さて、これまで8年以上にわたり(どうにか)ブログ記事の作成を継続してきましたが、開始当初から現在に至るまでの投稿記事を眺めていますと、開始当初の頃に作成した記事については、やはり恥ずかしいものが少なからずあると云えます・・(苦笑)。
しかし同時に、そこから文章や文体などの変遷の過程もまた感覚的にではあれ、理解することが出来るとも云えます。とはいえ、この理解とは、あくまでも感覚的なものであり、いまだにそれを明晰にすべてを言語化することは困難と云えます。他方で、こうしたことも以前と比べますと、徐々に言語化あるいは表現することが出来るようにはなってきたとも思われますので、この先も今しばらく、具体的には2200記事までは継続するのが良いと考えます。
こうした振り返りから、書籍を読んだり、あるいは自らで文章を作成することの一つの大きな意味とは、自らが知覚したことを文字、文章を用いて表現出来るようになることであると考えます。
そしてまた、その表現は自らの経験や、学び読んだ文章が蓄積することにより徐々に変化して、また何らかの契機によって、精神にある種の相変態的な変化が生じ、その内容全体がそれまでとは異なった相へと至るのではないかと思われるのです。
具体例としては、思想家の持つ思想が生涯を通じて変化することは多々見られることですが、その背景には、おそらく先述の読み書きそして表現による精神の相変態的な変化があるのではないかと考えます。
こうした内面での相変態的な変化は、おそらく多くの方々に生じていると思われますが、同時に、そうした内面での有意な変化とは、さきの「読み書き」といった活動によってスムーズに生じ易くなるのではないかと考えます。また、これを詳説しますと、我々の多くは若い頃は感受性がまだ瑞々しいため、内面での相変態的な変化も生じ易いのでしょうが、ある程度の年齢になると思考や嗜好が固定化されてきて、内面での大きな変化は生じ難くなり、それが所謂「頭が固くなる」ということであると考えますが、これに対してさきの活動を継続していますと、この「頭が固くなる」程度を抑えることが出来るのではないかと思われるのです。
そして、ここで重要と思われることは、その「読み書き」を自然に能動的に自らの行為として行うことであると考えます。つまり無理やり、嫌々ながら同様の行動をしても、あまり効果は見込めないということです。
そこから、より多くの人々の内面に相変態的な変化が生じて、さらに、それらが反応し合ってイノベーションが生じるのであり、そしてその背景には、その社会全般での能動的な「読み書き」の文化があるものと考えます。
本日の記事投稿により、総投稿記事数が2100に達しました。以前に年内での到達目標を2100と述べていましたので、この記事により、その目標が達成されます。さる5月末に2000記事に到達し、その後7カ月(約210日)かけて100記事を新規投稿しましたが、2000記事到達前の投稿頻度と比較すると、鈍ったように感じられますが、これは2000記事到達後の休止期間が比較的長かったためです。私見としては、「まあ、妥当なところ」であったと考えます。
これまで8年以上にわたりブログ記事の作成を続けてきました。初期の記事を見ると、やはり恥ずかしいものがいくつかあります。しかし、同時に文章や文体の変遷も感覚的に理解できます。この理解は感覚的なものであり、まだ明確に言語化するのは難しいですが、以前と比べると徐々に表現できるようになってきたと感じます。今後も2200記事まで継続する予定です。
振り返ると、書籍を読んだり文章を作成することの大きな意味は、自らが経験したことを言葉や文章で表現できるようになることです。表現は経験や学びから変化し、何かの契機で精神的な変化が生じ、全体の内容が異なるものになる可能性があります。例えば、思想家の思想は生涯を通じて変化することがありますが、これには読み書きや表現による精神的な変化が影響していると考えます。
この内面での変化は多くの人に起こるものであり、特に「読み書き」などの活動があるとスムーズに生じやすいと思います。若い頃は感受性が豊かで変化しやすいですが、一定の年齢に達すると思考や嗜好が固定化され、大きな変化が難しくなります。しかし、「読み書き」を続けることで、この固定化を抑えることができると考えます。重要なのは、これを自然で能動的な行為として行うことです。無理に行っても効果は期待できないでしょう。
結局、多くの人々の内面で相変態的な変化が生じ、それが反応し合ってイノベーションが生まれる背景には、社会での能動的な「読み書き」の文化があるのではないかと思います。
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