2020年2月2日日曜日

20200202 ブログへの反応から思ったこと、および最近の読書から

これまで、ある程度の期間、ブログ記事の作成を行ってきましたが、当初の2年ほどは、しばしば直接・間接にて当ブログのことをくさすようなご意見を頂くことがありました。また、これは現在においても、なくはないと云えますが、それでも、当初の時期と比べますと、どうしたわけか減っているように感じられます。

他方で、当ブログに対し、褒めるとまでは行かなくとも、肯定的なご意見を頂くといったことも滅多になく、これまで1、2度ほど、そうしたことがあったと記憶しています。これは、当ブログを読んで頂いている方々が減少したことから、それに伴い、反応も少なくなってきたとも考えられますが、当ブログの閲覧者数は、開始後3年目がもっとも多く、その後、徐々に減少し、現在の水準にて落ち着いてきていますので、その考えは精確には当て嵌まらないと思われます。

ともあれ、記事閲覧者数の多寡ではなく、否定・肯定のいずれであれ、記事に対して少なからず反応があるということは、必ずしも、記事作成の継続のために、そこまで重要ではないと思われますので、端的に、あと70記事程度を今年の6月後半あたりまでに、どうにか投稿出来ればと考えています。

さて、つい先日から読み始めました岡義武著「国際政治史」は、その後も頁が進み、本日までで、全体の4分の1程度まで読み進みました。この時代のくだりもまた大変面白く、具体的には、19世紀前半のナポレオン戦争後の欧州を主とした世界情勢については、これまであまり概説的な著述を読んでいなかったことから、かなり新鮮な感じを受け、また同時に、トーマス・マンによる「魔の山」の社会背景様相がさらに深化して理解出来たようにも思われました。

その一方で、昨年暮れに購入した梶田昭著「医学の歴史」を少し手に取って読んでみたところ、これもまた興味深く、とりわけ、同著11章の「西欧医学と日本人」の、我が国における西欧医学萌芽期(江戸時代後期~)の記述が大変新鮮であり、今後、機会を見つけて、これに類する他の著作をあたってみようと思います・・(苦笑)。

とはいえ、経験上、あまり手を広げすぎるのも良くないと考えることから、とりあえずは、さきのブログにて述べましたように岡義武著「国際政治史」を半分程度まで読み進め、次いでユヴァル・ノア・ハラリによる新著「21 lessons :21世紀の人類のための21の思考」を並行して読んでみようと思います。しかし、さきにとり挙げましたあまり意図せずに読み始めた面白い著作も大事にし、そして機会を見つけてある程度集中的に読んでみたいと考えています。

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

日本赤十字看護大学 さいたま看護学部 2020年4月開設
日本福祉大学
オープンキャンパス

~書籍のご案内~
新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5

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歯科材料全般あるいは、いくつかの歯科材料に関する勉強会・講演会の開催を検討されていましたら、ご相談承ります。また、上記以外、他諸分野での研究室・法人・院内等の勉強会・特別講義のご相談も承ります。

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20200202 最近の読書から思ったこと・内容と著者の文体から

先日来から読み進めていました岡義武著「転換期の大正」を、つい先日、移動中の電車内にて読了しました。次いで同著者による「国際政治史」を新たに読み始めましたが、こちらは扱っている時代が以前に読んだポール・ケネディ著「大国の興亡」と概ね同様であることから、時折、意味が分からない言葉が出ては来るものの、それらの意味を調べつつ、比較的スムーズに読み進めることが出来ていると思われます・・。

また、当著作も、先日読了の「明治政治史」上下巻、「転換期の大正」同様、大変興味深く、特に著者である岡義武氏のテクニックであるのか、あるいは癖であるのか分かりませんが、著述にしばしば、そこに記されている人物についてのエピソードが挙げられているのですが、これが大変にセンスが良いと云いますか、秀逸であるように思われます。

後日、興味深いと思われた、こうした記述を当ブログに抜粋引用してみようと思いますが、その前にとりあえず、現在読み進めている「国際政治史」をもう少し読み進めたいと思います・・(苦笑)。また、ここまで書いていて不意に思い出されたことは、以前に、当ブログにてユヴァル・ノア・ハラリの新著「21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考」を次に読んでみたいと述べていたことです・・(苦笑)。

おそらく、自分からの読み易さとしては、後者の方が優れていると思われますが、折角ようやく「国際政治史」の著述の間(ま)・文体に乗ることが出来るようになってきたと感じられることから、当著作を半分程度まで読み進みましたら、様子を見て、後者の方に手を出してみようと思います・・(笑)。

つい先日、日本近現代史についての著作を読み終え、そこから間を置かず主に16世紀以降の欧州を舞台とする国際政治・歴史についての著作を読み始めますと、やはり当初は相当に面食らうと云えますが、同時に両著とも、同じ著者によって書かれていることから、用いられている言葉・タームは、それなりに違うものの、その歴史著述の運びなどは、当然と云えば当然であるのかもしれませんが類似しており、そこから、何とか日本近現代からウェストファリア条約以降の欧州社会に飛び移ることが出来ているのではないかと思われます・・(笑)。

とはいえ、こうしたことは書籍を読み進める上ではそれなりに重要であり、専門書はもとより、それは小説などの所謂「物語を読ませる」性質のものであれば、より一層重要であると云え、あるいは、こうしたことを人々に感じさせることの出来る文体を、どうにか体得することが出来るのであれば、それなりに苦労をしてみるのも悪くはないのかもしれません・・(笑)。

また、そこから思ったことですが、ここ数日は以前に投稿したブログ記事の加筆を行い再度投稿してきましたが、これはこれでやってみますと、色々と考えさせられて面白く、また、過去の自分(の文体)を、ある程度まで客観視することが出来るようにも思われることから、今後も継続して行きたいと思います。そして、案外、こうした過去の投稿記事への加筆作業の過程において、また、新たな記事作成の契機ともなるような、ひらめきを得ることが出来るのではないかとも思われるのです・・(笑)。

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

日本赤十字看護大学 さいたま看護学部 2020年4月開設
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