この昨日の記事題材は、今後何回かにわたる予定であり、続きの記事の重要な部分については、断片的ではありますが、過日の訪問直後に作成しました。そして本日も、この「訪問記」の続きを作成しようと考えていましたが、以前の独白形式のブログ記事作成の感覚を取り戻そうと、考えをあらためて、さきほどから当ブログ記事を作成しています。
ここ最近は主として書籍からの引用記事を作成・投稿してきましたが、引用記事については、まだ題材のストックがあり、またそれは日課とも云える短時間での数冊の斜め読みなどによって、不定期ながらも、さらに随時蓄積されています。
しかしながら一方で、さきの経緯で引用記事の候補となった著作の記述を後日あらためて少し身を入れて読んでみますと「そこまで適当ではないかもしれない・・」と感じ方、考えがあらたまることも少なからずありますので、こうしたいわば観念的な採掘作業は継続する必要性があるように思われます・・。
さて、書籍に関しては、昨年末に購入して読み進めている白水社刊オーランド・ファイジズ著「クリミア戦争」上巻は、ようやく終りが見えてきました。そして次に下巻の購入が望まれるところですが、これは今月中旬を目安したいと考えています。ともあれ、これまで私はクリミア戦争について断片的な知識しか持っていませんでしたが、今回の多少難儀している読書により、以前よりも若干、その様相が分かるようになってきた感じがあり、さらに著作内にある19世紀当時の社会についてのさまざまな記述から、21世紀現在の未だ混乱がおさまらない東欧・中東地域での様相とも相通じる、通底すると思われるものが少なからず見受けられました。
しかし、当著作に関しては、文庫本のように比較的気軽に犬耳をしたり朱線を入れることに対して抵抗感があり、後日、興味深い記述を引用記として作成する際に少し難儀するのではないかと予感させられます・・。また他方で、その折には頁を開きしばし斜め読みをしていると、読み進めていた時の感覚が想起されてきて、そして次第に、そうした記述の場所も思い出されてくるのではないかと幾分楽観的に構えている側面もまたあります・・。
これは後日検証してみると面白いかもしれません。
そして、そのように考えてみますと、これまで一連の当ブログは自らの読書経験と継続している読書により成立しているとものと云え、これがなければ、おそらく、継続的に自分なりの文章を作成することは出来なかったと云えます。それ故、私は外出の際に、いつも何かしらの書籍を持ち歩いているのだとも云えますが、しかし、その淵源は既に小学生の頃からであり、またその当時から電車通学の期間が長く続いたことから、その癖はさらに固定化されていったのだと思われます。くわえて、幼稚園から小・中学校の頃は近辺に神田神保町の古書店街があったことも、そうした癖の助長や固定化に有意に寄与しているのではないかと思われます・・。自らの年齢、世代が変っても、その都度、興味深いと感じ、読み進めることが可能な書籍を見つけることが出来ることは、悪くはないように思われるのですが、さて如何でしょうか?
今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
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