2018年10月1日月曜日

20181001 精神の分断化により分かること・・「教養」について

不思議なことであるのか、久しぶりに人文社会科学系分野の、ある程度深いハナシを聞きますと、その後しばらく世の中で話されているコトバが少しボヤけて聞こえてきます。

これを異言しますと、話されている内容は音声としては理解出来るのですが、そこから、より意味を持つ言語として抽象化される段階がしばらくの間、麻痺するのか、おかしくなるいった感じになるのです・・。

この感覚は、これまでにしばしば感じてきたことですので、実際に何らかの内面における変化・作用があると思われますが、同時に、それをこのように言語化して表出したことは、これまでありませんでした。

また、そこまで書いており、不図思い出したことは、先日の和歌山における勉強会にて議論・対話をしている際、実に自然に、ある程度学術的であり、且つ、ここ最近その知見に触れていなかった分野の知見・意見が自身の口から【流れ出るように】話されたことです・・。

こうしたことは、その場ではあまり意識出来ないのですが、後になり『そういえば、あの時の私はよく、あんなことを憶えていたな・・。』といった感じで思い出されるのです。

あるいは、もう少し若い頃に関しては、そうしたこと意識化・対象化する必要のない、意識が分断されていない生一本のままの自分であったのだと云えます・・(苦笑)。

こうした自身の意識に対する意識化・対象化といった、ある意味、精神の分断のようなことが生じたのは、おそらく、ここ数年のことであると思われます・・。また、こうした内面の変化は、この程度の年齢になりますと自然に生じることであるのかもしれません。そして、そうした中で、ここ最近、触れていなかった分野での知見・意見が自身の口から自然に話されたことは、さきに述べた生一本であった以前の頃に比べれば、いくらか驚くべきことであったのかもしれません・・。

そして、おそらく我々が用いている「教養」というコトバの本来の意味は、こうした精神の変容の前後を貫くものであるように思われるのです・・。他方、ここ最近は教養というコトバもインフレによってか、随分変容してしまったようにも思われるのですが、さて、如何でしょうか?
~書籍のご案内~
増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5

医歯薬出版株式会社


~勉強会の御案内~
前掲著作の著者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の歯科材料を対象とした勉強会・講演会の開催を検討されておりましたら、よろこんでご相談承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

勉強会・特別講義 問合せ 連絡先メールアドレス
conrad19762013@gmail.com 

どうぞよろしくお願いいたします。

数年前より現在に至るまで、日本列島各地にて発生した、さまざまな大規模自然災害により被害を蒙った地域の速やかな復旧、およびその後の復興を祈念しています。

今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
また、よろしければ、顔見知りの大学関係者の方々に一般社団法人大学支援機構さまのことを是非、お知らせください。どうぞよろしくお願いいたします!










20180930 台風のなかで思ったこと、昨日からの続き?

本日の徳島は昼頃より夜半に至るまで終日、台風による暴風雨といって良い状況であり、昨日多少無理をしてでも和歌山より帰着して良かったのかもしれません。

ともあれ、そうした事情から本日はほぼ終日を通し外出が不可能とも云える状況であり、昼過ぎに一度外出をしようと通りまで出ましたが、そのわずか数十メートルにて、傘が用を為さないことを悟り、また、早くも靴内に浸水してきたことに気が付き、早々にひき帰し、台風が去るまでおとなしくしようと心に決めた次第です・・(笑)。

一方で、当ブログに関しては昨日投稿分の記事が思いのほか、多くの方々に読んで頂いておりました。これを読んで頂いた皆さま、どうもありがとうございます。そして、当記事に掲示させて頂いた一般社団法人大学支援機構さまの試みは、今後の大学における研究の仕組み・あり方などを変えていく可能性をも秘めていると思われるため、更なる認知度の普及、興隆が望まれることろです。そして、出来るだけ多くの方々からのご支援・応援を頂くことが出来ればと思っています。

そして、この機構を利用するのに適した組織について、もう少し、その具体像について考えてみますと、企業など営利組織との共同研究を行う機会が多いとは云えない、人文社会科学系分野を主軸とした大学、あるいは地方に立地する大規模でない創設より未だ間もない医療・介護系の大学であるように思われます。そして、より多くの大学が、こうしたプラット・フォームを利用することにより、更なる組織横断的な連携が生じ、当初、思いもしなかった有益な相乗効果を生み出す可能性もあると思われますので、たとえ仮定であっても、こうした今後の社会の様相を想定した取り組み、組織は、少なくとも存分に活動して欲しいところであると考えますが、さて、如何でしょうか?

また、つい先日、SNSと連携した記事が、文系院時代の知人に読んで頂いていることが認められましたが、これが、昨日の和歌山にて開催された勉強会と関連があるのかないのか分かりませんが、これは多少不思議に思われた出来事です・・(笑)。

ともあれ、今回もまた、読んで頂き、どうもありがとうございます。そして、読んで頂いてる皆さま、よろしければ、顔見知りの大学関係者の方々に、さきの一般社団法人大学支援機構さまのことをお知らせくださいませ。どうぞよろしくお願いいたします!


また、それと同時に毎度のことながら、我が師匠による歯科材料あるいは今後の歯科材料事情についての勉強会、特別講義の方も、どうぞよろしくお願いいたします!


勉強会・特別講義 問合せ 連絡先メールアドレス
conrad19762013@gmail.com 
どうぞよろしくお願いいたします。


数年前から現在までに、日本列島各地にて発生した、さまざまな大規模自然災害によって被害を蒙った地域の速やかな復旧、および、その後の復興を祈念しています。


今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。


~書籍のご案内~
増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5