さて、現在住んでいるところにはテレビがないことから、ここ最近はテレビを視る機会はほぼありませんが、つい先日知人よりお聞きした事件のハナシをインターネットにて検索してみますと、今月初旬、移転を間近に控えた某大学キャンパスにて火事・爆発があり、その後、現場にて焼死した遺体が発見されたとのことです・・。
この事件の概要・背景をインターネットにて調べていますと眉間に皺が寄ってきて、胸が苦しくなってきました・・。【自身がそのようになっても少しもおかしくなかったし、また、それは今後とて同様だろう・・。】くわえて、この亡くなられた方の専攻が人文社会科学系【法学】であったことからも、その感覚は強くなり、さらに、これまで自身が当ブログにてたびたび主張した人文社会科学系学問の重要さが何やら空虚なものに感じられ、脱力感らしきものをおぼえるのです・・。
とはいえ、この感覚【脱力感】は、これまで幾たびも感じてきたものであり、また、そこから私見として高等教育においては、出来る限り人文社会科学系分野に進むよりも、普遍的な知識・技術を学ぶことが出来る自然科学系、就中、医療系に進んだ方が良いと考え、さらには、大学学部・学科の学生数も、現在進行形にて情報技術・人工知能が進化発展を遂げている現今においては、人文社会科学系分野の入学定員数を減らし、他方で自然科学系、就中、医療系および、その関連分野としての介護系学部・学科の入学定員数の増加、および、それら分野の大学・学部・学科の増設・新設を行うのが良いと考えています。
また、人文社会科学系分野の研究を行うにしても、あくまでも大学組織に所属しようとするのではなく、個人としても研究資金を得ることが出来るようなクラウドファンディングなどの仕組み・プラットフォームを利用することにより、文理の境界を越えた新たな研究スタイルが社会に定着していくのではないかとも思われるのですが、さて、如何でしょう?
そういえば、先日久しぶりにお目にかかった文系院時代の友人に当ブログのことをお話ししますと、読まれているか分かりませんが『そのブログは出版しないのですか?』と聞かれました。これまでにこのブログを出版しようと考えたことがなかったことから、この質問には驚き、また、それら記事の内容も一様に、ある程度の質を保持出来ているとは思われないことから、それはないと思われます・・(笑)。
しかし他方、もうしばらく書き続けますと、総閲覧者数が40万人に到達しますので、キリの良いところで、これが50万人あたりまで到達しますと、いくらか考えが変わり、あるいはまた周囲の状況も変化するのかもしれません・・。
ともあれ、論文ばかりでなくとも、全世界への公開を前提とした、このブログという手法も知の発信という意味においては、そこまで悪い、もしくは見下されるようなものではないとも私は思うのですが、さて、これも如何でしょうか?
今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。
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祝増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5
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前掲著作の著者である師匠による歯科材料全般あるいは特定の歯科材料に焦点をあてた勉強会・講演会などの開催を検討されておりましたら、よろこんでご相談承ります。師匠はこれまで長年、大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。
~勉強会・特別講義 問合せ 連絡先メールアドレス~
conrad19762013@gmail.com
どうぞよろしくお願いいたします。
数年前から現在に至るまで、日本列島各地にて発生した、さまざまな大規模自然災害により被害を蒙った地域の速やかな復旧、および、その後の復興を祈念しています。
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