おそらく、この台風下の様相は和歌山に在住していた時に近いと云えます。また、ご存じのとおり、ここ徳島を流れる四国三郎こと吉野川と紀伊水道を挟んだ対岸に流れる紀ノ川(途中からは吉野川!)は同一の断層【中央構造線】上に流れる河川であり、そのことから、この二つの河川流域の世界には古来より文化の類似性が認められるのではないかと思われます・・。
自身のこれまでの知識・知見から分かり、云えることは双方地域とも銅鐸の出土が多いことです。和歌山県内における銅鐸の出土の分布は、かつてある程度調べ、そしてまたいくつかの出土地に足を運び、言語・感覚的共に、にその分布の傾向を認識しているものと考えます。
しかしながら、ここ徳島における出土銅鐸の傾向・分布などは、これまでに本格的に調べたことはなく、いずれ機会を見つけ、先ずは書籍などで調べ、そして実地に足を運ぼうと考えています。また、こうしたものは、あまりにも早く分かってしまうと、それを理解する面白さが大幅に減じるとも思われますので、現在であれば、むしろ、そうした漸進的とも云える学習速度で良いと考えます。
また、そうしたことも、ある程度継続することにより、何か新たな発見が為されるのではないかとも思われるのです・・。
そして、その次には当地の古墳について同様の方法にて調べ、学習していこうと思います。ともあれ、さきほどより降り続いているこの雨の音は、やはり和歌山でのそれに似ていると思います・・(笑)。
野分なる 外に聞こえし 雨音に 紀の国思う 阿波の夜かな 【本日も少しシェリー酒を飲んでいます(笑)。】
ここまで今回も読んで頂きどうもありがとうございます。
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祝増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5
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数年前からこれまでに日本列島各地、特に西日本にて発生した、さまざまな大規模自然災害により被害を蒙った地域の速やかな復旧、および、その後の復興を祈念しています。