また、名古屋には文系院時代からの友人のご実家があり、彼は博士課程にて北海道に渡り、そこでどうにか学位を取得されてから、名古屋のご実家に戻り、アルバイトをしながら求職活動を続けていた。
私としては、もちろん学会発表は重要であったが、また同時に、こうした機会に長らく会っていなかった友人に出会うことも同様に重要と考え、そして楽しみにしていた。
待ち合わせをしたのは、たしか夕刻過ぎの名古屋駅の近くであった。私は学会出席のため、着慣れない一張羅のスーツを着用していたが、待ち合わせ場所で見つけた友人は、上下ジャージ姿にて頭にはタオルを巻いていた。
このスタイルからは、かねてより、私が知っている当人との間にギャップは感じられなかったが、同時に、体育会系の色彩がより強まったように感じられた。ちなみに、この友人は御自身の思想を実践するためか、博士課程院生時に体育会運動部に所属し、研究との両立をはかってきたわけであるが、そのためか体格は以前よりも幾分か良くなっているように見受けられた。
そして、二人とも夕飯をまだとっていなかったことから、地元で有名とされるお店に入り、食事を済ませてから喫茶店に入り、互いに最近の出来事などを話した。
それによると彼は、ご実家の近くの板金工場にてアルバイトとして働き、そして月に何度かは地元の公立大学にて何らかの科目の講義を受け持たれているとのことであった。また、大学教員の公募は帰郷以来応募し続けてはいるが、まだまだ学位取得後1年も経っていないことから、そう簡単には決まらないだろうとのことであった。
私の方は、研究室での色々な出来事などを話し、また、先の展望なども話したものと記憶しているが、当時は既に師匠も退職されることになっており、私としても他面において色々と自分の身の振り方について検討しなければならない状況であったと云える・・。
とはいえ、この喫茶店でのハナシは久しぶりということもあり、かなり盛り上がった。
現在になり考えてみますと、2010年当時は双方共に、かなり夢があったと思われるところですが、私の方は何故かそれを思い出して、こうしてブログ記事としています・・。
ちなみにこの友人は私にブログ記事の作成を勧めてくださった方の一人であり、文系院の頃から、色々と無茶でおかしなところがある私に合わせてくださっているのか、お世話になっていると云えます・・。
ともあれ、こうした経緯もありますので、もうしばらくブログ記事の作成を続けてみようと思います。
今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
日本赤十字看護大学 さいたま看護学部
祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
*鶴木クリニックでのオペ見学につきましても承ります。
連絡先につきましては以下の通りとなっています。
メールアドレス: clinic@tsuruki.org
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どうぞよろしくお願い申し上げます。