2023年7月8日土曜日

20230707 2013年以来の「くだり調子」の払拭のために・・

そういえば、丁度10年前のこの時期に学位審査がありました。そこに至るまでには、これまでにも投稿した、いくつかのブログ記事にて述べましたが、さまざまな嬉しくない・ネガティブな出来事があり、審査直前の時期は、それ以前よりかは良くはなっていましたが「学位審査は上手くいかないのではないか・・?」と疑心暗鬼になり、精神的に非常に不安定な状態であったと記憶しています。

しかしまた同時に、この機会に学位審査を受けておかないと、二度とチャンスは巡って来ないとも思い、どうにか乗り切りましたが、それから10年間、現在に至るまでの期間は、それまでにないほど、生きるために、自分なりに、さまざまなことをしてきました・・。

その過程の中で、完全には崩れ去ってはいなかった全能感らしきものは破壊され、学位取得から現在に至るまでの10年間への個人的見解は、概ね「くだり調子」であったと云えます。あるいは異言しますと、学位取得以前の方が、現在と比べ、より多くの面で、好調であり良かったと思われるのです・・。

しかし、であるからと云って「学位取得から現在までに良いことが全くなかった」というわけでもなく、その過程にある経験は、多少その様相は変わるかもしれませんが、何れにせよ、どこかで経験する種類のものであったと思われるのです。そして、そうした経験によって、取組んで来た研究に対する熱意を失ったり、あるいは蓄積してきた疲労が高じて無気力に転じたりすることなども、多くの人生にてあるとは思われますが、そうした熱意の喪失や無気力といた精神的に困難とも云い得る状況下において、これまで培ってきた学びのスタイルを自分なりに継続することにより、徐々にまた精神は落着きを取り戻し、そして、新たな日常生活を歩み出すことが出来るようになると思われるのですが、私としては、たしかに落着きを取り戻しはしましたが、この10年来での感覚は大きくは変わることなく、前述のように概して「くだり調子」であるように感じられるのです・・。

そしてまた同時に、昨今の国内・国際情勢を鑑みますと「良い状態とは」(到底)云えなく、そこから期せずして、先述の自らの状況と通底しているようにも思われてくるのです。そこで、自らのここ十年来の慢性的ともなってしまった「くだり調子」から脱するために、色々と動いてはみるのですが、どうも根本的な「くだり調子」の解決には至らず、結局のところ、対症療法的に、何やらブログ記事を作成して、毎度、お茶を濁すといった感じであることから、やはり折角2000記事にまで到達出来たのであるならば、本格的にしばらくの期間は、ブログ記事の作成やSNSから離れた方が良いのではないかとも思われるのです・・。

そして、しばらく離れてみた後に、どのようなブログ記事を作成して、そこからどのように変容を遂げていくかを自分なりに観察・検討することは、これまで、なし崩し的に記事作成を行ってしまい、出来なかったことではあるのですが、やはりどこかで経験しておいた方が良いのではないかとも思われるのです・・。また一方で、こうしたことをブログ記事題材にすることは自体は、これまでの文脈からは多少逸脱するかもしれませんが、特に大きな問題ではないとも思われます。

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!

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