しかし、そう思うと今度はなかなかそのネタが思いつきません・・困ったものです(苦笑)。」
B「Aさんのブログはここ最近連投気味で書かれていたようなので、そろそろブログも年おさめをしても良いのではないのでしょうか?
それでまだ今年は終りませんが、これまで約半年での表示回数、閲覧者数はどのような感じになりましたか?」
A「ああ、これまでの表示回数は81600程度で、閲覧者数は20700程度になりました。
半年でこのくらいというのは多いのかどうかわかりませんが、まあ書いているブログの内容からすれば上々の出来ではないかと思っています・・(苦笑)。」
B「はあ、そうですか・・そのくらいの表示回数、閲覧者数は悪くないと思いますが、今後それを増やすためにブログの方向性などを変える気はありますか?」
A「・・ううむ、これまでに書いた対話形式のブログで大分慣れてきましたので、特に必要性が生じないかぎり、とりあえずこの調子で書き続けてゆこうと思いますが・・あるいはそういった形式的なことでなく、他のことについてですか・・?」
B「いえ、ただ何となく聞いてみただけですので、あまり気にしないでください(笑)。
それでも半年ブログを書いていますと、書くことが習慣になってきませんか?」
A「ええ、そうですね(笑)。
ブログを書きはじめた頃は、正直書くのが大変面倒くさかったです・・(苦笑)。
それでも何とか書くことを続けるために、読んだ書籍の抜粋、引用を行った次第なのですが、これはこれでかなり勉強になったのではないかと思います。
そして、それではやはり自身の文章でないために、色々と試行錯誤、苦心の結果、この対話形式にたどり着いたわけです・・。」
B「はあ、そうだったのですか・・。
それでも、私個人の意見ではAさんの対話形式は結構いいと思いますよ。
つまり我々は、分野は違いますが、自身の考えを文章にて表現することを学んできましたよね?
そしてその背景には依拠とする信頼に値する知識が必要とされます。
また、この信頼される知識およびその体系とは、各個人の研究、学習活動によってのみ獲得されますよね?
これはネットがいくら発達してもその基本は変らないと思います。
そして自身がある程度こうした活動をした人であるならば、他者と話していても、その獲得、修練の程度が何となくわかってくるのです・・うまくいえませんが・・(苦笑)。
それでも、このことは以前Aさんのブログに書かれていましたよね・・?」
A「ええ、そうですね・・今の指摘はおっしゃるとおりです(笑)。
それでも、何故それと私の対話形式のブログが悪くないというBさんの評価に結びつくのですか・・?」
B「・・それは思考する文章とは、問題提起、思索、暫定的な仮説の定義そしてさらな問題提起、思索・・となり、たとえるならばドリルのように問題を掘削してゆくようなものではないかと思います。
そして、それは他者との対話であれ、自問自答であれ、その根本においては対話があると考えます。
それ故、Aさんの対話形式のブログは思考の基本に忠実であるという意味で、いいと思った次第なのです。」
A「そうしますと、個人の研究、学習活動によって獲得した知識を自問自答あるいは他者との対話によって有機化、血肉化し見識とするということでしょうか?」
B「ええ、まさしくそうです。
これはうまくわたしの先ほどの発言を補完していただいた感じになりますね(笑)。」
A「いえ、これもBさんの問題提起の仕方が上手いからではないでしょうか?
ですから、案外こうした対話、問答の良し悪しの行方とは、互いが変な駆け引きナシで用いる言語の語義に忠実に議論することに因ると思います。
つまり、言語化以前の混沌とした思考とは、明晰に言語化されることにより、はじめて受肉、具現化し、他者との対話、問答に供されるに値するものとなるのではないかと思います。
そして実はこの過程が案外重要ではないかと最近思います・・。」
B「そうですか、それはどうもありがとうございます(笑)。
また、おっしゃることは肯定できます。
しかし、先ほどいいました対話によって相手の知識獲得、修練の程度がわかるというのは、また少し次元が違うのではないかとも思いますが・・。」
A「・・たしかにいわれてみますと、それはそうかもしれませんね。
しかし、それはどのようにして判断しているのでしょうかね?」
B「それはよくわかりませんが、テレビなどの会話を聞いていますと、何だか大変無理をしているように聞こえることがあります・・。
しかしながら、私がこのように感じるのですから、他にもそう感じている方は多いのではないかと思います。
ですから現代は芸能人の方々にとっては辛い時代になってきたのではないでしょうか・・?」
A「しかし、だからといって知性、教養に対し敵対的、攻撃的に出て、反知性的な態度を貫き通そうとするのは、さらにこうした状態を悪化させるのではないかと思います・・。
であるからといって、どうすれば良いのかは分かりませんが・・。」
B「ええ、それはたしかにそうなのですが、その一方において医療ドラマ、マンガがここまでもてはやされるのも、どうかとも思いますけれども・・?
あれは結局、一般的に医学部が最も知的、有益であり、セレブ?的であるところからきているのではないでしょうかね?
たしか工学部の教授を主人公にした小説がありましたけれども、もう少しマニアックな視点のそうした小説、マンガ、ドラマがあっても面白いのではないかと思いますけれどもね・・(笑)。」
A「ああ、それはたしかに面白い試みですね・・Bさんも御自分の研究の合間に何かそういったものを書かれてみてはどうですか(笑)?」
B「ええ、それは面白いですね・・しかし、それでしたらAさんもそういった内容のものを今後書かれてみては如何でしょうか?」