2023年3月12日日曜日

20230311 やる気や情熱を減衰させるものについて

当ブログをはじめてから、およそ7.75年となり、またその間での総投稿記事数は1960程度であることから、その間、10日のうち7日は1記事ずつ投稿してきたことになります。そして今後は40に満たない新規記事投稿により、目標とする2000記事に到達出来るわけですが、昨今、それが現実味を帯びてきたことからか、あるいは他の理由によるものか、記事作成への「やる気」や「情熱」がさらに減衰したように感じられます。端的には「ここでわざわざ記事作成などしなくても良いのではないか・・」といった思いが強くなったということです。しかし以前であれば、こうした怠け心を起こす思いを除去する他の思いがいくつかありましたが、ここ最近は「若さ」が失われたことよるのか「反発心」のようなものが減衰したように感じられるのです。

たしかに当ブログ開始から1000記事到達までの3年間ほどは、さきの「反発心」あるいは「勝手な義務感」によるものであるのか、自分なりにではありますが、頻繁に新規での記事投稿をしてきました。そしてまた、この時期は現在とは異なり、そこまで労せずに記事作成に集中することが出来ていたと記憶しています。つまり、当時は「やる気や情熱」によって記事作成を行っていました。その点において、昨今は、これまでにも当ブログにて述べているように気力が減衰した代わりに、それまでのブログ記事作成を通じて培った技術のようなもので、どうにか継続しているといった状況であると云えます。

この気力の減衰は、ある程度巨視的に眺めれば、仕方のないことであるのかもしれませんが、未だ目標とする2000記事を目指している私としては、出来ればまた回復したいところです。しかしブログ記事の作成のような個人的な活動には、回復に繋がるような参照し得る過去の自らの事例といったものがなく、そこから闇雲あるいは泥縄式に、どうにか現在に至るまで続けてきました。そして、そのうちに「やる気や情熱」が再起してくるのではないかと期待していますが、残念ながら現在に至るまで、その気配のようなものはありません・・(苦笑)。

くわえて、さきの「気力の減衰」に関連して、数日前にネット上の報道動画で知った某芸能事務所に関連した一連の報道、そして、それらに対する国内各テレビ局の反応を見て、近年では珍しいほどの嫌悪感あるいは絶望感とも云えるような、ネガティブな感情をおぼえました。

未だに先が見通せないコロナ禍、そして1年以上続く宇露戦争によって心が荒みがちと云えることから、そうした嫌悪感などの悪感情を抱き易くなってしまっているのかもしれませんが、しかし、この事件(事件であるかどうかが問題であるのかもしれません)に対する国内外での反応を、既にここ1年以上続いている宇露戦争に関しての報道サイト・動画などを閲覧・視聴する習慣を転用して眺めたところ、何と云いますか、我が国のことがほんの一刹那、あたかも別の国のように感じられたのです。そして、この感じを受けてから「あ、これは我が国日本のことを報道しているのだ・・」とすぐに気が付いて我に返った時に、さきのネガティブな感情が生じるのです・・。

また、こうしたことはおそらく、個人レベルでの会話においても見受けられ、こうしたことを巧みに、あるいは半ば無意識であるのか分かりませんが、会話に織り交ぜて他者を攻撃することは、我々の社会全般においてもしばしば見受けられることです。

こうした、いわば相手に攻撃を悟らせつつも、その実名を用いないことにより、その相手からの攻撃な反応を免れようとすることは、おそらく、世界各地で見られる、それなりに普遍化された、ある種の技術であるのかもしれません。しかし同時に、こうした行為に対し「良心の呵責」のような、抑制的に働く情動が惹起されずに、そして、それが常態化するようになりますと、さきに述べた「やる気や情熱」といったものが徐々に減衰し、そして枯死してしまうのではないかと思われるのです。

その意味において、当記事は、まさに前述の「相手に攻撃を悟らせつつも、その実名を用いないことにより、その相手からの攻撃な反応を免れようとすること」とも云えることから、こうした記事はあまり作成しない方が良いのかもしれません・・(苦笑)。

しかしそれでも、そうしたことを承知のうえで、ネガティブな内容とも云える当記事を投稿する背景には「さきの嫌悪感や絶望感は、この先に癒され、寛解するものか分かりませんが、何れにしても忘れない方が良い」といった思いがあるからです。そしてまた私見としては、それが、歴史などの事実による過去の記録が、たとえ、それが悲惨なものであったとしても重視される理由とも繋がるのではないかと考えますが、さて、これもまた実際のところはどうなのでしょうか?

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!

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