さて、昨日投稿分の記事ですが、休日ということもあってか、ここ最近では珍しいほど多くの方々に読んで頂けました。読んで頂いた皆さま、どうもありがとうございます。また、こうしたことが生じますと、記事を作成している自身の『やる気』にもキックが入り、何かしら励起されるような感じを覚えます・・(笑)。
また、その記事にて述べた人文社会科学系学問の価値は、そこまで珍しく、あるいはおかしなことでもなく、むしろ現在の我が国社会の方が、そうしたこと(人文社会科学系学問はそれを扱う人間の能動性が大事)を(急速に)忘れつつあるだけではないかとも思われるのですが、さて、如何でしょうか?
つまり、一般的に実務に役立たないとされる人文社会科学系学問の価値は、実務側の方から一方的に判定されるべきものではなく、むしろ、それ(実務側)とは異なった視点にて実業界を含む社会全体を見て、考えている存在としての価値と云えるのではないでしょうか?【おそらく、同調圧力が強い社会においては、異なった意見を持つ存在の意味・価値は、実感として分かり難く、くわえて、そうした傾向は、インターネットの普及により一層強化・先鋭化されるのではないかと思われます・・。】
そうしますと『そうした視点にて社会を見るような学問を、好きでもないのに学ぶ必要があるのはおかしいではないか?』と考えられる方々が少なからずいらっしゃると思われますが、この点につきましては『まさしく仰る通り!』です。それ故、自身は現在の時代では必ずしも適当とは云えない戦後期からの大学学部・学科編成は、今後の社会のためにも、ある程度大きく変更・改編しても良いのではないかと考えています。
具体的には、以前も当ブログにて述べましたが医療・介護といった実務に即した大学・学部・学科の増員・増設と、それに付随する人文社会科学系学部・学科定員の削減です。また、この学部・学科編成の改変は、出来るだけ早く行った方が周辺社会・組織への負担・影響が軽減されると思われますので、早急とは云わないまでも2020年の東京オリンピック後の社会を見据えてはじめた方が良いのではないかとも思われるのですが、さて如何でしょうか?
今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。
~書籍のご案内~
祝増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5
医歯薬出版株式会社刊
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前掲著作の著者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の歯科材料を題材とした勉強会・講演会のご要望がございましたらよろこんで承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。
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今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
数年前から過日、大阪府北部を震源として生じた大地震に至るまでの列島各地の大規模自然災害により被災された地域の諸インフラの回復および、その後の速やかな復興を祈念しています。