2000記事への到達とは、現在の私にとっては未だに全く現実感がありませんが、2015年6月に当ブログを開始した頃から考えますと、かなり進んだとは云えます。あの当時は7年以上当ブログが継続するとは考えていませんでした。とはいえ「100記事程度で終わるだろう」とも考えておらず、思い返してみますと、300記事ほどまでは「ともかく何か書かなくては・・」と、夢中で作成していた感があります。
やがて300記事まで到達すると「あれ、1年間は続くのでは・・?」と考えるようになり、そして400、500、600、700記事そして2年間の継続へと至りました。自らの体感としては、この2016年後半から2017年にかけてが、最もブログ記事作成に脂が乗っていた時期でもあり、また当時は、以前に幾度か当ブログにて述べたことがありますが、訪問診療に注力している某医療法人に勤務していた時期であり、平日は概ね、営業のため首都圏各地の歯科医院・医療法人を訪問していました。
この営業活動は主に歯科医院を含む医療法人・医療機関からの求人情報を得ることが目的でしたが、この活動については、どうにか成功と呼べるところまでは行ったと思われます。しかしながら、この活動も中途にて断念せざるを得なくなりました。
それは、現在となってみれば、あまり大きなことではありませんが、当時としては、自分なりに足を使って積み重ねたものが全て奪い取られるような感覚があり、それなりに落ち込んでいた記憶があります。しかし、考えてみますと、私の場合、以前から博士課程での指導教員にしろ、この営業活動にしろ、当初、そこまでは乗り気でなかったことに徐々に意識を向けて集中するようになってきますと、どうしたわけか、何らかの妨害があり、そして断念せざるを得ない状況となってしまうことが多いのです・・。
そういえば、私は何をやるにつけても、どこかしらから邪魔が入ることが多かったように記憶しています。
やがて、そうした思いを抱えて、ある程度の年齢まで行きますと、その思いは、ある種の諦念となり、そして、そこを起点として行動力や活力が急速に減衰してくるのではないかと思われるのです・・。
つまり、まさに自縄自縛により、自分のこの先の人生に対して、あまり希望や夢を見出すことが出来なくなってくるのです・・。
こうした思いは実に面倒であり、むしろ新型コロナウィルス感染症に罹患し臥せっていた時の方が、そうしたことを考えなくて済んでいた感もあります・・(苦笑)。
とはいえ、そこから回復した現在の私の人生の先に、果たして夢や希望といったものはあるのでしょうか?
・・そして、そこに至って再度、当ブログが浮上するのです。つまり、現在となっては当ブログをとりあえず進めること、そしてまた、幾つかの抱えている案件を、少しづつではあれ、良い方向に向けて進めて行くことが、私にとってのある種の卑近な夢や希望であると云えますが、しかし、これらも、ある程度まで良い段階にまで至りますと、またどこかしらから邪魔が入ってきて全て破壊されてしまうのではないかといった恐れが生じるのです・・。
その意味で、2010年に、私に対して何の断りもなしで、事後のまともな対応もなく勝手に指導教員を退職に追いやった、その「国家権力」に対しては、ある種の怒りを覚え、ここでこうして文章を書いていても頭が熱を持ち始めます・・。
あれは私が何か悪かったのだろうか?いや、そこで私の非を何かしら論い責め立てる方々は、これまでの見立て通り、我が国においては、ありがちとは云えますが事大主義の**野郎であると云えます。
また、さきの「全て破壊され・・恐れが生じる」といった思いは、ある種の「負け癖」でもあると云えますが、私の場合、もとがポンコツであることから、自分の性質に合致した仕事に就いていないと、どうやら、この「負け癖」が勝手に作動してしまうようであり、現在となっては既に遅いと思われる方々もいらっしゃるかもしれませんが、これをどうにか取り除くことが出来ればと考えています・・。
人生で失敗を何度か経験しても、七転び八起きにて新たなチャレンジで成功するといった物語は、たしかに良いと思いますが、しかし、そこに、あまり現実感を見出せなくなってくるというのは、以前にも述べた新型コロナウィルス罹患後の後遺症の一つなのでしょうか?あるいは、さきに述べた活力・行動力減衰の顕われであるのでしょうか?
しかし、それでもブログ記事の作成は継続します。たとえその行為が何に結び付くかは分からなくても・・。
そして今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
順天堂大学保健医療学部
祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
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