そして、これからまたブログを書き続けるのかと考えてみますと、多少憂鬱にもなりますが、他方で、ここでキレイに記事作成を止めることには、さきの憂鬱以上に気が咎めるものがありますので、またしばらくは記事作成を継続します。これまで読んで頂いた皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
去る四月からブロガーでのブログ記事をアメーバブログにおいても投稿していますが、アメーバブログの場合、記事を読んで頂いている方々が分かるのは大変興味深いのですが、自身としては、このブロガーでの記事作成の方が慣れているため、今後も基本的にはブロガーを基軸として記事作成を行っていこうと思います。
さて、既に八月に入り暑い日々が続いていますが、最近は以前にも述べました中路啓太著「ロンドン狂瀾」上巻を読み進めています。先日読了した「プラハの墓地」と比べて読み易く、既に上巻300頁程度まで至りました。これは自分があまり知らない時代を背景として、且つ、興味を持っている時代と繋がる時代でもあることから、読み進む速度が速くなっているように感じられます。
くわえて、もう一冊、先日の東京出張の際に購入したのが横溝正史著の金田一耕助シリーズ「獄門島」であり、この著作は自身にとって、さきの「ロンドン狂瀾」よりもさらに読み進める速度が速く、昨日夜半に読了しました。
映画をはじめとする映像作品での金田一耕助シリーズはかねてより好きであり、よく観ていましたが、その原作である書籍を読むのは今回がはじめてであったことから、さきとは異なる要因により、より能動的に読み進めることが出来たのではないかと思われます。
ともあれ、横溝正史による金田一耕助シリーズのうちの多くは映画・映像化されており、「獄門島」も数度映画化されいます。私はこのうち1977年に公開された市川崑による作品を何度か観たことがありましたが、それらを比べて、先日読了した書籍と犯人が異なっていたことに少し驚かされました。
また、それらをもう少し進んで比較してみますと、終戦(敗戦)直後という時代背景、および島という閉鎖的な環境から、犯人は書籍版の方、つまりオリジナルの方がより相応しいように思われ、また同時に、犯人の設定がオリジナルであることにより、事件全体の背景にある、何と云いますか、かつての我が国社会が持っていた、ある種のおどろおどろしさ、不気味さのようなものが、より強調されるのではないかと思われました。
また、かつての我が国社会が持っていた、おどろおどろしさ、不気味さを特徴的に作品内に描いている著者として夢野久作が挙げられると思われます。それら作品のうちで特に一連の金田一耕助作品の世界観、否、背景となっている社会に親和性を持っていると思われるのが短編集「いなか、の、じけん」であり、これらの作品を読んだ後、続けて現代の我が国社会にて生じているさまざまな出来事・事件を比較し、考えてみますと、その結果が悲観的、楽観的何れかになるか分かりませんが、それなりに面白いのではないかと思われます・・(笑)。
今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。
日本福祉大学
オープンキャンパス
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祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
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前掲書籍の主著者である師匠による歯科材料全般あるいは、いくつかの歯科材料に関しての勉強会・講演会の開催を検討されていましたら、ご相談承ります。師匠はこれまで長年、大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。
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conrad19762013@gmail.com
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