2020年2月28日金曜日

20200227 大戦争による効果?

ここ最近は日照時間も以前に比べて長くなり、また、気温も徐々に上がっているように感じられますが、他方で、世界規模での新型コロナウィルスの感染拡大による、さまざまななイベント開催の延期・中止が相次ぐことから、現在の世情を表すコトバとしては「戦々恐々」が適切ではないかと思われます。

とはいえ、そうした中、私の方はよく移動しており、そこから、たしかに疲れが溜まっているのか普段とは違ったようなダルさがあると云えます。これはさきのウィルスと関係があるものか分かりませんが、いずれにしても今週末はゆっくり休もうと思います。

しかしながらブログの方は書き続けなければなりません・・(苦笑)。今月中に本投稿を含め、2記事作成する必要がありますので、これを出来るだけ早めに済ませたいと思うところです・・。

さて、先日来から読み進めていました岡義武による「国際政治史」は本日ようやく読了しました。第二次世界大戦が終結し、その後、資本主義・共産主義の二陣営による冷戦体制に至るところで当著作はむすびとなっていますが、この前段階である第二次世界大戦時においては、さきの記事にて述べたように、所謂、帝国主義の続きであると云え、その意味で、この終戦を境として、各国は帝国主義的な政策を少なくとも表立っては、とれなくなっていったと云えます・・。

そして、その主たる原因と思われるのが、それまで植民地であった主に東アジアの国々が第二次世界大戦時に一時的ではあれ解放され、戦後、植民地的な支配の継続が困難になったからであると思われます。

また、これと類似したことは、ナポレオン戦争時および、その後における南米大陸諸国にも云えるのではないかと思われます。これらの国々は、それまでは多くスペイン・ポルトガルの植民地でしたが、フランス革命からナポレオン戦争に至るまでのヨーロッパ全土における争乱の影響により、それまでの支配体制が不安定となり、こうした事態に至ったと云えますが、20世紀の第二次世界大戦は東アジアの国々において、同様あるいは類似した効果を持っていたのではないかと思われます。

今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。
日本福祉大学オープンキャンパス

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