2022年3月5日土曜日

20220305 継続的な文章作成の基礎にある口語的な経験について

ここ数日の首都圏は、やや春めいてきて、日中は過ごし易かったですが、陽が陰ると、やはり寒く感じられます。ともあれ、そこから、もう寒さの底は過ぎたのではないかと思われますが、これからがまた、三寒四温といった感じで、徐々に暖かくなっていくのだと思われます。

また、この温暖化とは逆行するかのように、先月24日に第二次世界大戦以来最大規模とされる戦争が、東欧地域にて勃発したことは、私の気分を暗鬱としたものにします。果たして、この戦争はどのようなカタチで展開し、そして終わり、さらに、そこから極東地域に対しては、どのような影響が生じるのでしょうか?

今回の戦争が、我が国に対しては直接的な災禍をもたらさなかったとしても、その後、これに類する出来事あるいは国際間での争いは、ここ極東地域においても、近年のうちに生じる可能性は十分にあると思われます。

そして、そうした事態を認識し、さらには、ほんの少しであっても先(未来)を見通すためには、私見となりますが、歴史などの人文社会科学に対する、活きた、あるいは能動的な興味を抱き続けることが重要であるように思われます。

一連の投稿ブログ記事やツイッターでの投稿をご覧頂きますと、ご理解頂けるかと思いますが、現在の私は取得学位の分野よりも、いくつかの人文社会学分野の方に興味関心があり、それは学位取得の2013年から応力緩和のような現象として徐々に進行し、そして当ブログをはじめた2015年からは、まさに当ブログの作成によって更に拍車が掛かり、現在の状態に至ると云えます・・。

とはいえ、であるからといって、学位取得分野での研究活動をはじめとする全ての活動が無意味であったとは全く考えておらず、あの分野でのさまざまな活動があったからこそ、たとえば、現在に至るまで断続的にではあれ、当ブログにて投稿している一連の【架空の話】は作成出来ているのだと云えますし、おかげさまで、この【架空の話】は、総じて自身作成の記事としては、比較的多くの方々に読んで頂いています。くわえて、以前にも述べましたが、何人かの方々から「読んでいるよ。」とも伝えて頂きました。

文章の出来不出来などは少なからずあるとは思われますが、それでも、この【架空の話】は、概ね自身の経験に基づいており、作成している最中に、突如として当時の記憶が想起されることがあり、そこから、記憶というものの不思議さを感じることも度々あり、また、そのようにして思い出した中で「何時頃から私は、現在に至るまでの当ブログを続けることが出来るようになったのだろうか?」と考えたことがことがありましたが、これはやはり在鹿児島時代であるように思われ、就中、大学や専門学校での「歯科理工学実習」や、専門学校での「歯科英語」の講義経験が私にとって大きかったのだと思われます。

つまり、それまでの私は、何と云いますか、人前にて手を動かしつつ、話し続けるような3時間を過ごしたことはなく、また、それ以前に大勢の前で話すための自分のスタンスもなかったことから、YouTubeにて視聴していた宮台真司先生や、同じく小林秀雄や、ポッドキャストにてよく聴いていたJ-WAVEのDJであるピストン西沢氏などの話し方の真似を試みていましたが、出来の巧拙は別として、当時はそうしたこともマジメに努力していたことが思い出されます・・。

しかし、その努力によって、話し方がどうにか上手くなったとしても、その内容がある程度充実し、且つ論理的なものでなければ、自身としても不甲斐ないと思われたことから、当時の私は、そうした話し方にくわえて、自分なりに精一杯努力をして話していた記憶があります・・。

とはいえ、肝心のその内容についてですが、おそらく通常であれば、歯科理工学実習の内容に関連した学術的な内容の話をしつつ実習を進めるべきであったのでしょうが、当時の私は、教科書や実習指導書等に書かれた内容以外にて、そうしたことを面白く、自分のコトバにて話すことは困難であり、そこから自然と、当時も(あるいは現在以上に)好んでいた人文社会科学分野での話をよくしていました・・。

もちろん、教科書や実習指導書、さらに当時は先端の英語論文も読んでいたことから、実習分野と関連する学術的な知見や自分の研究領域、およびそれに近い分野のことについては、ある程度話すことが出来ましたが、しかし、それだけでは所定の3時間を費やすことは出来ません。くわえて、それは数カ月にわたって続くのです・・。

また、このことにつきましては、後日あらためて記事を作成しようと思います。本日に関しては昨日と同様【架空の話】の続きを作成しようと考えていましたが、ここで述べたことは、また何処かで、あらためて文章化することもあると思われたことから、とりあえずはドラフトとなるものとして、ここに作成しました。

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
順天堂大学保健医療学部


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