2017年10月9日月曜日

20171009 分からない英語のコトバの意味を調べていると分かること・・★★

今回の記事投稿により総投稿記事数が770に到達します。また、直近のある程度区切りの良い記事数である750からここまで思いのほか早く到達したように思われます。

そして、ここに至りますと
次に7のゾロ目である777記事が一つの手近な目標となってきますが、果たして予定通りにことは進むのでしょうか・・(笑)?

さて、本日は休日ではありましたが少しやることがありましたので都心に出向いていました。また、この時季の日中とは、まさしく暑くも寒くもなく、年中を通じ過ごし易い時季であることから読書などには好適であると云えます。

そのようなことから、本日もまた仕事の合間にて先日来より読み進めているユヴァル・ノア・ハラリ著『Sapiens: A Brief History of Humankind』を一人音読しておりました・・(笑)。

元来休日ということもあり、普段より身を入れて読むことが出来ましたが、相変わらず初めて接する読み難い単語は一応カタチになるまで何度も読み返し、そして、その単語を含むセンテンス全体をこれまたカタチになるまで読み返し、さらには分からない単語を調べつつ読み進めていますので、この読書とは母国語のそれに比べ、かなり時間が掛かるといっても良いと思われます・・。

とはいえ、こうした読書を行っていて時折感じる面白いことは、英語表記ではそのコトバに含まれる単語一つ一つの意味は分かるものの、それら単語によって構成されるコトバ自体の意味が分からないものをインターネット等にて調べ、その意味が分かった時などは、地味ではあるもののいくらかの達成感らしきものを感じさせてくれることです・・(笑)。

こうした場合、以前であれば一々辞書、電子辞書を用いて調べていましたので、その頃に比べますと、インターネットの(自由な)使用により、大体のコトバ、単語の意味は分かりますので、自身としては(かなり)やり易くなった感があります・・(笑)
(インターネットにて調べることにより背後の文脈をも含めて早く知ることが出来る。)。

さて、本日の読書(一人輪読(笑))にて遭遇したそうしたコトバが、残念ながら原書が手元にないため、うろ覚えではありますが、大意として『Banana republic dictator』といった感じでしたが、はじめて文中にてこのコトバに接しますと『なんじゃこりゃ?』といった感じを受け、そして調べてみますと、どうやらバナナ共和国というコトバは欧米の政治科学用語として存在するようであり、しかもこのコトバを創案したのは、我が国でも短編にて知られる作家でありジャーナリストでもあったオー・ヘンリーであるとのことでした。

ともあれ、ハナシを戻しますと直訳では『バナナ共和国の独裁者』といった意味合いになるのでしょうが、その先につきましては、読まれている方々の中で興味がある方々が少しお調べになって頂ければと思います・・(笑)。

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

昨年より現在までに列島各地にて発生した一連の地震・大雨・水害等の大規模自然災害により被災された地域の諸インフラの復旧・回復およびその後の復興を祈念しています。」









20171008 先日より再読している著作から思ったこと・・社会変化の要因について・・?

休日ということもあってか、昨日投稿分の記事は投稿翌日にしては、かなり多くの方々に読んで頂けました(51)。

さて、昨日投稿記事にて取りあげ、再読していますジャレド・ダイアモンド著『銃・病原菌・鉄』上巻は本日電車移動時の読書によって第三章まで至りました・・。

当著作第二章においては、主として南太平洋の島嶼地域に存在した(する)さまざまな社会の歴史、とりわけ、どのようにしてそれら社会が変貌を遂げていったか、といったことに重点を置き具体例を示しつつ述べています。

こうした自身がこれまでにあまり読み、学ぶことのなかった社会の歴史を知ることは大変刺激的であり、その歴史の流れから抽出され述べられている因果律もしくは作用機序らしきものとは、あるいはより(より)普遍的なものであり『自身がこれまでに知る、いくつかの歴史の流れにおいても広く応用可能であるのだろうか?』と考えさせられるのです・・。

また、こうした好奇心といったものが根底にあるからこそ広汎な『歴史』に対し尽き難い奥深さを感じ、興味を抱き続けることが出来るのではないかと考えます。

とはいえ、ハナシを卑近なところに戻し、当著作第二章にて述べられている南太平洋の島嶼地域の社会とは、概ねポリネシア人によるものであり、それらは概ね人種的に同根であるものの、その後に住み着いた島々における環境に各々適応、変化し、一般的とされる歴史観に基づく視座(狩猟採集→定住農耕→階級分化→都市国家の成立→統一王権の成立→封建制社会の成立・・)とは異なった発展様式を示します。

その結果、島嶼社会間におけるさまざまな生活文化の相違が生じたといえますが、当著作にて述べられている、島嶼社会間の相違とは、現代の我々が知る程度のものではなく、それ以上の隔絶したものであるといえます。

そうしたことからも、昨今さまざまな社会レベルにおいて『多様性の重視』といったことが述べられていますが、おそらく、そうした意見が生じ得る文化的土壌とは、さきに挙げたポリネシア人によるいくつもの島嶼社会のようなものとは本質的に異なるものではないかと考えるのです・・(笑)。

ともあれ、このことに少し興味を持たれましたら、是非一度さきの著作を読んでみてください・・。

また、この著作第二章にて書かれていることと、記紀にて述べられているさまざまなことを考え合わせてみるのも、なかなか面白いのではないかとも思われましたが、さて如何でしょうか?

ともあれ、今回もまたここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

昨年から現在までに列島各地において発生した一連の地震・大雨・水害等など大規模自然災害により被災された地域の諸インフラの復旧・回復およびその後の復興を祈念しています。