2016年10月12日水曜日

20161012 2008での出来事を思い起こして・・

これまで仕事にて何人もの歯科医師の先生からお話しを伺っておりますと、時折それらをベースとして不図「何かモノガタリでも書いてみようか・・」と思うことがあります・・。

私はこれまでに創作部分が多いモノガタリ的なものを作成したことがないため、特に自信といったものはありませんが、一方、伺ったお話し、自身が経験したことを統合、整理することにより、何かしらモノガタリに近いものは創作することが出来るのではないかとも思います・・。

そして、モノガタリの題材とは基本的に2009~2013の自身の経験が適当であるのではないかと思われます・・。

「2008年4月、私は**歯科技工専門学校の2年生に進級していた。
そして同月の後半、大学院博士課程(経済学)に進学し、同じく2年生となっていたAが学会にて東京に訪れたことを電話にて知らされ***で約1年ぶりで会うことになった。

その日は幸いなことに実習が比較的早く終わり、急ぎ待ち合わせをしていた***駅に向かった。

***駅に着くとAは既に待ち合わせ場所に到着しており、連れ立って近くの喫茶店に入った。

Aと会って話をするのは修士課程修了以来はじめてのことであり、現在彼が行っている研究、勉強、読んでいる書籍のことなどで大分ハナシが盛り上がった。

この時、修士院生当時と変わらずに手振りを交え話していたAの手がテーブルの上に置かれていた水の入ったコップにあたり、水がテーブル一杯に広がるほどにこぼれたが、Aは途切れることなく話し続け、また私もそのことに特に気を向けることなく話しを聞き続けていた・・・。

この時話していた内容とは、彼の専攻としている経済学者についての新しい発見、知見のタネとなりそうなことであり、また、同時にそれはAの修士院生当時の研究からの継続、発展したものであったため、ほぼ1年振りであったにもかかわらず、特に理解できないということはなかった。

また、私の方も修士課程修了後も継続的に文系学問の著作を読んでいたことによってか、どうにかAの話しについてゆくことが出来たのかもしれない・・。

とはいえ、この時、Aの研究内容の話しよりも、私が大きく興味を示したのは、現在Aが在籍している大学院博士課程での具体的な研究生活のことであり、これは当時歯科技工学校にて手を用いるさまざまな実習に明け暮れていた私にとって、かなり好奇心を抱くに値するものであり、別れ際に近い頃、私はAに向かい「私は現在歯科技工学校に通っていますけれども、ここを出たらいずれ博士課程に行きます!」と宣言したことを覚えている・・。

今回もまた、ここまで興味を持って読んでくださった皆様、どうもありがとうございます。


さる四月に熊本にて発生した大地震により被災された地域の諸インフラの出来るだけ早期の復旧、そしてその後の復興を祈念しております。

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