また、これまでの経験から、気負った状態にて記事を作成し
ていますと、かえって着想も湧かず、ただ気負いのみが先走りして悶々とした状態になることが多いと云えます(苦笑)。
この悶々とした状態は、その真っただ中にいますと、様々な考えが心中を巡ってはいるのですが、それらを上手く文章化することが出来ないといった状態であり、おそらく文章を書く人が陥るスランプとは、こうしたものではないかと推察します。
そして3年前この時期の私は、まさにそうした状態であり、それはそれで大変に苦しいものでした。また、そうした私の状態を悟ってくださったのか、偶然にも周囲の数人の方々から同時期に『何かしら書き続けたらどうですか?』『ブログをはじめてはどうですか?』といったご意見を頂戴し、当ブログを開設した次第ですが、その後概ね10日のうち9日は記事を作成・投稿し、そして今回、どうにか1000記事に到達することが出来ましたので、自身としては悪くない途中経過であるように思われます・・。
とはいえ、もとよりこれもあくまでも途中経過であり、今後、どこまで継続するか分かりませんが、少なくとも3年前の初めての投稿記録がある6月22日までは継続し、丸3年の継続と云えるところまでは続けてみようと思います。くわえて『石の上にも三年』ともいいますので・・(笑)。
また、これまで面白い記事ばかりとは云えない当ブログを読んで頂いた方々には心から感謝いたします。皆さまに読んで頂けていなければ、当ブログを継続することは出来ませんでした。また、さきに述べました通り、今後もしばらく記事作成を継続しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、1000記事目の投稿にしては、どうも凡庸・ありきたりな記事となってしまいましたが、しかし、これまでの記事作成の経験から思うことは、継続とは往々にしてそうしたものであり、時々作成される多くの方々に読んで頂ける記事は、そうした背景の中から半ば偶然に生じるのであり、それはおそらく意図して出来るようなものではなく、あるいは単発的には可能であるのかもしれませんが、しかし、そうした(先鋭化された?)意図に基づくものは、継続することにより、我々の精神にある活性・創造性を速やかに磨滅させていく何かがあるのではないかと思われるのです・・。
おそらくここに『有用性の限界』といったものがあるのではないでしょうか?
それ故、あまり意識しすぎない、気負わない継続が重要であるのではないかと思われるのです・・。
さて、こうしたことを書いていて不図思ったことは『これまでの1000記事の中で最も読まれた記事は何であるか?』であり、投稿された日時も全て異なることから、一概には評価出来ませんが、とりあえず調べてみますと3年前の12月14日投稿分の『大西巨人著「神聖喜劇」第一巻 光文社刊pp.221-223より抜粋』であり、その次が2016年9月29日投稿分の『 昨日投稿のブログ記事に関連して・・主に書籍からの抜粋引用』となっており、残念ながら双方共に書籍からの抜粋引用となっておりました・・(苦笑)。そこで自身作成の文章にて最も多く読んで頂いていた記事を調べてみますと2016年2月21日投稿分の『 歴史認識と国民性について』となっており、そこから自身のブログでは歴史・教養などを扱った記事が多く読んで頂いていることが改めて理解できました・・。
そして、さらに他の多く読んで頂いている記事を調べてみますと、やはり歴史・教養系次いで民俗学関連の記事がチラホラ見受けられるといった感じとなっていました。今後はもう少し多彩な分野の記事が多く読んで頂けるような記事作成を心がけていこうと思います。ともあれ、重ね重ね、皆さまのおかげでここまでブログを継続することが出来ました。どうもありがとうございます。ゲーテの『ファウスト』に『心をよみがえらす泉は自分の胸中からわいてこねば、心身をよみがえらすことはできない。』というセリフがありましたが、自身は自身の胸中にこの水脈・泉を見出すことは出来たのでしょうか?どうもイマイチよくわかりません(笑)。しかしまた、今後もしばらく継続することにより、現在よりかは多少分かってくるのかもしれません・・。
そして、今回もここまで読んで頂きまして、どうもありがとうございます。
数年前から現在までに日本列島各地において発生した、あるいは現在も継続している大規模自然災害によって被災された地域のインフラの回復および、その後の復興を祈念します。
~書籍のご案内~
昨年暮に師匠による著作が医歯薬出版より刊行されましたのでご案内いたします。どうぞよろしくお願いいたします。著書名:『CAD/CAMマテリアル完全ガイドブック』
ISBN978-4-263-46420-5