とはいえ、相変わらず、移動中や就寝前での読書は続けており、またここ最近は、これまでに自分が(ほぼ)知らなかった分野、世界を扱った著作をいくつか、読み進めてきたために多少苦労しましたが、不思議なもので、しばらく読み進めていきますと、徐々にその文体に慣れてくるのか、あるいは、その文章の背景にある世界観が、漠然とではあれ、認識出来る様になるのか、ともあれ、相対的に早く読み進めることが出来るようになります。
しかし、早く読み進めることが出来るようになったとしても、その内容の精確な理解は、それとはしばしば随伴しないことから、しばらく読み進めた頁から、また少し頁を戻り、読み返すといったことを続けつつ読み進めて行きますと、どうにか理解出来るようになるといった感がありますが、これが、さらに興味深い著作である場合、さきの手法にて読み進め、読了に至ってから、再度はじめから通読しますと、さらに精確な理解に至ることが出来るように思われます。
とはいえ、この読み進め方は、思いのほかに体力を消耗することから、ある程度の年齢に達すると困難になってくるのではないかと思われます。これは私自身の場合、そうであったと云えます。つまり、端的には、体力は以前より衰え、頭が硬くなり、そして、新たな事物を受け付けなくなっているのだと思われ、また、これについては日々実感していますが、他方で、内発的な動機による何らかの分野での活動をしている場合などは、その分野については、部分的にあまり頭は硬くならずに、比較的柔軟なスタンスにて活動することが出来るのではないかと思われます。
あるいは、こうしたこともあり、私は半ば無自覚的にではあれ、気が重くなりつつも、どうにか当ブログを続けていることが出来ているのかもしれません・・。
今回もまた、ここまで興味を持って読んで頂き、どうもありがとうございます。
順天堂大学保健医療学部
祝新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5
*鶴木クリニックでのオペ見学につきましても承ります。
連絡先につきましては以下の通りとなっています。
メールアドレス: clinic@tsuruki.org
電話番号:047-334-0030
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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