2019年12月15日日曜日

20191215 時代の流れ・時代精神の認識の価値について・・

本日の徳島は、日中は日差しもあり、比較的過ごし易かったものの、日が暮れますと、途端にグッと寒くなったように感じられました。

さて、書籍の方は現在も何冊か読み進めていますが、先日、ブログ記事にて取り上げた岡義武著「明治政治史」下巻は、面白いくだりに入り、また同時に、それは以前読了した石光真人編 石光真清著「石光真清の手記」の第二巻とも時代が被り、そこから、当著作(「明治政治史」下巻)にて述べられている、さまざまな状況とも「繋がる」ことがしばしばあります。

こうしたことはおそらく、他の分野においても、同様、あるいは類似した構造があると思われますが、歴史の理解においては、専門的な史書のみによるものでは片手落ちであり、同時に、必ずしも専門書とは分類されない、同時代を扱った、さまざまな著作あるいは映画作品などに対しての理解を得ることにより、ある程度、その時代に対しての理解が深まるのではないかと考えます・・。

また、そこからさらに、インプット後のアウトプットの様に、それらから得た知見を組み合わせて再構成し、自分なりの「理解の構造」を述べることが重要であると考えますが、この段階では、既にある程度の資料をあたってこられた方々との対話・議論などを行いますと更に興味深く、面白いものとなると考えます。

こうしたことは文語・口語何れでも同様ではあるのですが、ブログのような文章・文語にて表出するものであると、どうしても一方通行気味になってしまう傾向があるように思われます・・(苦笑)。

つまり、口語による対話・議論と比較して「あまり反応が感じられない」ということですが、それについては、ここ数日間、どうしたわけか、ブロガー・アメーバブログ共に閲覧者数がいつになく伸びました・・。ある程度ブログ記事の作成を継続していますと、しばしば、こうした不思議とも思われる出来事が生じることがありますが、こうしたことは、深く詮索してみても、あまり有効と思しき仮説や答えを得ることは困難であると云え、それよりも、新たに作成しているブログ記事のネタにする方が多少は建設的であるように思われます・・(笑)。

また、それと関連することであるか不明ではありますが、ここ最近ブロガーにて作成・投稿した記事は、アメーバブログにコピペし、更にフェイスブックにて共有していますが、この一連の所謂、周知知活動のどこかの段階において、多少は情報が拡散しているのか、時折、自身からは縁遠い、雲上人の方々からの投稿にも何かしら影響を及ぼしているのではないかと考えさせられることがあります・・。

とはいえ、それは、おそらく多くの場合、自身からの影響というよりも、むしろ自身の自意識過剰に多く拠っているのではないかと思われますが、しかし何れにせよ、そうした関連性を感知出来るということ自体、自身がブログ記事にて述べたことが世の中の流れ、あるいは時代精神から、そこまで遠くないことを示すものであるとも考えられるため、あまり主張する必要はなく、また、その先に何があるか考える必要もないとは思いますが、同時にもう少し読み続け、そして書き続けてみようとは思うに至ります・・(笑)。

そしてまた、上手く表現することは出来ませんが、そうしたところに芸術なども含めた人文社会科学系全般の醍醐味あるいは意味合いといったものがあるように思われます。

無論それは、経済的な功利性からは縁遠いものとされるのでしょうが、しかし同時に、そうした位相から、経済的な功利性のもとになる「価値」の原理といったものが生み出されるのではないかと思われます・・。

そうしますと、それはそれで、人文社会科学系にも自然科学系と同程度の価値があるようにも思われるところではあるのですが、さて如何でしょうか・・。

今回もまた、ここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

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2019年12月8日日曜日

草思社刊 セバスチャン・ハフナー著 瀬野 文教訳 「ヒトラーとは何か」pp.159-161より抜粋引用

『マルクス主義とヒトラー主義には、すくなくともひとつ共通点がある。それは世界史全体を、ひとつの視点で説明しようとすることである。「これまでのすべての社会の歴史は、階級闘争の歴史である」と「共産主義宣言」はいう。そしてこれに答えるかのようにヒトラーはいう。「すべての世界史的現象は、人種の自己保存本能の発揚にほかならない」
 マルクスにせよヒトラーにせよ、このようなフレーズには強烈な暗示力がある。呼んだ者はとつぜん光がさしたように目が覚める。迷いがふっきれ、重荷がかるくなる。悟りがひらけて物事がわかったような、心地よい気分に包まれる。そしてかくも素晴らしいフレーズを受け入れない者たちにたいして、えもいえぬ怒りといらだりがこみ上げてきて、つい激越な憤懣をぶちまけてしまう。「これがわからないやつはばかだ!」愚かな優越感と情け容赦のない冷酷さ、マルクス主義心酔者にもヒトラー信奉者にも共通して見られる感情の高まりである。
 だが、「すべての歴史はこうだ・・ああだ」などと断定するのは、むろんまちがいである。歴史というのは奥深い森のようなもので、林道の一本や二本通したところで森全体を切りひらくことはできないのである。歴史には階級闘争もあれば、人種闘争もある。さらには国家や民族、宗教やイデオロギー、王朝や政党その他のあいだでありとあらゆる闘争が繰り広げられてきた。人間社会に衝突はつきものである。歴史のいたるところで、そんなけんかやもめごとが起こっている。
 だが歴史というものは、闘争だけから成り立っているのではない。マルクス主義もヒトラー主義もここらあたりを勘違いしている、命令口調の断定的なフレーズによく見られるあやまりである。
 民族にしても階級にしても、人間の歴史は戦争をしていた時代よりも、平和に暮らしていた時代の方がずっと長かったのである。だから戦争の原因をいっしょうけんめいにさぐるのもけっこうだが、いかにして平和を打ち立ててきたかを研究するのも、これに負けず劣らず興味深く有益なことなのである。』
セバスチャン・ハフナー著 瀬野 文教訳
「ヒトラーとは何か」
ISBN-10: 4794222920
ISBN-13: 978-4794222923

20191207 教養と人文社会科学系について

12月に入りしばらく経ち、ここ徳島でも「寒い」と感じる日が多くなってきました。こうした日はやはり、あまり遠出せずに、屋内で読書などをしている方がしっくりきます。

さて、以前投稿のブログにて書きましたが、現在もまた、いくつかの書籍を読み進めており、その中の一つである岩波書店刊 岡義武著「明治政治史」下巻は、二百頁過ぎ、全体の半分程度まで読み進みました。おそらく、この調子にて読み進めますと、年内には読了に至ることも出来るかもしれません。また、当著作を読んでいますと、これまでに読んだ、同時代を扱った著作をあらためて読んでみたくなってきますが、こうした思いを読み手に生じさせる史書は、やはり優れた著作であると思われます。くわえて、これまで当著作を読み進めていて大変面白かったことは、自身が六年前の二〇一三年に、フェイスブック上にて陸奥宗光著「蹇蹇録」内の記述を抜粋引用したことがありましたが、そのまさに抜粋引用部とほぼ同じ箇所が当著作においても記されていたことです・・。

こうしたことは、やはり偶然の一種であるとは思われますが、それでも自身が当時の国内情勢を知るために適切であると考え、抜粋引用した箇所が、史書においても引用されていたことは、自身が、そうした目利きが出来ていたのではないかと、多少嬉しくなります(笑)。

とはいえ、休日などに書店に行きますと、多くの新刊書籍が並び、それら著作の題名を眺めていますと「教養が身に付く~」「これを読めば大人の教養が身に付く」といったものが比較的多く見受けられますが、おそらく、少なくとも人文社会科学系の教養といったものは、自然科学系の合理性に基づく思考とは、何かしら異なる性質を持っているのではないかと思われるのです・・。

つまり、人文社会科学系の教養といったものは、一般的に、職業上必要不可欠な知識体系とされないことが多いことから、必要に迫られたものでなく、より、その人が持つ素の性質によって、どこまで取り組んできたかが理解され、それが、何と云いますか、その人が持つ「文化」あるいは「味」のようなものと認識されるのではないでしょうか・・。

それ故「教養を身に付ける」といった言語表現自体に対しても、多少違和感を覚えてしまいます・・。おそらく、教養といったものは意識して身に付けるようなものでなく、あくまでも自然と(知らぬ間に)身に付いていたものが本当ではないでしょうか・・。

そして、こうした「教養」に対する一般的な認識もまた、以前、ブログにて書いた「明治期の意識的なそして急速な西欧化」に連なる、あるいは関連があるのではないかとも思われるのです・・。

おそらく、こうした、いわば演繹的な思考が多く為される社会、あるいは異言しますと、先ず、何らかの大前提が設定され、そこから個々要素の判断を行っていくといった思考の流れが主である社会、そして、そうした社会にある組織全般は、概ね速やかに硬直化していくといった傾向があるように思われます・・。

そして、そうした社会・諸組織の速やかな硬直化を和らげるためにも、個々人の能動性に基づいた自然な姿の教養の意味・価値といったものがあるように思われるのですが、これは、我が国社会全般においては「個々人の自然な能動性にはあまり価値がないとされ」また「実学に分類することが出来ないことから、人文社会科学系学問はあまり価値がない」とされ、軽視され、そして、現在の社会になっているように思われます・・。

また、その意味で夏目漱石による「現代日本の開化」などは今なお、大変興味深い著作であると考えます・・。






2019年11月30日土曜日

20191129 「三酔人経綸問答」作中 豪傑君と初期国粋主義者について・・

先日から読み進めていた石光真人編 石光真清著「石光真清の手記」最終第四巻「誰のために」を一昨日読了しました。また、一連の当著作と、ほぼ同時期から読み進めている岡義武著「明治政治史」上下巻は、昨日から下巻に至り、現在これを読み進めています。そして、これら著作を同時に並行して読むことは、自身の感覚としては効率的な理解を深めるものであると云え、さらに並行して読み、以前に読了した、同著者による「近代日本の政治家」、平井晩村編 岡本柳之助著の「風雲回顧録」そして橋川文三著「幕末明治人物誌」なども大変興味深い著作と云えます。

また、以前にも取り上げたことですが、これら著作にて取り上げられている、さまざまな人物を、それぞれの特徴的なエピソードから、中江兆民著「三酔人経綸問答」にて描かれているモデル(南海先生・洋学紳士・豪傑君)に当て嵌めてみようと試みますと、おそらく概括的には為されると思われますが、やはり、それぞれの細部については不十分であるように思われます。

その中で、現代において特に評価が困難であるのが、明治期から太平洋戦争期に至るまで、さまざまな分野に対して影響力を保持していた頭山満であると思われます。頭山満は我が国近現代の国粋・国家主義の始祖的な存在とされており、また、西南戦争後から1945年の敗戦までは各界に影響力を行使する黒幕・フィクサー的存在として、そして戦後以降は、社会から忌諱される暴力をも辞さない右翼組織の総元締めといった一般的な認識であると思われます。

こうした存在は、さきの中江兆民著「三酔人経綸問答」での分類にしたがいますと、当然の如く「豪傑君」に分類されると思われますが、しかし、その行ってきた事績、交友関係などから、そのキャラクターを多少仔細に考えてみますと、そこまで単純化(簡単な分類)は出来ないのではないかと思われてくるのです・・。

より精確に述べるならば、頭山満を含む我が国の初期国粋主義者達の多くは、西南戦争にて敗北した西郷隆盛をはじめとする、古来から続く所謂、我が国の戦士階級(侍・武士)勢力の後裔と評し得るものと考えます・・。

そして、おそらく、この認識(豪傑君をモデルとする初期国粋主義者達への)こそが評価の分岐点であると思われ、以前も当ブログにて何度か取り上げている丸山眞男と、その弟子にあたる橋川文三では、その点において認識の仕方が少なからず異なっていると云えます。

その原因は、おそらく、端的には両者の研究スタイルや人生経路の違いなどがあると思われますが、この点については、また後日、それぞれ著作からの抜粋引用を以て提示し、そして何かしら意見を述べようと思います。

また、ここが現在、貨幣、経済的指標以外の明確な価値観といったものがなく、混迷しているとも評し得る我が国において、意外と重要なことであるように思われるのですが、さて如何でしょうか。

今回もまた、ここまで読んで頂きどうもありがとうございます。

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2019年11月25日月曜日

20191124 歴史の転換期、社会の変革期と「貴種流離譚」について

先日来から読み進めている石光真人編 石光真清著「石光真清の手記」は、最終巻の第四巻「誰のために」の後半に至り、おそらくここ数日で読了すると思われます。
当著作は歴史資料としても優れ、且つ、ノンフィクション作品としても大変興味深いと云えます。また、当著作を読みますと、山田風太郎による多くの著名人物がチョイ役として登場する開化もの作品が小説としてでなく、実際の物語としても成立し得るものであることを痛感します。

おそらく、著者である石光真清氏は、そうしたことをあまり意識することなく、幼い頃から自分が経験してきた出来事を叙述したものと思われますが、期せずしてか、それは明治維新後から太平洋戦争前の昭和期の歴史をさまざまな現場から描いたものになり、結果として、重要にして興味深い資料、ノンフィクション作品になったと云えます。

これと類似した主題の著作としてロバート・グレーヴスによる「アラビアのロレンス」そして同著者による「さらば古きものよ」などが挙げられると思われますが、当著作は、著者(石光真清氏)の性質からか、あまり飾り立てない率直な文章によって書かれ、また、そうしたことから、かえって期せずして心を打たれるといったことが度々ありました・・。

当著者は、必ずしも世間的な尺度での成功者とは云えませんが、同時に、現在においても九州地域にてしばしば見受けられる、情に厚く、女性に弱く、誇り高く、勇猛果敢でありながらも、あまり器用に世間を渡ることを欲しようとはしない、おそらく本物の熊襲や隼人の末裔であろうと思われる、あるタイプの方々を想起させられます・・。

さらに他の視点にて、当著作および前述した類似する主題の著作について考えてみますと、それは「貴種流離譚」と評することが出来るのではないかと思われました。
素戔嗚尊、日本武尊、オイディプスから源平合戦譚そして、近現代における世界各地の革命に至るまで、歴史が大きく動き、それに伴い社会も大きく変化しようとする時代には、特に、こうした「貴種流離譚」に分類される事象が多く見出されるようになるのではないかと考えます。

そして、そうした視座から国や地域の歴史を眺めてみますと、それぞれの国、地域における古来からの祖形男性像といったものが理解できるのではないかと思われるのですが、さて如何でしょうか・・(笑)。

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2019年10月27日日曜日

20191026 奈良と和歌山での出来事から・・

先日投稿の「角を矯めて牛を殺すよりは・・と同調圧力?」もコピペ先のアメーバブログにおいて割合多く読んで頂けていました。これを読んでくださった皆様どうもありがとうございます。

さて、今月初旬は奈良市での開催であったデジタル歯科学会、そしてその翌日は、和歌山市にて開催された恒例の勉強会に参加させて頂きました。

徳島市から奈良市への経路としてすぐに思い付くのは、高速バスにて「なんば」まで出て、そこから近鉄大阪難波駅から同奈良駅へと至る経路であり、先日の奈良訪問も、このルートにて行きました。

とはいえ、奈良への訪問の機会自体が乏しいことから、下車後しばらく駅周辺を所在なさげに徘徊したのち、近くの喫茶店に入り、コーヒーを飲みながら一休みしていますと、それなりに落ち着いてくるものです・・(笑)。

しばらくの後、店を出て学会会場である市内フォーラムに向かい歩き出してからすぐに、小西さくら通り商店街かどにて「おおい、オマエそこで何やっとる!?」と懐かしい声が聞こえました。そちらの方を見ますと背広を着てネクタイを締めた師匠が立っていました。「ああ、先生どうもお久しぶりでございます!」と近寄って挨拶をさせて頂き、歩き話をしながら学会場に向かいました。

この時、師匠とは特に時間を示し合わせてはいませんでしたので、これは偶然と云えます。

ともあれ、その日はいくつかの所用を済ませ、師匠を宿泊先のJR奈良駅近くのホテルまでお送りしたのち、今度はJR大和路線にて新今宮まで行き、そこで南海本線に乗り換えて和歌山市駅に向かいました。南海和歌山市駅に到着したのは23時頃であったと記憶しています。そして、そこからしばらく歩いて和歌山訪問時によく宿泊させて頂いているホテルに到着しました。

その翌日は、さきに述べました通り、午後から市内にて勉強会が開催される予定となっていました。翌朝はホテルのレンタル自転車に乗り周囲を巡り、和歌山訪問時には概ね足を運んでいる刺田比古神社にも参拝し、そして昼食を摂るべく、以前から(よく)通わせてもらっている中華そば屋に向かい、開店前10分頃に到着しました。すると、そこでは見慣れたことではありましたが、既に数組のお客さんが、店の前で並んでいました・・(笑)。

その後開店し、店内に入り席に着き、注文を通してから少し落ち着いてきますと、向こうの離れた席から「**さん!」と声が聞こえましたので、そちらを見ますと、この勉強会の常連参加メンバーであり、且つ院の先輩である方がいました。おもむろに、先輩は店の方に席を変える旨を伝え、了解を得てから持参のカバンとグラスを持ってこちらの席に移ってこられました。

「いやあ、**さんと、ここで会うとは思いませんでした!」
「ええ、こちらもです。まあ、しかしここの中華そばは美味しいですからねえ・・(笑)。それで先輩は今日は何を注文されたのですか?」
「私は今回はセットを注文しました。」
「おお、そうですか、それも偶然ですね。私もセットを注文しましたが、麺カタの辛めでお願いしました。」
「ほおお、そんな注文も出来るのですか!」
「ええ・・いやあ、それにしても偶然ですねえ・・(笑)。」
「そうですねえ・・本当にビックリです(笑)。」

和歌山では以上のようなやりとりがありました・・(笑)。
これもまた、事前に示し合せたわけではありませんので偶然であると云えます。

さて、こうした奈良と和歌山、2日間にて生じた偶然の出来事は、自身にとってはなかなか印象的ではありましたが、そうしたことが重なることには、何かしら意味すること、示唆するものなどはあるのでしょうか(笑)。


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2019年10月22日火曜日

角を矯めて牛を殺すよりは・・と同調圧力?【20191022】

まず初めに、先日の台風19号による被害から未だ復旧していない諸地域の速やかな復旧を祈念いたします。

さて、おかげさまで去る10月13日投稿分の『鹿児島での出来事について(変性意識?)』がコピペ先のアメーバブログにおいてランクインしました。これを読んで頂いた皆様どうもありがとうございます。

この『鹿児島での出来事について(変性意識?)』のような、いわば自身の経験を述べた記事がランクインすることは、記事作成者としては、たとえば書籍からの抜粋引用部を記事としたものがランクインすることと比較して、やはり相対的に嬉しく、そしてまた事後の記事作成の意欲にも繋がってくると云えます。

その一方で、ここ最近もまた、いくつか書籍を読んでおり、それら著作内記述も大変興味深と思われることから、現在のような記事作成に際しては、自身の文章あるいは書籍からの抜粋引用何れかで行くのかについて、多少考えてしまいます・・(苦笑)。

最近読み進めているいくつかの著作もまた、歴史を扱ったものであり、そのうちの一つである我が国の近現代を扱った著作は比較的硬質な文体の、どちらかといえば専門書に類するものであると云えますが、この著作はこれまでに読んだ我が国近現代を扱った著作のなかでも、内容的に大変興味深く、また、その著された年代を感じされることが少ないことから優れた著作であると云い得ます。

これまでに私はある程度、さまざまな歴史についての著作を読んできたと考えますが、そのはじまりについてはあまり精確に遡ることは出来なく、少なくとも、文字を知る前の段階から、家にあった写真やイラストが割合多く載った分かりやすい歴史についての書籍を好んで読んでいた(ページを捲っていた)記憶は残っています。

その後、小学生になりますと「マンガ日本の歴史」や「マンガ世界の歴史」といった本を毎日飽きもせずにランドセルに詰めては通学電車内で読んでいました・・。さらには小学校の卒業アルバムに載せた自分のキャッチフレーズには「歩く歴史書」と書いていました・・(苦笑)。

そして、そうしたことを思い起こしてみますと、よくもこの年齢に至るまで、多少断続的であった時期はあるものの、継続して、この分野の書籍を読み続けてきたものであると、我が事ながら多少自分の「頑固さ」を不憫にも思います・・。

また、こうした長年にわたり継続している所謂、比較的強い性質とは、一般的に他面において影の部分も強く・濃く形成するものであり、おそらく自身は、出来ることと出来ないことの差が激しい、あるいは端的に「つじつまが合わない」といったような性質を有しているのではないかと思われます・・(苦笑)。

この性質については、幼少期からボンヤリと思い続け、現在に至り割合明確に思うことは「私は自分のこの性質に合った仕事に就かないとダメだ・・。」であり、また他方で「自身のこの性質(歴史好き)は必ずしも捨てたものではない・・。」といった経験に基づく信念のようなものもいくらかか明瞭化してきたと云えます・・。

小学生の頃から、歴史に関して、本当の興味・関心に基づいて話すことが出来る相手がいなく、中学校では、かなり変わった学生が多い学校に進んだことから、多少その芽は伸びて、そしてその先の高等学校では、かなり自由な校風ではあったものの、自身の歴史に関する興味・関心は、周囲の多くの学生と違うことにより多少浮いてしまい、無理に合わせようとして、より浮いてしまうといったことがあったように記憶しています・・。

こうした状況は大学においても同様でしたが、この時期は運動部に所属していたことから、書籍を好んで読むといったことはありませんでした・・。そして、部活を引退する少し以前、文系師匠と出会い、この時「世の中には私より強烈な方もいるのだなあ・・。」と感心を通り越して感激した記憶があります・・(笑)。

若い時期のこうした出会いは、なかなか重要なものであり、その後も社会において、こうした人物に出会うことなく過ごしていますと、物足りなくなり、そしていよいよ自分がオカシイのではないかと思うようになり「やはり自分は人文社会科学系の大学院に進むべきだ・・」と考えるようになり、周囲と相談し、ある程度の貯金をした後に会社を辞めて試験に備えました。

おそらく、ここまでは、どのようなルートであれ、自身の性質を鑑みるに概ね同じようなルートを辿ったのではないかと思われます。しかし、ここで自身が特筆すべきと考えることは、首都圏のそれまでの自身が慣れ親しんだ文化圏の大学院に進まず、自身がかつて職務にて在住した近畿地方辺縁といえる場所の大学院に進もうとしたことです・・。

それは「それまでの自分は、歴史を知っているつもりになっていたが、実のところ自分の国の古くから続く文化の積層、そしてその表層における現出とも云える、さまざまな民俗文化については、ほぼ何も知らなかった・・。」といった一種の強い敗北感・挫折感のようなものが根底にあったからであると云えます・・。

私のヨーロッパ文化専攻への希望が地域学専攻へと変化した背景にはそうした事情があります。しかし、それが果たして良かったのかどうかは、今以て明確には分かりませんが、結局のところ進んだ近畿地方辺縁の大学院での院生生活や、周囲の方々、そして何より、そこでの読書量などを思い返してみますと、比較的良かったのではないかと思われます・・。

そして、そこでの院生生活を終える頃の私は、完全に、そして不可逆的に現在の私の原型になっていたと云えます・・(苦笑)。


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前掲書籍の主著者である師匠による歯科材料全般あるいは、いくつかの歯科材料に関する勉強会・講演会の開催を検討されていましたら、ご相談承ります。師匠はこれまで長年、大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

上記以外、他分野での研究室・法人・院内等の勉強会・特別講義のご相談も承ります。
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