2018年5月22日火曜日

20180522 変化の実感と自己同一性の葛藤?について・・

当記事を含め、あと5記事の投稿により総投稿記事数が1000に達します。そうしますと、おそらく今月中での1000記事の達成はどうにか叶いそうですが、しかし、このメリハリのない状態のままにて1000記事まで到達しますと、その後も同じ調子で記事作成を継続してしまいそうですので、1000記事に到達しましたら、様子を見つつではありますが、出来るだけまとまった期間、記事作成を休止してみようと思います・・。また、そうした期間を経ることにより、これまでの間、自身に生じた変化といったものを実感することが出来るようにも思われますので・・。

とはいえ、実際問題として当ブログを開設した3年前と比較して、自身はどのように、あるいは有意に変化したのでしょうか・・?このことは以前にも書きましたが、なかなか自身では実感することが難しいようです・・。また一方で、あくまでも自身は日常性とも云える日々の出来事を起点として毎回の記事を作成していると認識しています。それ故、自身の日常性には留意しているつもりとはいえます。それでも、さきに述べたように、その間に生じた変化を実感し得ないということは、あるいは実際のところ、有意な変化などは生じていないとも考えられます・・(苦笑)。

こうしたことも実験のように、何らかの処理前・処理後の間にて有意に強度やら接着強さが異なるというのであれば、それなりに筋道の通ったハナシには出来るのかもしれませんが、残念ながら、こうしたことは多くの場合、そのようにハナシは上手く行ってくれないことが多いようです・・(苦笑)。それでも、どうにかして物語ろうと試みるのが詩や歴史などに共通するある種の能動的な精神ではないかと思われるのです・・。【これは叙事抒情の違いともまた多少異なるように思われます・・。むしろ演繹と帰納であろうか?】

そして、これまでのブログ記事の継続的な作成とは、この能動的な精神を活性化させるという働きはあったと思われますが、しかしながら、その活性化された精神による効果(変化の内容)がなかなか自身では分かり難いところなのです・・(苦笑)。

そういえば、昨日投稿分の記事もまた、多くの方々に読んで頂きましたが、これを読んで頂いた皆さま、どうもありがとうございます。また、それと関連してか、昨日から本日にかけて2016年4月10日投稿分の『20160410 時代精神の認識について』が比較的多くの方々に読んで頂いていることは、とても興味深く感じられました。記事作成者としては、当時の自身が応力ひずみ曲線による材料特性にたとえて国民性を述べようとしている部分がいくらか斬新に感じられました・・(笑)。それでも、この文章は明らかにかつての自身が能動性を発揮して作成したものであり、くわえて、このたとえを試みた精神は未だ自身の内奥に息づいていることが、明確にではありませんが、しかし同時に、たしかに感じ取られるのです・・。

ともあれ斯様に、かつての自身の作成した記事を読んでみることは、内容にもよりますが、時々不思議な感覚を惹起させます。しかしそれでも自身に生じた変化などは実感し得ないのです・・(笑)。

そして、今回もまたここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

数年前より現在までに日本列島にて発生した、あるいは現在も継続している大規模自然災害により被害を被った、諸地域のインフラの回復、その後の復興を祈念します。


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20180521 革新的な技術に対しての感受性・反応について・・先日の事件から

おかげさまで昨日投稿分の記事もまた、比較的多くの方々に読んで頂けました。また、その中に出てきましたホセ・オルテガ・イ・ガセットの我が国にて最も有名な著作といえる『大衆の反逆』は、今現在の状況にて読んでみますと、なかなか身につまされるのではないかとも思われます・・。

また他方、先日より盛んに報道されている某大学体育会運動部については以前に取り上げた吉田裕著『日本軍兵士』中公新書の内容を彷彿とさせ、さらにまた、こうした構図は歴史的類縁性のみならず、あるいは官民双方の組織においても類似性らしきものを見出すことが出来るのではないかと思われました(さすがに、そこまでいくともはや民族性・国民性ではないだろうか?)。

ともあれ、おそらく、インターネットが普及した現今の社会においては、これら追及を時間をかけて逃れ、そして徐々にフェイド・アウトしていくといった従来からの手法は以前に比べ困難になってきたのではないでしょうか?

また、そうした従来一般的とも云える追及に対する行為態度から、インターネットを技術基盤とする社会への順応度の違い、あるいは端的に世代間の相違といったものを看取することが出来るのではないかとも思われます。

そのように考えてみますと、ある革新的な技術が我々の行動を直接変えるのではなく、我々がその技術に接し、習熟するに伴い、認知の仕方が徐々に変化し、そこからの行動もまた変化していくというのが、より実情に則した表現であると云えるのではないでしょうか?

そうしますと、革新的な技術が出現してから、ある程度の時間をかけ、それが社会に浸透し、次いで、そこから生じる変化が社会に広がっていくと云えるのですが、おそらくその反応の仕方が地域・世代などにより異なることから、さきに述べた世代によって異なる行為態度もまた見出すことが出来るのではないかと思われます(テレビ全般の衰退も根源ではそうしたところに原因があるように思われます。)。

くわえて、一般的にやはり年代が若い方が新たな革新的な技術に対する感受性は鋭く、またそれに対する反応も速やかであると云え、そのことから国全体の健康寿命が延びることは大変喜ばしいことであるとは云えるのですが、それと同時に大小組織における決断を行い、それを実行する方々もまた、(健康寿命の増進に伴い)年齢層が上がっても良いということは、必ずしも云えないように思われるところですが、さて、如何でしょうか?

おそらく、このことは今後、我が国の社会においてより重要な課題になってくるのではないかと思われますが、しかし、こうしたことはどうしたわけか、なかなか議論や話し合いのみによって状況が改善するといったことはなく、むしろ、まさしく動物的とも云える主導権争いの大きな舞台になるといった傾向があるのではないかと思われます・・。

そして、そのように考えてみますと、さきの某大学体育会運動部に関する事件は、もう少し根が深いようにも思われるところですが、さて如何でしょうか?

今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

数年前から現在に至るまでに日本列島にて生じた、あるいは現在も継続して生じている大規模自然災害により被害を被った、被っている諸地域のインフラの回復、その後の復興を祈念します。


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