2021年5月2日日曜日

20210502 1520記事の到達、新書を読んでいて思ったこと・・大学院について

 おかげさまで、去る4月30日分の投稿記事は、思いのほか多くの方々に読んで頂けました。これを読んでくださった皆様、どうもありがとうございます。そしてまた、今回の記事投稿により、総投稿記事数が1520となり、次の目標として定めた1600記事への到達まで、残り80記事となります。80記事とは、毎日一記事の投稿で三カ月近く、そして、二日に一記事の投稿頻度では、半年近くの期間を要することになります・・。そうしますと、また随分先が長い話であると感じられてきますが、そうであっても、記事投稿を行わない限りは到達出来ませんので、また地道に書き続けて行こうと思います・・。

さて、GWに入りましたが、今年もまた、既にコロナ禍の中であった昨年と同様、あまり外に出ることはなく、屋内にて書籍を読んでいる時間が多いと云えます・・。また、そのおかげで読書の方は捗り、既に何冊かの新書は読了にまで至りました。そういえば、新書に関しては、文系の師匠は、昔から新書もよく読まれていたようで、私との会話でも読まれた新書を話題としたハナシは比較的多く、また、それによって教えられるといったことも度々ありました。

他方で、同じ時期の私の実家にも、新書は少なからずあった記憶があり、よく分からない論文集、学会雑誌などに交ざり積まれており、その中から何らかの興味で取り出して読んでみるということは大分幼い頃から行っていたことではありましたが、新書に関しては、何となく読めるようになったのは高校生の頃からであったと思われます。

その後、社会人になりますと、業務によって、新書はおろか読書に割く時間が大分減りましたが、それでも読み続けていますと、南紀在住時の丁度このあたりの時期に「これはやはり大学院に行くべきではないか・・。」と明瞭に思い付いたのです・・。

しかし、以前にも書きましたが、かねてより私は大学院に進むことを望み、また、そのために貯金もしていましたが、この思い付いた時から、現実に、それに向けて行動をするようになりました。とはいえ、その行動とは、周囲にその決意を述べるということではなく、情報を集め、必要であると思えば、人に意見を聞いてみるといったことにより、自分の採り得る選択肢を吟味するといったものでした。

つまり、私の場合、かなり意識的な路線変更によって大学院に進んだと云えますが、さらに、その後の経緯もまた一般化され得るものではなかったことから、周囲の方々から揶揄も相まってか「大学院に進むことなんかに意味はない。」といった主旨のことを云われることが度々ありますが、しかし、大学院に進むことの意味や価値は、本来、義務教育以降の教育課程全般と同様、そこに進み学び、研究する人それぞれが勝手に決めることであり、大学院に関しても同様に「そこに進んで自分が明らかにしたいものがある」のであれば、そこに意味や価値は十分にあるのではないかと思われます。そしてまた、社会を構成する各個人が、そうした「明らかにしたい課題」を持っている社会こそが、何やら面白く、また持続可能性に富んでいるのではないかと思われるのですが、さて如何でしょうか?

また、その意味において、やはり高等教育機関である大学の役割は大きく、さきのような社会を目指すのであれば、現在のそれを大きく変える必要があるのではないかと思われるところです・・。とはいえ、その先について私が思い、云えるところは、以前にも述べさせて頂いています各都道府県に半官半民もしくは公設民営の学費が比較的安価(学部・修士課程併せて300万円程度)な医療福祉系国家資格の取得を目指した専門職大学を設置することです。

高等教育は、まさに次の世代を創る事業であり、その次世代をターゲット・食いものとして利益を得ようとする事業は何であっても、それは「あまりにも酷い」のではないでしょうか?

特に我が国における、こうした競争に関しては、それを緩和、抑制する要素が殆どないため、今現在、かなりマズイところに来ているのではないかと思われます・・。また、本来の高等教育の役割の一つは、それら「緩和、抑制する要素(思想、哲学や教養では?)」の価値を広く社会に説くところにもあると思われますので、その意味からも、やはり我が国の高等教育はかなり難しいと思われますが、大きく変わる必要があるのではないかと思われるところです・・。

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!

日本赤十字看護大学 さいたま看護学部 2020年4月開設


一般社団法人大学支援機構

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ISBN978-4-263-46420-5

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