A「先日ブログ記事にて記した2010年の出来事とは、その後の2011年に入り、多少は自身に対しても影響を与えたようであり、各々の期間に撮影された自身の写真などを見ますと、何かしら異なった印象を受けます・・。
そして、このように多少年代記的に自身のことを書いてみるのもまたなかなか面白いものであることが理解できました・・(笑)。
こうしたことは日常生活においてあまり意識することはないと考えますので・・。
また、そのように考えてみますと時間の経過とは、一般的に云われるように残酷であると同時に、意識してみますとなかなか面白いこともまたあるようにも思われます・・(笑)。
さて、こうしたことを書いておりますと、想起されるのはトーマス・マン著「魔の山」であり、この著作においては、主人公が従兄のいるスイス・ダヴォスの療養所を訪れてからの数カ月間に多くの文量が割かれ、それに対し、その後、療養所を去るまでの期間はどちらかというと飛び石的に描かれております。
このことは、著者自身その著作内にて意識の流れと関連させ述べており、またトーマス・マンに心酔していた北杜夫も、その著作「楡家の人びと」のなかで、さきのトーマス・マンと類似した見解を述べておりました・・。
とはいえ、こうした意見、見解が普遍的であるかどうかは分かりませんが、私にとっても2009~2013年の鹿児島在住期間においては、たしかにその前半といえる2009~2010年の期間においてさまざまな出来事が大挙して生じており、この意見、見解にある程度合致しているといえます。
それに比して、後半である2011~2013年とは、どちらかというと前半の期間に生じた出来事から派生、対応するようなカタチで、また、さまざまな出来事が生じていたように思えます・・。
とはいえ、こうしたことは畢竟、感覚的なことでありますので、その判断(実際にそうであるのか?)とは、なかなか難しいように思いますが、さて如何でしょうか?
しかしながら、ヒトはこうした年代記に類することを述べる際、たとえ無意識あるいは結果的であったとしても、上記のような何かしらの観念的な基軸あるいは物語のスジといったものを採用しなければなりません・・。
そうでなければ、それは単なるグラフ的な年表といえるでしょう・・。
そのように考え、私の鹿児島在住期間を当て嵌めてみますと、前半に生じた出来事を後半に生じた出来事に対応させるカタチにて述べるのが適当ではないかと思われるのですが、そのような場合、どうも記述の手法において心もとなさをおぼえるため難しいように思われるのです・・(苦笑)。
また、個人的には後半である2012年以降に生じた出来事の方が自身に与えた影響は大きかったのではないかとも思われますので、それぞれ記しながら、その都度、それらの関連性について示唆していくのが適当ではないかと考えるに至ります・・。
ともあれ、今後もまた、機会がありましたら、それら期間での出来事を記していきたく思います。
今回もここまで興味を持って読んで頂き、どうもありがとうございます。
昨年発生した熊本、山陰東部、福島周辺での大地震により被災された地域の出来るだけ早期の諸インフラの復旧、そしてその後の復興を祈念しております。」
2017年1月15日日曜日
20170114 2010年の出来事について・・
本日の首都圏は大変気温が低く、これまでとはまた異なった感じの寒さを感じさせました。
また、最近投稿したブログ記事に関しては何故か2010年のことを扱ったものが多かったことから、この年の出来事を思い起こしてみますと、この時期は所用により色々と移動をしていたことが分かりました・・。
おそらく友人が鹿児島に訪ねて来て頂いたのが9月頃であり、その後10月はじめ、東海地方にて学会が開催(この際、熱田神宮に講座先輩院生の方々と参拝した)され、それに出席、発表し、そして鹿児島に戻った翌日には師匠と講座の方々で韓国岳(2010・10/11)に登っておりました・・(笑)。
さらに翌月の11月初頭は学会発表にてインドネシアのジョグジャカルタに行っておりました・・。
そして、このインドネシアへの行き来の旅中とはムラピ山の大規模な噴火により、なかなか波瀾に富むものでありました・・。
ちなみにこの旅では関西国際空港から飛行機が飛ぶため、鹿児島を出発し、大阪なんばにて一泊することになりましたが、このインドネシアへの出立の前夜(なんばにて一泊する日)南海電車にて南下し、何の目的もなく和歌山市駅まで行き、夕刻のぶらくり丁を徘徊し、刺田比古神社に参拝したことが思い出されました・・(笑)。
ついでながら、この旅中読んでいた書籍は、訪問国と物語の主要な舞台が同一であることからローレンス・ヴァン・デル・ポスト著「影の獄にて」(「A Bar of Shadow」)を選んでおりました・・。
ともあれ、このようにあらためて思い起こしてみますと、この時期2010年の後半とは、さまざまな出来事が大挙して押し寄せてきたような感じがあったように思われます・・。
また、それは続く2011、2012年の前哨戦のようなものであったのかもしれません・・(笑)。
これらの年のことは、また後日、機会があった際、想起すると思われますが、これらもまた自身にとってはなかなか重要な年々でした・・。
特に講座の先輩院生方が修了され、私一人が院生として講座に在籍していた2012年以降とは、現在になり考えてみますと、大変ではありましたが、それ以上に得るものもまた大きい期間であったのではないかと思います・・。
そして、そのように考えてみますと、果たして現在の私とは、その時(2012年~)に比べ成長しているのであろうか?と考えてしまうのですが、こうしたことを考えてみても、当時とは色々と局面が異なるため、あまり意味はないのではなかろうかと思い、とりあえず、こうした疑問は棚上げしておこうと思うに至ります・・(苦笑)。
しかし、一つおそらく成長していると思われることは、こうした文章を継続的に書くということであると思われます・・。
とはいえ、これもまた自身の内的な必要(衝動に近い)に迫られて継続しているものであり、その意味において、単にその衝動の質、相が異なるものになっただけとも云えるのかもしれません・・(苦笑)。
そして、それは成長や進化といったいわゆる前向きなものであるとは決して言い切れません。
無論、逆もまた然りではありますが・・。
さる熊本、山陰東部、福島周辺にて発生した大地震によって被災された地域の出来るだけ早期の諸インフラの復旧、そしてその後の復興を祈念しております。
また、最近投稿したブログ記事に関しては何故か2010年のことを扱ったものが多かったことから、この年の出来事を思い起こしてみますと、この時期は所用により色々と移動をしていたことが分かりました・・。
おそらく友人が鹿児島に訪ねて来て頂いたのが9月頃であり、その後10月はじめ、東海地方にて学会が開催(この際、熱田神宮に講座先輩院生の方々と参拝した)され、それに出席、発表し、そして鹿児島に戻った翌日には師匠と講座の方々で韓国岳(2010・10/11)に登っておりました・・(笑)。
さらに翌月の11月初頭は学会発表にてインドネシアのジョグジャカルタに行っておりました・・。
そして、このインドネシアへの行き来の旅中とはムラピ山の大規模な噴火により、なかなか波瀾に富むものでありました・・。
ちなみにこの旅では関西国際空港から飛行機が飛ぶため、鹿児島を出発し、大阪なんばにて一泊することになりましたが、このインドネシアへの出立の前夜(なんばにて一泊する日)南海電車にて南下し、何の目的もなく和歌山市駅まで行き、夕刻のぶらくり丁を徘徊し、刺田比古神社に参拝したことが思い出されました・・(笑)。
ついでながら、この旅中読んでいた書籍は、訪問国と物語の主要な舞台が同一であることからローレンス・ヴァン・デル・ポスト著「影の獄にて」(「A Bar of Shadow」)を選んでおりました・・。
ともあれ、このようにあらためて思い起こしてみますと、この時期2010年の後半とは、さまざまな出来事が大挙して押し寄せてきたような感じがあったように思われます・・。
また、それは続く2011、2012年の前哨戦のようなものであったのかもしれません・・(笑)。
これらの年のことは、また後日、機会があった際、想起すると思われますが、これらもまた自身にとってはなかなか重要な年々でした・・。
特に講座の先輩院生方が修了され、私一人が院生として講座に在籍していた2012年以降とは、現在になり考えてみますと、大変ではありましたが、それ以上に得るものもまた大きい期間であったのではないかと思います・・。
そして、そのように考えてみますと、果たして現在の私とは、その時(2012年~)に比べ成長しているのであろうか?と考えてしまうのですが、こうしたことを考えてみても、当時とは色々と局面が異なるため、あまり意味はないのではなかろうかと思い、とりあえず、こうした疑問は棚上げしておこうと思うに至ります・・(苦笑)。
しかし、一つおそらく成長していると思われることは、こうした文章を継続的に書くということであると思われます・・。
とはいえ、これもまた自身の内的な必要(衝動に近い)に迫られて継続しているものであり、その意味において、単にその衝動の質、相が異なるものになっただけとも云えるのかもしれません・・(苦笑)。
そして、それは成長や進化といったいわゆる前向きなものであるとは決して言い切れません。
無論、逆もまた然りではありますが・・。
さる熊本、山陰東部、福島周辺にて発生した大地震によって被災された地域の出来るだけ早期の諸インフラの復旧、そしてその後の復興を祈念しております。
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