2018年9月6日木曜日

20180906 周辺機器の進化発展と社会様相の変化の関係について【昨日投稿分記事からの続き】

本早朝、北海道での大地震により生じた被害が出来る限り軽微であり、また、そこからの各種インフラの復旧が速やかになされることを祈念します。

本日分の投稿記事は書籍からの抜粋引用を以て充てようと考えていましたが昨日投稿分の記事が、思いのほかに多くの方々に読んで頂いたことから、本日分の記事は昨日分の記事内容に関連させるものとして作成することにしました。また、この記事を読んで頂いた皆さま、どうもありがとうございます。

とはいえ、昨日分の記事は、前半と後半で主題が全く異なり、いずれの主題に興味を持たれ当記事を読んで頂いたか精確には分からないことから、その他に昨日多く読んで頂いた記事の主題より類推し、後半部の主題であった新たな歯科衛生士・技工士教育の続きとなるような記事を作成することとします。

昨日分の記事にて述べましたように、周辺機器の進化発展により、それまで我々が手作業にて行ってきた行為・業務を各種機器が代わりに担うようになり、日々の営為の実態が大きく変化してきたことは、古来より変わりない普遍的なことであることは意識的には理解し得るのでしょうが、他方、各々が、そうしたことがまさしく現在進行形にて生じている、いわば時代の辺縁・先端にいることを実感することは、なかなか難しいのではないかとも思われるのです・・。

しかしながら、それはまったく実感出来ないというわけでもなく、おそらくそれは、国であれ地域であれ、いくつかの異なった文化の土地土地を同時代的に知ることと、いくつかの異なった時代のそれぞれの歴史的様相を知ることにより、何と云いますか、現在のこの国、地域あるいは組織などを考える上での視座・基準点のようなものを得ることが出来、それにより現在の諸要素をより鮮明・明瞭に実感することが出来るのではないかと思われるのです。

さて、斯様に自身の考えをいくらかまとめてみますと、たしかに近年より我が国社会では、歯科衛生士を含む各種医療専門職の社会での認知のされ方が明らかに変化してきており、最近では県知事候補となる方もいらっしゃると聞き及びます。そして、こうした流れが今後、どのような社会の形成へと結びつくのかは一概には云えませんが、何れにせよ、普遍的とも云える人体についての知識を職業上必須のものとした高等教育を受けることは、将来どのような職業に就くに際しても個人・社会双方にとって益する要素の方が大きいのではないかと思われるのですが、さて、如何でしょうか?

そして、その上で、昨日分の記事にて述べた歯科衛生士・歯科技工士を包括・統一するような新たな大学教育の試みは、周辺機器の進化発展により齎された一種の福音とも考えられるのではないでしょうか?

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます。


~書籍のご案内~
増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5


~勉強会の御案内~
前掲書籍の著者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の歯科材料に焦点を当てた勉強会・講演会の開催を検討されておりましたら、よろこんでご相談承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

勉強会・特別講義 問合せ 連絡先メールアドレス
conrad19762013@gmail.com 
どうぞよろしくお願いいたします。


数年前より現在に至るまでに日本列島各地にて発生した、さまざまな大規模自然災害によって被害を蒙った地域の速やかな復旧、および、その後の復興を祈念しています。