ともあれ、そうして迎えた2240記事ですが、相変わらず、その実感や達成感は皆無であり、何やらここまで来ますと、闇雲に無感動のままで、ただ記事数を積み上げているといった観すらあります・・(苦笑)。そうしたことから、何と云いますか、自分がブログ記事の作成を継続しているという実感もまた希薄化してくるわけですが、しかしながら、現在このようにブログ記事の作成が出来ている背景には、それを成立せしめてきた環境があり、その環境によって紆余曲折を経ながらも、何とか9年以上にわたり、当ブログを継続することが出来ています。そして、そうした背景・経緯があって、はじめて、オリジナル・引用の何れであれ、先ほどのように躊躇なく記事作成に取り組むことが出来るのだと云えます。ともあれ、そのようにして私にとってのブログ記事の作成は、半ば習慣化しているのだとも云えますが、同時に、取り掛かるまでには記事作成が億劫に感じられ、やりたくないと思うこともまた度々あります・・。それでも、ルーチンとして記事の作成していますと、徐々に興に乗ってくるのか、少なくとも、このあたりまでの文章は、あまり時間を要せずに作成することが出来るようになったとは云えます・・・。
また、それに加えて、以前より数冊の書籍も読み進めており、そこにある、いわばさまざまな文語に対する「慣れ」の意識や親近感もまた、こうした文章作成においては重要であると私は考えます。さて、この読み進めている書籍については、過日(7/23)の投稿記事で、加藤周一による「日本文学史序説」上下巻を挙げましたが、この題材はまた後日、あらためて作成したいと考えていますが、当著作が私にとって意義深いものと考える理由は、当著作は、2013年に学位取得以降はじめて、ある程度身を入れて通読した人文系の著作であったからなのですが、また、それと同時に、当ブログの開始初期(2015~2016)の頃は特に、当著作の通読経験に支えられて、どうにかブログを継続することが出来たのだとも云えます。あるいは、その他のこうした私にとって重要な著作を挙げてみますと、たとえば昨今は、敗戦記念日に近い時期でもあることから、太平洋戦争を思い起こすために、大西巨人による「神聖喜劇」全巻、あるいはもう少しライトな文量ですと、大岡昇平による「俘虜記」などの読書経験は、自分にとって印象深いものであったと云えます。そして、こうした読書経験は、おそらくある程度年齢が若く、感性が生き生きとしている時期(具体的には30代前半まで)に積んでおいた方が良いと考えています。そして、こうした視座からも、我が国の高等教育は、いま少し考えをあらためた方が良いのではないかとも私は考えます。
そして、この我が国の高等教育については、以前から当ブログやエックス(旧ツイッター)にて述べている医療・歯科医療・介護などの専門職を養成するための専門職大学の新設について、以前からボンヤリと考えていたことが、ここ最近の経験や読書によって、いま少し精密に言語化出来るようになったと思われることがあり、それをまた、近日中にブログ記事として作成したいと考えています。
以上のことから、ここ最近は引用記事が主ではありましたが、しかし引用記事の作成による当該記述の対自化によって、その記述内容と類似、近似あるいは対立する見解が含まれる既投稿のオリジナル・引用の記事が新たに想起されてくることは、毎度それなりに面白いものであり、そこでの自分なりの発見を当ブログやエックス(旧ツイッター)などで共有して、そして、そこに興味を持って頂ける方々が、たとえわずかではあれ、いらっしゃるのであれば、それらを投稿、連携して示した私としては、やはり僥倖と評して良いのではないかと思うところです。
今回もまた、ここまで読んで頂きどうもありがとうございます!
祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
*鶴木クリニックでのオペ見学につきましても承ります。
連絡先につきましては以下の通りとなっています。
メールアドレス: clinic@tsuruki.org
電話番号:047-334-0030
どうぞよろしくお願い申し上げます。