2025年8月15日金曜日

20250814 徒歩での移動と試行錯誤が生む新たな文章

 本日は所用もあり、比較的長い距離を徒歩で移動しました。精確に距離を測定したわけではありませんが、おそらく、合計では10キロメートルには達しないものの、5キロメートル以上は歩いたのではないかと思われます。また、その後、帰宅してからは自転車にて、さらに5キロメートル以上走りましたが、幸い、この時刻には陽もすでに傾き、気温も下がっていたため、辛さは感じられませんでした。くわえて走行時は風も心地よく、運動としては、程良い負荷であったと思われました。

 さて、私の場合、こうした徒歩や自転車での移動は、当ブログでの記事作成に一定の効果をもたらしていると考えています。歩くことにより、頭の中の考えが自然と整理され、そして、それが文章作成のための助走や準備のように機能するのです。また本日も、その効果があったためか、帰宅後に落ち着いてからは、比較的スムーズに記事作成に取り掛かることができました。

 当ブログでのこれまでの投稿記事は、当記事のような「独白形式」のものが最も多く、これが基本的なスタイルであると云えます。一方、近年は、以前の投稿記事にて何度か述べましたように、ChatGPTを活用した記事作成も行っています。この手法での文章の作成は、新規投稿の日だけではなく、それ以外の日にも、たとえごく短いものであっても、何かしら作成しており、そして、それらの多くが当ブログの下書きとして蓄積されています。これら下書きの多くは、すぐに公開されるわけではありませんが、後になって読み返してみますと、新たなアイデアが湧いて来たり、あるいは、作成記事の骨格として用いることが出来ることが比較的多く、大袈裟であるかもしれませんが、一種の財産になりつつあります。

 そして、直近投稿の二記事:『2025年8月、混迷する国際社会と国内の状況から思ったこと』および『第二次宇露戦争の現在に至るまでの戦局推移の様相について』も、ChatGPTにより生成した下書きに、加筆修正を行い完成させたものです。とはいえ、実際にこれら記事を読まれた方々の多くは、その下書きがChatGPTによって生成されたものであるとは思われないと考えます。その理由は、生成された下書き全体に大幅に加筆を行い、また、文章の流れや文体を整えるだけではなく、内容も当初とは、かなり異なる、いわば、それなりに私の文章になっていると思われるからです。

 こうした下書き文章への加筆や編集作業にも徐々に慣れてきており、その作業の過程では以前のそれとは異なる種類の「集中」も感じられるようになったと云えます。この感覚は、従来の即興的なブログ記事作成の時とはまた異なり、叩き台、ドラフトとなる文章を手元に置きつつ構築していく、一種、編集者的な視点を伴った集中であると云えます。その意味で、従来とは別の新たな文章作成の手法が、漸進的にではありますが、確立されつつあるのではないかとも思われます。

 ともあれ、ChatGPTを文章作成に用いることで、既存の断片的な素材となる文章を組み合わせ、そこに新たな要素を加えたり調整したりする作業は、かなり効率的に出来るようになり、端的に、私の頭脳のレベルを超えた文章作成が出来るようになったと云い得ます。しかし一方、この手法では、先述した日常の出来事から即興的に文章を展開させるような文章作成に不向きであるか、あるいは現時点では、そうした文章作成のための有効な手段とはなっていのも現状です。いずれにせよ、こうした現時点での特性を理解したうえで使い続けることにより、いずれは試行錯誤の段階を脱し、文章作成の幅もさらに広がるのではないかと思われます。

 さらに、このブログという発表形式は、完成された文章だけを公開するものではありません。たとえ不完全であっても、自らの試行錯誤を記録した文章を公開することにも(多少は)価値があり、場合によっては読者の共感や新たな発想を引き出すきっかけにもなり得ます。その意味では、こうした変化の過程そのものを記録し、共有することにも、それなりの意義があるのではないかと考えます。そして、こうした試行錯誤や変化を積み重ねることにより、やがては先述したような新しい記事作成のスタイルが定着して、さらに、より多様で豊かな文章での表現が出来るようになるのではないかと、少し期待しています。

今回もまた、ここまでお読みいただき、どうもありがとうございます。

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