2018年9月1日土曜日

20180901 小説・モノガタリを読みたくなる理由について・・および竹虎図?

出先にて、通常とは異なる機器を用いて記事作成を行っていることから、思いのほか記事作成作業が面倒に感じてしまいますが、同時に以前、この機器を用いて記事作成を行なった時と比べますと、かなり捗るようにもなってきましたので、いくらかはこの機器にも慣れてきたと云えるのかもしれません・・(笑)。

そういえば、本日電車内にて書籍を読んでいますと、不図『ここ最近は新しい本を読んでいないなあ・・』といったことを思い出しました。その中でもとりわけ、小説に関しては読んでおらず、ああした実用的とは云えない著作を時折、不図、読んでみたくなるのです。しかもそれは、比較的軽いものではなく、どちらかと云えば重い長編小説などであり、この内的衝動はどこから来るものであるか分かりませんが、それでも、これは一種の知的好奇心であると評しても良いのではないかと思われます・・。

私見ではありますが、さまざまな実学と云える分野の書籍の、その全ての根本・基層には、さきに述べたモノガタリ・小説のようなものがあり、そこで述べられているコトバ・文章の中に、何と云いますか、ヒトの精神の奥深くまで作用する『何か』があるのではないかと考えます。

とはいえ、もちろんそうしたものは最大公約数的なものはあるものの、基本的には個々で違うのでしょうが、それでも、そうしたコトバ・文章といったものは全ての人々にあり、そして、端的に述べれば『勉強をする』ことの一つの大きな目的・意味合いは、個々それぞれのそうしたコトバ・文章を探し出す、見つけるための方法の獲得、およびその実践であると云えるのではないでしょうか?

そして、もちろん医療・工学などの実学的な学問は大変重要ではあるのですが、さらにその奥・基層には、こうした厳密には学問として分類し得ないながらも、個々の感性を励起させるようなコトバ・文章【文体?】といったものがあるように思われるのですが、さて、如何でしょうか?


今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます!


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ISBN978-4-263-46420-5


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数年前より現在に至るまでに日本列島各地、特に西日本にて発生した、さまざまな大規模自然災害により被害を蒙った地域の速やかな復旧、さらにその後の復興を祈念しています。
























20180831 首都圏にて思ったこと・・主に書店について

ここ数日は所用のため首都圏に来ています。首都圏での日中の暑さは、徳島とあまり変わりがないように思われますが、日が暮れてからの気温・過ごし易さに関しては、徳島の方が若干快適であると云えます。

とはいえ、さまざまな文化的な刺激に関しては、やはり首都圏の方に軍配が上がり、就中、自身の趣味となりますが、書店の数、およびその充実度に関しては、圧倒的に首都圏の方が優れていると云えます。

現在において書籍は、その多くが大手通販サイトにて購入可能ではありますが、私見を述べますと、書店での立ち読みにて偶然に、そして実際に手に取って出くわした著作から、何と云いますか、より大きく決定的とも云える影響を受けると思われるのです・・。

また、若干の希望的観測も入りますが、書籍を習慣的に読まれる方々の多くもまた、この考えを少なくとも否定されることはないと思われますが、さて、如何でしょうか?

ともあれ、それ故に、実際の書籍が大量に並ぶ神保町のような町並みは【少なくとも】自身にとっては大きな意味・価値を持ち、そしてまた、そうしたいわば物理的要素を敷衍したところに首都圏・東京の持つ一つの文化的な価値があるのではないかと考えます。

しかしながら、やはり全体として考えますと、周囲の西日本的な自然環境に抱かれた地方都市の方が生活する上では相対的に優れているのではないかとも考えるのです・・。

そして、そのように考えてみますと、手軽に書籍を購入できる大手通販サイトもたしかに良いかもしれませんが、それと同時に、かねてより地方都市にて存在してきた書店・古書店は、その地域の文化環境を構成する大切な要素であるようにも思われるのです・・。

おそらく、時代の変化は『いいとこ取り』は出来ないのでしょうが、それでも我々は、その変化する時代に付随する諸要素の配合については、もう少し考えて関与することも出来るのではないかとも思われますが、さて如何でしょうか・・?

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます!


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