2024年11月28日木曜日

20241127 読書とブログ記事作成の効果について

 昨日投稿のブログ記事にて「関東南部は既にして初冬終盤の気配がある」と述べましたが、翌11月27日(水)は、どうしたわけか日中は比較的温暖で過ごし易かったです。また、さきほどまでの読書も進み、先日より読み進めているダロン・アセモグルおよびジェームズ・ロビンソンによる早川書房刊「国家はなぜ衰退するのか」の上巻を読了しました。こうした文庫本は持ち運びには上着などのポケットにも入ることから大変便利ではあるのですが、その反面、文字サイズが小さく、最近では、文字にピントが合い安定して読み進めるに至るまでに、数分程度掛かることもありますが、自分が面白いと感じ、能動的に読んでいる著作については、こうしたピントを合わせる時間が大きく短縮されることがあることを知りました。そして、その著作がさきの「国家はなぜ衰退するのか」上巻でした。続いて、下巻も読み進めていますが、こちらも感覚としては、さきに読了した上巻と同程度の興味を持ちつつ読み進めることが出来ると感じられました。さらに、その後、さきの活字にピントを合わせる時間の検証も兼ねて、書店にて興味深いと思われた著作を手に取り、立ち読みをしてみますと、これもまたすぐにピントが合ったことから、SNSで知り得た情報から入手した著作と、こうした偶然に任せて書店を徘徊して面白い著作を探すことの間には、思いのほかに大きな溝があるのではないかと思われた次第です。しかし、SNSにて知り得た著作も少なからず、自分にとっては興味深いものであり、それ故、大抵は読了まで至っているのですが、しかし、そうしたいわば受動的とも云える書籍選択の仕方一辺倒になってしまいますと、徐々に読書全般に対する能動性も減衰するおそれもあることから、書籍を選ぶ際には、自分にとってある種「課題」的なものと、純粋に自分の読みたいものといった、二つの基準を用いるのが良いのではないかと思われました。そしてまた、ここまで作成した内容もまた、さきに挙げた「国家はなぜ衰退するのか」の主題と関連があるように思われたことから、その時に読んでいる書籍の内容といったものは、同時期に作成する自分の文章にも、浸透して影響を及ぼすこともあるのだと実感しました。とはいえ(どうにか)9年以上当ブログを継続していますが、その背景や基層にある自分の習慣について考えてみますと、それは以前にも何度か当ブログにて述べたことがあると思われますが、やはり読書の習慣であると云えます。しかし、これまでに述べたその見解は、引用記事を別にすれば、あくまでも状況証拠的なものであり、記事作成の時点と同時期に読み進めている書籍の内容が、作成しているブログ記事に影響を与えるといったことは、これまでに意識したことがないことから、何やら新鮮に感じられた次第です。そして、そのように考えてみますと、こうした自分にとって新しい感覚が生じた背景には、これまで比較的長期間にわたり作成してきた当ブログでの引用記事による効果があるのではないかと思われました。引用記事を作成していた期間の最後の方では、さきと似て「自分の文章作成に対する能動性が減衰してしまったのではないか」といったおそれから、引用記事の作成を止めて、現在のような独白形式の文章での作成を始めましたが、しかし、この形式での記事作成を継続していますと、今度は「あの著作のあの部分で引用記事を作成したいな…」などと、また思いつくようになり、現在になりますと、読んで頂いている諸兄姉におかれましては、どうであるか分かりかねますが、自分としては「あれはあれでよいもので、今後も興味深いと感じる記述に出会ったり、あるいは何らかの機会に想起したのであれば、それで引用記事を作成するのは、よいことであるのではないか。」と考えるようになり、そこから、また今後、特に興味深いと思われた記述については、引用記事を作成することにしました。そして最後に、さきに述べた自分にとっての課題図書と自由図書のような感覚について、現在読み進めている自由図書の方は中公新書であり、それなりに読み応えはあるはずなのですが、こちらについては、自分にとって比較的馴染みのある分野(近現代史)でもあることからか、読み進める速度がさきの「国家はなぜ衰退するのか」と比較して、かなり異なることが大変印象的でした。また、そうした感覚を憶えますと、何と云いますか、自らの目や体力などの衰えについての感覚が、そこまで全体的に及んでいるものではないことが実感されて、何と云いますか、諦めや諦念の対極にある「やる気」が湧いてくるのだと思われます…。そこから、複数の分野で、ある程度専門的な書籍を読めるようにしておくことは、そこまで悪いことではないと思われた次第です。
最後に、今回もまた、ここまで読んで頂きどうもありがとうございます!
一般社団法人大学支援機構


~書籍のご案内~
ISBN978-4-263-46420-5

*鶴木クリニックでのオペ見学につきましても承ります。

連絡先につきましては以下の通りとなっています。

メールアドレス: clinic@tsuruki.org

電話番号:047-334-0030 

どうぞよろしくお願い申し上げます。


0 件のコメント:

コメントを投稿