接合部、はじめにスティッキー・ワックスで固定した部位になりますが、この位置関係が精確なままで固定されているか確認するためにスティッキー・ワックスを除去して、位置関係固定の役割を硬化した埋没材に譲り、その位置関係の確認を行います。

では、とりあえず、この説明で大体の手順はお分かりになったと思いますので、金属板の位置固定が終わり、埋没材の練和の工程まで行った方は速やかにこちらのテーブルの方まで移動をお願いします。また、今回用いるこのロウ付け用埋没材ではバイブレーターを用いずに練和しても大丈夫です。しかし、それでもしっかりと手練和はしてくださいね・・。そして、その泥状のものをスパチュラにて一掬いしてガラス練板上の型枠内に振動を与えつつ流し込み、そこに、さきの位置固定をした2枚の金属板を植立させるのですが、この時は、植立場所が決まったら迷わず即座に立てることが大事です。

おお、もう埋没材の填入と植立まで行きましたか、早いですね・・。では、その出来た試料を、あちらのストーン・テーブルの上に、自分の試料であると分かる様にして置いてきてください。

その次の工程につきましては、また後程説明しますが・・あれ、こちらの班は皆さん女性ですか・・。ええと、以前にも鋳造実習などを担当しましたけれど、その時から、この班員構成でしたっけ・・。ああ、その当時から変わっていない。それでしたら私が気が付いていなかっただけですね・・。

お、また何人か金属板の固定の工程が終わったようですね。では、その固定した金属板は、何処か自分で分かる場所に置いてください。そして、次に埋没材の練和ですが、これは特に注意することは埋没材の混水比と、あとは大きな気泡をつくらないように、しっかりと手練和することです。

こちらにつきましても、作業を進めているなかで疑問などが出て来ましたら、随時尋ねて頂ければと思いますので、とりあえず、どうぞ進めてください。

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2022年11月7日月曜日

20221106 総投稿記事1880そして【架空の話】が100話まで至り思ったこと

昨日の【架空の話】東京訪問篇⑯の投稿により、総投稿記事数が1880そして【架空の話】は第100話の投稿となりました。そして次の現実的な目標である1900記事まで20記事となりました。これは毎日1記事の投稿により、今月中での達成も可能ということになりますが、私としては、そこまで急ぐ必要はなく、来月上旬にでも達成出来ればと考えています。とはいえ、また今後、体調を崩す可能性もあることから、作成出来る時は作成しておこうとも考えています。

さきに「体調を崩す」と述べましたが、これはコロナ罹患後からの感覚ではありますが、今に至っては概ね回復していると云えるものの、完全回復にまでは至っておらず、体のダルさや頭痛は未だに残っており、以前に述べた新型コロナ罹患後の味覚と嗅覚の変調と同様に、日を追うごとに良くはなっている感はあるものの、やはり何か違う感じがあります。そのため、さきの「体調を崩す」ことも、現実にあり得ることとして、おそれているのです。

以前にも述べましたが、過日罹った新型コロナウィルス感染症の際、発症二日目ほどまでは意識朦朧とした状態でしたが、その後、回復に向かう途中にて自分の感覚や意識が変化していることに気が付き、そしてその変化した意識に基づいて、これまでになかなか続きを作成することが出来なかった【架空の話】の続きも作成することが出来、そして昨日、どうにか第100話を投稿することが出来ました。

そのように考えてみますと、後遺症の程度は分かりませんが、他方において当ブログの作成に関しては、過日罹患した新型コロナウィルス感染症は、良い効果を齎してくれたようにも思われます。そして「人生万事塞翁が馬」「七転び八起き」「転んでもただでは起きない」などと、さまざまなコトバがありますが、何れにせよ、そうした「前向きな」気持ちで今後も引き続き、当ブログを進めて行きたいと考えています。

面白いもので、新型コロナウィルス感染症に罹患する以前の当ブログは、作成者側からしますと、煮詰まっていた感が少なからずあり、新たな着想がないスランプ状態の中で、色々と手を変え品を変えて作成してきたと記憶しています。あるいは異言しますと、現在作製している、こうした調子の文章を作成することは難しかったのではないかと思われます。

そこから新型コロナウィルス感染症により、頭のネジが少し緩み、こうした文章が作成出来るようになったとも思われます・・(笑)。あるいは頭のネジとは、意識による締め付けのようなものであり、そこから適度に解放されると、文章の作成といったこともスムーズに出来るようになるのかもしれません・・。

その意味で、多少の飲酒の習慣などは良いのかもしれませんが、私の場合、飲酒の習慣がなく、過日の新型コロナウィルス感染症が、まとめて、そうした効果を私に齎したのではないかとも思われます・・。すると、あの発症日からの2日間の意識朦朧とした状態には、飲酒による酔いにも似た、何らかの効果があったのかもしれません・・。

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2022年11月5日土曜日

20221105【架空の話】・其の100 【モザイクのピースとなるもの】【東京訪問篇⑯】

こちらから会食会場となる西洋料理店は徒歩にて5分ほどとのことであったが、多少早く着いていた方が良いと思い、我々はそのまま向かった。横断報道を渡り、神楽坂を少しのぼると左側に入る小さな道があり、その先すぐにある建物の2階に、会場となる西洋料理店の名前があった。

E先生と私は「ああ、あそこだ。」と店を見つけて安心し、それからはゆっくりと歩いて店に向った。建物正面の外付けの階段をのぼり、店玄関のポーチのようなところから、店内の様子を窺ってみたものの、よくは分からず、そこでドアを開けて店内に入ってみた。するとすぐに、黒いギャルソン・エプロンを着けた店員さんが「ご予約をなされたお客様でしょうか?」と我々に尋ねてきた。そこでE先生が「はい、おそらく20時からでCHの名前で予約されているのではないかと思いますが・・。」と返答すると店員さんは「あ、はいCHさまですね。既に何名様かお越しになられています。」と店内奥にある個室のように仕切られた会場に案内された。そして「CH様、お連れの方をお二人お連れしました。」と中に向けて云うと、我々に軽く一礼して、そのまま去って行った。

個室会場には既にCH院長がいることが分かったが、入口に近づくと中の話声から、3・4人程度はいることが分かった。そして個室内に我々が入るとCH院長から「ああ、K医専大の先生方はどうぞ、こちらへ!」と案内されると、そこはCH院長の隣の座席2つであり、さきほどS教授との電話決まった用件を伝えるためにもE先生はCH先生の隣に座り、私がその隣りに座ることになった。そして私の隣には、さきほどの院内案内に同行して頂いたTO先生が席に着いていた。

我々が席について、少し落ち着いてからスマートフォンを見ると19:51と表示されており、また会食場の残りの座席の具合から、これから到着されるのは、さきの話に出た共同研究を行っている理工学部研究室の方々とKA先生であると思われた。

そして実際、その数分後にトレンチ・コートを着た若干太り気味の男性と、ジーンズに青ボタンダウンの上にオリーブ色のM-65を着た若い院生らしき人物が、さきほどの我々のように個室に通されて来た。

このトレンチ・コートを着た男性には、その挙措動作がいかにも理系の研究者といった佇まいがあり、その目元には独特の厳しさのようなものがあった。また、体型はやはり若干太り気味ながらも、力士などにしばしばあるような固太りといった感じであり、マンガでの登場人物で云うと、かわぐちかいじによる「沈黙の艦隊」に登場するアメリカ合衆国大統領ニコラス・J・ベネットであったり、あるいは歴史上の人物で云うと、東京大空襲や我が国に対する爆撃機を用いた焦土作戦を指揮した米空軍のカーチス・ルメイ将軍に似ているような感じがあった。

もう一人の人物は、さきの私の読み通り、大学院生であり、未だこういった場には慣れていないといった雰囲気であったが、しかし、実のところ、その時の私もまた、そのような感じであったのだろう・・(苦笑)。

そうして残りの参加予定者はKA先生のみとなったが、CH先生はここで「ええと、顧問は「さきに進めてくれても大丈夫」とのことでしたので、皆さん飲物を注文して、あとコースも出して頂くようにしましょう。」とのことで、飲み物のオーダーを聞いてから、それを通した。

ここでも、よくあるように一杯目は車を運転する方以外は生ビールであり、私は元来、あまり酒類全般を飲まないが、一応、こうした場では出来るだけ周囲に合わせて飲むようにしている。

E先生の方は早々に一杯目のビールを飲み干していたためジョッキを下げようと取りつつ「E先生、次は何か注文しますか?」と訊ねた。すると「ああ、ちょっと焼酎があるか聞いてみて、あれば芋焼酎をロックでください。」とのことであった。すると、このやり取りを聞いていたTO先生が「E先生、ここには熊本に多い米焼酎も鹿児島に多い芋焼酎も置いてありますが、銘柄はあまり多くはありません。」とアドバイスを頂いたが、これにより彼が北隣の熊本県の御出身であることが思い出された。

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20221104 ブログ記事の作成を継続していて思う夢や希望について・・

本日は【架空の話】の続きを作成しようと考えていましたが、日中いくつかの出来事があったことから、それらを踏まえて独白形式で記事作成を行います。また、別件ではありますが、当ブログの総投稿記事数は1870記事を越えて、現在、年内での1900記事到達を目指して、なおも続けていますが、今後はおそらく、区切りの良い2000記事までは作成することになると思われます。

2000記事への到達とは、現在の私にとっては未だに全く現実感がありませんが、2015年6月に当ブログを開始した頃から考えますと、かなり進んだとは云えます。あの当時は7年以上当ブログが継続するとは考えていませんでした。とはいえ「100記事程度で終わるだろう」とも考えておらず、思い返してみますと、300記事ほどまでは「ともかく何か書かなくては・・」と、夢中で作成していた感があります。

やがて300記事まで到達すると「あれ、1年間は続くのでは・・?」と考えるようになり、そして400、500、600、700記事そして2年間の継続へと至りました。自らの体感としては、この2016年後半から2017年にかけてが、最もブログ記事作成に脂が乗っていた時期でもあり、また当時は、以前に幾度か当ブログにて述べたことがありますが、訪問診療に注力している某医療法人に勤務していた時期であり、平日は概ね、営業のため首都圏各地の歯科医院・医療法人を訪問していました。

この営業活動は主に歯科医院を含む医療法人・医療機関からの求人情報を得ることが目的でしたが、この活動については、どうにか成功と呼べるところまでは行ったと思われます。しかしながら、この活動も中途にて断念せざるを得なくなりました。

それは、現在となってみれば、あまり大きなことではありませんが、当時としては、自分なりに足を使って積み重ねたものが全て奪い取られるような感覚があり、それなりに落ち込んでいた記憶があります。しかし、考えてみますと、私の場合、以前から博士課程での指導教員にしろ、この営業活動にしろ、当初、そこまでは乗り気でなかったことに徐々に意識を向けて集中するようになってきますと、どうしたわけか、何らかの妨害があり、そして断念せざるを得ない状況となってしまうことが多いのです・・。

そういえば、私は何をやるにつけても、どこかしらから邪魔が入ることが多かったように記憶しています。

やがて、そうした思いを抱えて、ある程度の年齢まで行きますと、その思いは、ある種の諦念となり、そして、そこを起点として行動力や活力が急速に減衰してくるのではないかと思われるのです・・。

つまり、まさに自縄自縛により、自分のこの先の人生に対して、あまり希望や夢を見出すことが出来なくなってくるのです・・。

こうした思いは実に面倒であり、むしろ新型コロナウィルス感染症に罹患し臥せっていた時の方が、そうしたことを考えなくて済んでいた感もあります・・(苦笑)。

とはいえ、そこから回復した現在の私の人生の先に、果たして夢や希望といったものはあるのでしょうか?

・・そして、そこに至って再度、当ブログが浮上するのです。つまり、現在となっては当ブログをとりあえず進めること、そしてまた、幾つかの抱えている案件を、少しづつではあれ、良い方向に向けて進めて行くことが、私にとってのある種の卑近な夢や希望であると云えますが、しかし、これらも、ある程度まで良い段階にまで至りますと、またどこかしらから邪魔が入ってきて全て破壊されてしまうのではないかといった恐れが生じるのです・・。

その意味で、2010年に、私に対して何の断りもなしで、事後のまともな対応もなく勝手に指導教員を退職に追いやった、その「国家権力」に対しては、ある種の怒りを覚え、ここでこうして文章を書いていても頭が熱を持ち始めます・・。

あれは私が何か悪かったのだろうか?いや、そこで私の非を何かしら論い責め立てる方々は、これまでの見立て通り、我が国においては、ありがちとは云えますが事大主義の**野郎であると云えます。

また、さきの「全て破壊され・・恐れが生じる」といった思いは、ある種の「負け癖」でもあると云えますが、私の場合、もとがポンコツであることから、自分の性質に合致した仕事に就いていないと、どうやら、この「負け癖」が勝手に作動してしまうようであり、現在となっては既に遅いと思われる方々もいらっしゃるかもしれませんが、これをどうにか取り除くことが出来ればと考えています・・。

人生で失敗を何度か経験しても、七転び八起きにて新たなチャレンジで成功するといった物語は、たしかに良いと思いますが、しかし、そこに、あまり現実感を見出せなくなってくるというのは、以前にも述べた新型コロナウィルス罹患後の後遺症の一つなのでしょうか?あるいは、さきに述べた活力・行動力減衰の顕われであるのでしょうか?

しかし、それでもブログ記事の作成は継続します。たとえその行為が何に結び付くかは分からなくても・・。

そして今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
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