2020年9月28日月曜日

20200928 1390記事の到達:文体の確立・獲得を実感する時?

 おかげさまで、今回の記事投稿により総投稿記事数が1390に到達します。そしてまた、この調子にて記事作成を継続しますと、おそらく来月中には1400記事に達することが見込まれます。

とはいえ、今後近いうちに1400記事までの到達が見込まれても、それ自体、あまりキリの良い数値とは云えないことから、その後も1500記事の到達までは、継続的に記事の更新を行っていきたいと考えています。

さて、先日来から読み進めている大岡昇平著「俘虜記」は、さきほど、ようやく280頁まで至りました。このあたりになりますと、著者の収容所内の描写および洞察は冴えわたり、その抽象の度合いは、昭和20年のフィリピンでの米軍管理下の捕虜収容所のみに留まらず、75年後の我が国社会においても十分当て嵌まるのではないかと思われるものが散見されます。

そして、その具体的内容を知りたいとお考えの方は、読書の秋とも云いますので、是非、当著作を読まれることをおススメいたします。

ともあれ、こうした射程が長い洞察を、抑えた、乾いた筆致にて綴ることの出来る著述家は、果たして現在おられるのでしょうか?

他方で、ここ数日、連日記事作成を行ってきたことからか、この時間に至りますと、どうも眠気が襲ってきます。そうした状態の中で、なおも記事作成を行っていますと、時折は良いと思われる着想が湧き、スムーズな記事作成が出来ることもあり、実際、当ブログ開始当初の2~3年は、そのような感じでほぼ毎日作成を続けていました・・(苦笑)。

しかし、ここ最近になりますと、その「勢い」は減衰してきたようであり、さきに述べた以前のようには行きません。これは年齢によるものなのでしょうか・・(苦笑)?

また同時に、これまで5年以上にわたって記事作成を継続してきましたが、自身の文体を確立したという実感は未だなく「多少文章を書き易くはなったが、それが文体の確立にどのような関連があるのかとは、未だ実感として理解できていません・・。これもまた私の鈍感さによるものなのでしょうか・・(苦笑)?

あるいは、こうしたことは、継続的な記事作成を止めた後になり身体化され、そして、定着したものを実感出来るようになるのかもしれません・・。

そして、そのためにも少なくとも、あと110記事の新規作成が必要であるのだと思われます・・(苦笑)。

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!





ISBN978-4-263-46420-5

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