今回の記事投稿により、総投稿記事数が1470に到達します。そうしますと当面の目標としている1500記事への到達までは残り30記事となります。またさらに今後も、概ね2日に1記事のペースにて投稿を続けますと、2カ月程度にて達成出来る目算が立ち、来る4月中には、どうにか達成出来るのではないかと思われてきます。とはいえ、これまでと同様、必ずしも目算通りにコトが運ぶとは云えませんので、この先も、あまり意識せず肩の力を抜いて、今しばらく記事作成を続けていきたいと思います。これまで読んで頂きました皆様、どうもありがとうございます。また、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
さて、前々回、前回の投稿記事では「時代精神」また「地域性」について書きましたが、ハナシを更に具体的にしますと、これら「時代精神」や「地域性」を人工的に再現した典型的な表現様式が「映画」であると云えます。
また、特に過去の歴史に属する出来事を扱った映画作品においては、殆どの場合、作品の舞台となる時代当時の世界を再現していますが、その再現を精確に行うための職が「時代考証」と云えます。そしてまた、おそらく、この「時代考証」は、凝ろうと思えば、どこまでも凝ることが出来ることから「映画作品の舞台となる時代を高い再現性にて撮りたい」と監督・スタッフが意気込んで取り組んだ作品とは、観客として観ていても、自然と、その意気込みが伝わってくるように思われます。
その意味において、かつての大作ハリウッド映画などは、画面のデジタル加工技術があまり進化していなかったこともあり、膨大な数のスタッフと巨大なセットにて撮影しており、そこから、現在では存在しない歴史上の世界を創意工夫して、意欲的に再現したことが観て取れ、それはそれで圧巻の世界観と云えます。
他方で、撮影に用いるセットなどの大道具あるいは小道具による歴史の再現性と同様、用いる言語などを努力して当時の再現を試みた作品もあり、それもまた大変意欲的であり、当時の世界観を感じさせられると云えます。
そして、この映画作品での「時代考証」にもまた、世界規模での地域性があり、それは「歴史」が古くから学問として確立している地域においては、やはり、それなりの注意が払われているように見受けられます。その意味において我が国は、ある種独特であるように思われます。それはマンガ・アニメ文化による影響であるのか分かりませんが、おそらくは、太平洋戦争後の1945年から現在に至るまでの我が国の主要公開映画作品を、いくつかの要素にてカテゴライズしてみますと、そこから、何かしら特徴的とも云えるものが明らかになってくるのではないかと思われます。また、それを他の国での主要映画作品に対しても行い、それら特徴的なことがらの相違を比較検討してみるのも、それはそれで面白く、意義深いのではないかと思われましたが、さて如何でしょうか?
*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
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