また、今後、6月22日までは、この感覚との均衡を保持するためにも毎日の記事投稿ではありませんが、2~3日に1回は記事の更新を継続していこうと思います。しかし現在、まだ何もこれから作成する記事題材について考えていませんが、このようにPCの前に座り、文章を作成しつつ、次の流れをどのように展開させていこうかと、半ば無意識ながらに考えている、この状態がなかなか面白く、自身は好きであるようにも感じられるのです・・(笑)。
この状態を面白いと感じることがなければ、おそらく、これまでの記事作成の継続は出来なかったと思われますし、あるいはまた、記事作成の継続により、そうした感覚を楽しむことが出来るようになってきたのかもしれませんが・・。
何れがニワトリかタマゴか分かりませんが、何れにせよ、そこに『興味』があったからこそ、どうにか続けることが出来たと云えます。また、この興味とは、本質的には損得勘定を抜きにして自身の内側から湧き起こる能動性・力のようなものの方向性であるように思われます。
私は幼い頃より歴史に関しての書籍が好きであり、くわえて、途中からは、ある種の文学なども好むようになり、それが現在に至っていると云えますので、分類してみますと、根っからの人文社会科学系の人間であると云えます。
しかしながら、この性質は小中高を通して、あまり満たされることはなく、学校の授業での歴史・文学(現代文)などは特に面白いと感じたことはありませんでした。また、そうしたこと(歴史・文学)を友人らとの話題としても、あまりハナシは展開することは少なく、どちらかといえば、つまらなく感じていたと云えます・・。(しかし、これに関しては、中学校時代は日本全国相対的に見れば、かなり恵まれていた方ではないかとも思われますが・・。)。
ともあれ、そうした次第にて、この方面での楽しみが充足されることは半ばあきらめつつ、体育会の運動部に属し、主にダミー・チームにてブロックされたり、タックルされたりといった日々を数年間すごしてきましたが、引退1年前の春に文系の師匠に会い『世の中には私が興味を持っている分野に関して、これほど知っている人がいるのか・・!』といった驚愕とも云える感覚を持つに至り、以降、当時の体育会にて培った体力にものを言わせ、自身としては出来る限りの書籍を読んできたように記憶しています・・。
また、あの時期がなければ、おそらく読書好きの運動部員のままであり続けたのではないかと思われます。そして、何が原因となり、そうした能動性の方向への起動が生じたのかと考えてみますと、それは、さきにも述べたことですが『興味』そして、その強さではないかと思われます。つまり、自分の中にあるホンモノの『興味』の対象を見つけることが自然科学系・人文社会科学系であれ、とても大事なことではないかと思われるのです・・。受動的態度が望ましいとされる我が国では、あまり重視されないのかもしれませんが、個人としての持続可能性を考慮した場合、これが重要であると考えます。また、このテーマはスタンリー・キューブリック監督の『時計仕掛けのオレンジ』の主題とも被るのではないかと思われました・・。
そして、そこから多少迷信じみた意見にはなりますが、自分では未だ確信がなくとも、そうした『興味』の対象の近くにいますと、おそらく自然とその師匠が現れるといった摂理のようなものが世の中にはあるのではないかと私には思われるのです・・(笑)。【小林秀雄もそのようなことを何処かで述べていたと記憶しています・・。】
これまでにも何度か述べてきたことであり、また自画自賛とも聞こえるかもしれませんが、私は師匠運に関しては、かなり良いのではないかと考えています。あるいはまた、この師匠運によって、これまでの継続的な記事作成もどうにか出来たのではないかと思われるのです(皆さまに読んで頂けるような記事を作成出来ることは、師匠等のおかげでもあるのですから・・。)。
今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。
数年前より現在までに日本列島各地において発生した大規模自然災害によって被害を被った地域のインフラの回復および、その後の復興を祈念します。
~書籍のご案内~
昨年暮に師匠による著作が医歯薬出版より刊行されましたのでご案内いたします。どうぞよろしくお願いいたします。著書名:『CAD/CAMマテリアル完全ガイドブック』
ISBN978-4-263-46420-5