2022年4月22日金曜日

20220421 ブログ記事作成に際して意識化(文章化)される相・層について

現在の総投稿記事数が1761記事であることから、今月4月内で、出来るだけ1770記事に近づけることを今月の目標として、今後しばらく進めていこうと思います。さて、相変わらず、就寝前や移動時にて、いくつかの書籍を読み進めていますが、今回は、かなり久しぶりに我が国の古代史を主題とした著作を読んでいます。久しぶりに読む分野の著作は当初、その文中に出て来る独特のコトバに慣れず、しばらく、読み進めるのに苦労をしますが、しばらく読み進めていると、徐々にそうしたコトバにも慣れて、スムーズに読み進めることが出来るようになりますが、しかし同時に、著作を読み進める集中力のようなものが、以前ほど続かなくなってきたようにも思われます。そのため、その他の著作も併読しているわけですが、こちらは、さきの古代史の著作と比べると、和訳された著作ではあるものの相対的に読み易いと云え、また、そこに書かれている記述には、しばしば、現在、東欧にて続いている戦争にも関連性があるのではないかと思われるものがあり、こちらはこちらで大変興味深いと云えます。

ともあれ、今回は上述のような独白形式にて記事作成を進めてきましたが、こうして作成する文章には、ある種の相・層のようなものにあるようで、たとえば、昨今であれば、日中の移動中にて考えていたことは、そのまま文章化して、当ブログの記事となることはありません。以前であれば、ブログのネタ帳のようなものを持ち歩いており、何か(自分なりに)面白いことが思い浮かぶと、それを書き付けて、それを後に見直してから、夜半に、当ブログの記事作成を行ってきましたが、それは当初から約2年間ほど続いて、そこから後は基本的にネタ帳などを見ないで記事作成を行うようになりましたが、あるいは、さきに述べた文章の相・層に速やかに至るためには、このネタ帳のようなものは有益であったのではないかと、考えることが度々あり、これは、今後のさらなる効率的な記事作成のためにも、あらためて検討してみようと思います。

さて、このように、これまで1700以上のブログ記事を作成・投稿してはきましたが、こうした記事作成に関する試行錯誤や右往左往は今なお続いており、また、自分の文体を確立したといった実感は全くありません。7年近く継続していても、こうした様子ですので、計画的な記事作成を行っていれば、もっと早期に自身の文体を確立出来たとも云えるのかもしれません・・。しかし、こうした、外から訪れる、いわば相転移のような大きな経験に関しては、あまり人為的に急かすような性質ではないように思われるのです。しかし、未だ経験していませんので分かりませんが、文体の確立といった経験は、感知できるような性質を持っているのでしょうか。あるいは、感知出来ない性質のものであるならば、何故「文体の確立や獲得」といったコトバが生まれたのでしょうか・・。

といった様子で、当ブログのことを考えている相・層もあり、それを意識化しますと、上記のような文章になりますが、それと同時に、他の相・層にあると云える、さきに挙げた、現在読み進めている我が国の古代史に関しての著作は、その題名から、当初、主に古墳時代を扱った書籍であると思われたのですが、実際読み進めてみますと、その前段階と云える主に弥生時代に列島内に広がった水稲耕作社会についての記述部分が思いのほかに長く、120頁を過ぎた今なお、その部分を読み進めています・・。しかし、面白いもので、こうした記述を読んでいますと、また徐々に、以前に知っていた、その分野での知識が、記憶のなかで生気を持ち始め、そして、読み進めている文章の記述と、思い出された当該分野での知見による、すり合わせ、検証のようなことが為され、加上され、新たに編集された知見となったり、あるいは初めて読む知見であることから、とりあえず保留して、憶えておくようにしますが、しかし、こちらの記述を読んでいて面白いと思ったことは、ある遺跡名などが出てきますと、それが以前に読んだ著作に記されていて既知である場合は、自然、その遺跡の概要、特徴が思い出されるのですが、その想起された概要や特徴は、概ね合致しているか、あるいは間違っていないのです・・。

しかし、そうした遺跡に関しての情報は、常時意識にあるわけではありません。しかし同時にそれ等情報は、私の記憶の中にあったと云えるのです・・。

そして、そうした書籍を読み進めて出て来たコトバから、それに対応する以前に知った情報を記憶の中から検索して意識上にあげるという行為を継続して行きますと、その行為を通じた中で、ある種のパターン認識のようなものがあるのではないかとも思われてくるのですが、こうしたことに関しては、何かしら手技を伴う実験とも似た要素があるのではないかと思われるのですが、さて、如何でしょうか?

今回もまた、ここまで興味を持って読んで頂き、どうもありがとうございます。
順天堂大学保健医療学部


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ISBN978-4-263-46420-5

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