2018年8月29日水曜日

20180828 引越荷物の整理・本棚の設置から思ったこと・・ブログについて

今月初頭、ここ徳島に赴任以来、あまり家具等を含む引越し荷物の整理を行ってこなかったことから、本日を休日として、家具・本棚等の組み立てを行いました。

特に机・本棚を組み立て、室内に設置しますと、思いのほか気分が高揚するものであり、それに続き、引越し荷物にあるいくつかの本箱を開け、中の書籍を取り出し、本棚に半ば出鱈目に並べてみました。やはり、かつて読み慣れ親しんだ書籍が目の前に並んでいる様子は、それなりに嬉しいものであり、そのことから、また後日新たに同じタイプの本棚を購入し、そこに残りの蔵書を並べてみようと思いました。

とはいえ、こうして蔵書を本棚に並べてみますと『はて、私の専攻分野は一体何であったのだろうか・・?』と不図考えてしまうのですが、しかし、現在に至って考えてみますと、そもそも私の場合、取得学位の種別はあっても、そこまでフィックスな専攻分野といったものはないのかもしれません・・(苦笑)。

それよりも、その都度興味を持ったことを題材としてブログ記事などとして作成する方が良いのかもしれません・・(笑)。また、如何なる理由によるものか、ここ最近低迷気味であった記事閲覧者数がここ数日間でまた若干伸びてきました。そして、この調子にて書き続けますと、来月中あたりに総閲覧者数が40万人に到達するのではないかと思われます・・。

しかし、この40万人という数値も特に区切りが良いというわけではありませんので、もうしばらく記事作成を継続することを前提として、総閲覧者数50万人あたりまで目指してみることは特に無理なハナシでもないのかもしれません・・。

そして、その間にまた新たに継続可能なブログの形式【文体・フォーム】が見つかれば良いと思われます。そして、それに関連して、文章を継続的に作成【アウト・プット】するためには書籍をも読み続ける【イン・プット】必要があると、これまでの自身の経験は語るのですが、そうした必要性において、さまざまな書籍が並んだ本棚は、大変有用であり、その中からその都度自身の興味・コンディションに合った書籍を選ぶことが出来、そして一冊そうした書籍を探すことが出来ますと、そこから先は比較的容易に読む書籍の選択が為されていくようになるのではないかと思われるのですが、さて如何でしょうか【つまり『能動性を駆動させるはじめの一歩目』といったものが思いのほかに重要であるのかもしれません・・。そして、ここからは多少蛇足気味ですが、我が国の社会には、そうしたものも半ば無理やりに収斂しようとするような、いわば見当違いの保護気質といったものが古来よりあるように思われるのですが、さて如何でしょうか?】

そういえばハナシは変わりますが、明日からまたしばらくの間、東京方面に出張となりますので、以降数日間、当ブログの更新状況はどうなるか分かりません。出来れば更新し続けたいとは考えてはいます・・。

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます!


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前掲書籍の著者である師匠による歯科材料全般あるいは特定の歯科材料にスポットを当てた勉強会・講演会の開催を検討されておりましたら、よろこんでご相談承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です!

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数年前より現在に至るまでに日本列島各地、特に西日本にて発生した、さまざまな大規模自然災害により被害を蒙った地域の速やかな復旧、さらにその後の復興を祈念しています。























2018年8月28日火曜日

20180827 ブログを継続し且つ炎上させないためには、およびその価値について・・

これまで3年以上ブログ記事の作成を継続してきましたが、幸いなことにブログが炎上するといったことはありませんでした。しかしその一方で閲覧者数が大きく伸びるということもありませんでしたので、まあ、それが、こうした【弱小】ブログの常態と云って良いのではないかと思われます・・(苦笑)。

とはいえ、これまで3年間に渡り、炎上することがなかったということもまた、考えようにによっては、多少評価されても良いことであるのかもしれません・・(笑)。

やはり、ある程度の期間、オリジナルの文章を作成し続けていますと、その中には何らかの筆禍【炎上】を惹起せしめるような事態もまたあるように思われます。その中で3年間にわたり40万人近くの方々に作成した記事を閲覧して頂けたことは、特に誇るべきことではないのでしょうが、同時に、そこまで簡単に出来ることでもないように思われますが、さて、如何でしょうか?

しかし、今回投稿の記事にてお伝えしたいことは、そうした自画自賛とも取られかねないことではなく、むしろ逆に筆禍・炎上を恐れていては公表を前提とするようなブログ記事作成の継続などは出来るものではなく、こうしたものは、おそれ知らずのバカとなりつつも、いくらかは考えながら書き続けることにより、徐々にそして自然と出来るようになっていくものであるということをお伝えしたいのです・・。そしてまた、その行為の中には、即座【近視眼的には】に経済的利益でなくとも、より深い本質的に経済的利益には換算しがたい価値のようなものがあるのではないかと思われるのです・・。【陳腐な言説ではあるが、これが閑却されるに伴い社会全体の力は衰亡していくのではないだろうか?】

そして、ブログ記事を含めて、ある程度意味のある文章を書き続け、さらにそれらを公表し続けることの意味・価値は、一概に言語化・概念化することは出来ませんが、そういったところにあるのではないかと思われるのです・・。

また、そうしたことを認識した古の我が国の人々が考えた・感じていたことは呪文、言霊といったコトバによってあらわされるものであったのではないかと考えます・・。

多少迷信じみているかもしれませんが、私は『呪文・言霊』といったコトバを充てるかは別として、文章やコトバには我々の精神に作用し、その文章・コトバにつながる何かを(無意識的に)生じさせる(顕現させる)機能・力といったものがあるのではないかと考えます・・。

そして、そのように考えているからこそ、いくらか考えつつ文章を書き進めていくことが出来、また書き続けることが出来たのではないかと思われますが、さて如何でしょうか?

ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

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2018年8月23日木曜日

20180823 外に聞こえる雨音から思ったこと・・

本日の徳島は昼過ぎ頃から雨が降り始め、風が強くなり、現在は多少弱まりましたが、それでも天気予報通り台風下の様相と云えます。そういえば、この台風下のさまざまな様相も首都圏と異なり、そこから未だ慣れない異郷の地にいることをあらためて認識させられます・・。

おそらく、この台風下の様相は和歌山に在住していた時に近いと云えます。また、ご存じのとおり、ここ徳島を流れる四国三郎こと吉野川紀伊水道を挟んだ対岸に流れる紀ノ川(途中からは吉野川!)は同一の断層【中央構造線】上に流れる河川であり、そのことから、この二つの河川流域の世界には古来より文化の類似性が認められるのではないかと思われます・・。

自身のこれまでの知識・知見から分かり、云えることは双方地域とも銅鐸の出土が多いことです。和歌山県内における銅鐸の出土の分布は、かつてある程度調べ、そしてまたいくつかの出土地に足を運び、言語・感覚的共に、にその分布の傾向を認識しているものと考えます。

しかしながら、ここ徳島における出土銅鐸の傾向・分布などは、これまでに本格的に調べたことはなく、いずれ機会を見つけ、先ずは書籍などで調べ、そして実地に足を運ぼうと考えています。また、こうしたものは、あまりにも早く分かってしまうと、それを理解する面白さが大幅に減じるとも思われますので、現在であれば、むしろ、そうした漸進的とも云える学習速度で良いと考えます。

また、そうしたことも、ある程度継続することにより、何か新たな発見が為されるのではないかとも思われるのです・・。

そして、その次には当地の古墳について同様の方法にて調べ、学習していこうと思います。ともあれ、さきほどより降り続いているこの雨の音は、やはり和歌山でのそれに似ていると思います・・(笑)。

野分なる 外に聞こえし 雨音に 紀の国思う 阿波の夜かな 【本日も少しシェリー酒を飲んでいます(笑)。】

ここまで今回も読んで頂きどうもありがとうございます。


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2018年8月22日水曜日

20180822 昨日投稿分の記事が思いのほか多くの方々に読んで頂けたことから・・

おかげさまで昨日投稿分の記事は思いのほかに多くの方々に読んで頂けました。これを読んで頂いた皆さまどうもありがとうございます。また、それに関連してか、本日は朝から割合多くのメッセージも頂きました。くわえて、多少深読みの感がありますが、頂いたメッセージ差出人の何人かは、ここ徳島と何らかの関係をお持ちの方々でしたので、いくらか不思議な感じを受けました。

また、こうしたことが生じますと、実際にそれらの関連性を科学的に確かめたくなることもありますが、おそらくそうしたものは、いくらかは実験的な手法により科学的に立証することが出来るのでしょうが、残りの少なからぬ部分については、科学的に立証することは難しくとも、それでも関連性があると考える方が妥当ではないかと思われるのです。

実験的な手法により考察することが可能な事象は多くあるのでしょうが、しかしながら、『そのようにして判然と森羅万象に対し白黒をつけることは、必ずしも必要でないばかりか、いたずらに露悪的になり、結果、世の中を更に混乱させることの方が多いのではないか?』とも思われるのですが、このことも、もう少し異なった大きな視点にて考えてみますと、物事の進歩の常道であり、こうした混乱の先に、より大きな安定がある新たな世界があるとも云えるのかもしれません・・。

そして、そのように考えてみますと、森羅万象に対し、徹底的に科学を背景とする分析手法にて臨むこともあながち悪いことばかりでもないのかもしれません・・。

おそらく時代により、それぞれ考えの担い手に付与される名称およびその表層的な教義は異なるのでしょうが、それでも、こうした背景メカニズムによって駆動する争いは、時代を通じて普遍的にあるのではないかと思われますが、さて、如何でしょうか?

ちなみに、ここまで書いて思い出したことは、昨日分の投稿記事は少しお酒【シェリー酒】を飲んで書いたことです。
 シェリー酒は先日お目にかかった文系の師匠に勧められて飲んでみたのですが、徹底的な下戸の私が飲んだにもかかわらず、次の日に残らず、良かったため、後日、飲んだお店で聞いて憶えていた銘柄のシェリー酒を購入して飲んでいます。

このお酒は一回にあまり飲むものではないと思われますが、なかなか良い効果があるように思われます。また、そのように考えてみますと、その作品のなかでたびたびシェリー酒を取り上げたシェイクスピアもまた、このことを飲酒習慣を通じて知っていたのかもしれません・・(笑)。

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2018年8月21日火曜日

20180821 本日のお天気雨【狐の嫁入り】から思ったこと・・狸と阿波踊り

近づきつつある台風の影響からか、昨夜から本日にかけての徳島市は風が強く、そしてまた天候も不順であり、お天気雨になることもありました。このお天気雨は別名「狐の嫁入り」とも称されるのですが、この地、徳島ではどうしたわけか狸一辺倒であり、市街のさまざまな場所に狸をモチーフとしたフィギアがあるほどです。

このことを少し不思議に思い先日インターネットにて調べたところ、徳島県のほぼ全域に狸を題材とした伝説・説話が分布しているようであり、そのことから、あるいは徳島県を象徴する動物は狸ではあるまいかとも思われました。また同時に、そうすると、この地においてはさきの「狐の嫁入り」というコトバもあまり根付いていないのではないかとも思われた次第です・・。

とはいえ、他の地域であっても狸が域内全域に生息するような地域は存在すると思われるのですが、何故、この地徳島は特に狸を取り上げるのでしょうか?あるいは古来から野獣由来の神聖・神妙な性質を人々は狸に見て、信じていたのでしょうか・・?

おそらく、こうしたところに地域を考える上での取っ掛りのようなものがあるのではないかと考えます。

また同時に、この地、徳島は言わずもがなで「阿波踊り」で有名ですが、この阿波踊りを愛好する性質と、狸に対して【ある種】親愛の情を持つ性質は、その基層部において結節・重複しているようにも思われるのです・・。

それは端的には、狸と狐のヒトの化かし方の違いにて、どこかで述べられていたことですが『狐は自身では化けないで人を化かす』と『狸は自身も何かに化けて人を化かそうとする』ということと阿波踊りを象徴する有名なセリフの『踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々』の背後にある考え方の類似性・共通性であると云えます。そして、これがあることにより、さきに述べた双方基層部における結節・重複が認識出来るのではないかとも思われるのです。

また、ここまで書いており不図思い付いたことは、こうした狸的心情(?)には、ある種の精神の能動性があるのではないかということになりますが、さて如何でしょうか?

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

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2018年8月20日月曜日

20180820 気合いの演技と持続可能性の関係から思ったこと

昨日の記事投稿にて総投稿記事数が1060に到達していました。あまり区切りの良い数値ではありませんが、これで1100記事まで残り40記事となります。そして以前のように1日1記事作成していくことにより10月までに1100記事にまで到達する目算が立ちます。とはいえ、今後も以前のように毎日記事作成を継続することは多少困難であるとも思われますので、とりあえず「出来る範囲で作成していく」ということにしておきます。

当初より過剰な負荷を自身に課すことは、危険なことであると云えますので、この程度が継続を目的とするには適度であると思われます・・(笑)。

そして、これを異言しますと「持続可能性」ということにもなるのですが、そこから我が国について少し考えてみますと、あるいは少なくとも近代以降の我が国は表層的とも云える「気合いの演技」【山本七平著の帝国陸軍関連の書籍を読まれたし】の洗練により、さきの「持続可能性」を次第に減衰させていったのではないかと思われるのです・・。そしてまた、この「気合いの演技」は、あるいは我が国においてのみ特徴的であるのかもしれませんが「集団内外での競争」によって、さらに激化していく傾向があるのではないかと思われるのです・・。

また、そうした視点にて現在の我が国社会において見受けられる、さまざまな動態・様相を観察してみますと、いくらかは新たな発見があるのではないかとも思われます・・。

そして、最後にここで思い出したのは、ここに至ればいくらか陳腐ですらあるかもしれませんがサミュエル・ジョンソンの警句『愛国主義は悪党どもの最後の避難場所である。』『Patriotism is the last refuge of a scoundrel.』です。

*この程度の長さの記事であれば、あるいは毎日に近く書き続けることが出来るのかもしれません。ともあれ、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

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2018年8月19日日曜日

20180819 創造と想像の違いから生じること・・【限界・スランプへの対応から】【対話形式】

A「これからもう少し創作の部分を多くしてブログ記事を書いてみようかと考えているのですが如何でしょうかね・・?」

B「・・ええと、これまでのAさんのブログは大体が一人称の独白形式で何かしら意見を述べるというのが多かったと思いますが、それで創作の部分を多くすると、どういった感じになるのでしょうか?」

A「ええ、創作の部分が多くなるということは、モノガタリ・小説などに近くなるように思われます・・。毎日の生活で考えた、感じたことを抽象化して文章として述べてみても、そこには限度といったものがあり、この限度を超えるためには、創作の要素を多くするのが適当ではないかと思われるのです・・。」

B「そうですか、ここまで記事を書いてきましたが、さすがに限界のようなものを感じてくるようになりましたか・・。もし、そのように考えて創作の要素をより強くしようとするのであれば、それはそれで良いのではないでしょうか・・。また、何かしらそうした行動をすることにより、新たな記事作成方法のヒントを掴むことが出来るかもしれませんからね。」

A「・・そうです。これまでにも何度かあったと思うのですが「新たな記事作成方法のヒントらしきもの」を感覚として得るまでが、こうした文章の作成は昨日書きましたように至極、面倒・億劫なものであり、そして、この感覚が内在化されるようになりますと、ルーチンに近い状態にて記事作成を行ってみても、時には創造的な内容が含まれるような文章を継続的に、いや断続的に作成することが出来るようになるのです・・。またその一方で、こうした文章を作成する際の精神の位相は、当然ではあるのですが、外界からの影響を有意に受けると云えますので、限界あるいはスランプのような状態であると認識された場合は、さきに述べましたように何らかの対応をするのが良いのではないかと思われるのです・・。まあ、それが功を奏するかどうかは分かりませんが・・(苦笑)。」

B「うん、そうかもしれないね・・。それにAさんはここ最近環境が変わったということですからね。これから作成する文章は多少そうした工夫を加えてみるのも良いのではないでしょうか・・?」

A「とりあえず、それでやってみますが、しかしこの創作の要素を多くするということは、たとえばその文中に書かれたさまざまな事物が、実際のそれらに付随する知見・知識などから離れて創作的になるという意味ではなく、全体の設定、そしてそこに書かれるハナシの内容に創作の要素を強くしていこうということです・・。こうしたこともまた、書き続けていると混同してしまうこともあるのかもしれませんが、この点は特に留意して今後しばらく出来るだけ書き続けてみようと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。」

B「ハナシの部分について創作の要素を強くしていくということですか・・。分かりました。それで良いのではないでしょうか?しかしそれでも、今Aさんが述べたようなことは、どの時代であれ、歴史などを勉強・研究する上でなかなか大事なことであるのかもしれませんね・・。そして、そこに対してもう少しイマジネーションの方の想像を強くして考えてみますと、そこに現在の我が国の社会全体が前世紀末あたりから徐々におかしくなってきている大きな原因があるのかもしれませんね・・。つまり端的にはクリエーションの方の創造とイマジネーションの方の想像の混同といったものがあるのではないでしょうかね・・?」

A「ああ、それはたしかに面白い視点であるかもしれませんね・・。それと私はそうした社会の動態の背景には、社会における「記憶」の意味あるいは価値の置き方の持続する文化のようなものが関与しているのではないかとも思われますね・・。」


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20180818 「何かしら書き始めること」の大事さと、その奥にある衝動?情熱?について・・

以前にも書いたことではありますが、環境が大きく変わった昨今、ブログ記事の作成も以前のようにほぼ毎日の習慣として行うことがいくらか難しく感じられます。

しかし、同時に往々にしてこうした状況は、何らかの工夫により、そこまで無理をすることなく打開することが出来るものであるとも、これまでの経験から思われるのです。

そして、そこで重要なものが「行動力」です。ブログ記事の作成が困難あるいは面倒・億劫と感じられる状況に対する実際的な対応策、すなわち「何かしら書き始めること」により、そしてそれを継続することによってのみ、さきの状況を打開出来るのです。

このことは文章で書きますと簡単なことではあるのですが、ある程度の期間、ほぼ毎日そうしたことを継続することは、やはり面倒・億劫であったと云えます。そして、以前に3年間そうしたことを経験してみますと『やってみれば、また出来るのではないか?』と思う一方で「そうしたことは無理に挑戦するものでもなく、現在はしばらく休息を取った方が良いのではないか?」といった意見が自身内面にて葛藤を繰り広げている状態であると云えます・・(笑)。

またこうした場合、どちらか一方の意見に傾くことは、思いのほかに危険なことであり、この場合のまさしく調和・均衡のある打開策もしくは対応は、現在のような記事作成が出来そうな時には、出来るだけ記事作成を行うということであり、また、そうしたことをも主題として記事作成が出来ることは比較的自由度の高い、こうしたブログの利点・長所であると云えるでしょう・・(笑)。

しかしながら、実際に記事作成をしなかった時は、さきに述べたような考え・着想も脳裏に浮かばず、もしくは定着せずに、結果的にそうした事態になると云えます・・。

また一方で、そうした考えを当記事にて文章化したからといって、今後は無理せずに毎日の記事作成が出来るようになるというわけでもなく・・いや、あるいはそうした行為を続けることにより、何らかの効果はあるのかもしれませんが、しかし、それ以前にある「行為を続けること」がまさしく、ここでの主たる疑問であるのです・・(苦笑)。

そこまで書いてみますと「おそらく、そのさらに奥・源流にあるものはあまり明瞭に言語化することが出来ない、精神の動き・衝動のようなものがあるのではないかと思われます。これを言い換えると「情熱」と云うのかもしれませんが、これが我々の能動性の方向、そしてそれがある程度まで集団化すると社会や国の動向に対しても、何らかの影響を及ぼすこともあるのではないかと思われます・・。

そして、その意味において我々の能動性の方向を馴致・制御する「教育」が重要になってくるのではないかと思われ、さらに「教養」の意味が問われてくるのではないかと思われるのですが、さて如何でしょうか?

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2018年8月16日木曜日

20180816 煎じ詰めると感覚と理性の問題であるのか? あるいはディオニソスとアポロンか?

どうしたわけか本日の日中のブログ閲覧者数は、これまでに比べ、かなり多くなりました。
これらを読んで頂いた皆さま、どうもありがとうございます。
また、その原因について考えてみますと、本日の日中に送信したメール・メッセージの数が何かしら関連があるのではないかと思われました。
 これを異言しますと、本日は必要により比較的多くのメール・メッセージを送信し、それが同じ名前で作成している当ブログの閲覧者数にも繋がったのではないかということになります。
 無論、そこには単純な比例関係のようなものがあるとは思いませんが、しかしそれでも、何かしら作用し合うものがあるのではないかとも思われます。
 さらに、面白いことに、こうしたことは、これまでに3年以上ブログ記事の作成を行ってきましたが、おそらく本日初めて気がついたことなのです・・(笑)。
 こうしたいわゆる仮説を着想する力は、年齢を経るごとに徐々に減衰していくと云われ、また、たしかに、ある程度の年齢にまで達すると、仮説をその場で顕現・凝集させるための力のようなものが弱くなってくるようにも思われます・・。
 おそらく、これは年齢の上昇により、外部から得たある感覚を素直に受け入れるといった心の習慣がなくなり、他方でそうした当初得た感覚への猜疑心が高じ、疑い深く、抜け目がなくなっていくのでしょうが、これがさきの仮説を顕現・凝集させる力の減衰につながるのではないかと思われるのです・・。
 また、この仮説を生み出す力は、創造性とも関連性があり、そしてそこから我が国社会について考える上での、何かしらの視座・仮説らしきものを得ることが出来るのではないかと思われるのです・・。
 つまり、若い時分の修行期間の中で行われる、悪意か善意によるものか分からない、ある種のしごきのようなものにより、我々の多くは疑い深さ・抜け目のなさを身に着けていくのでしょうが、その反面において仮説を生み出す力・創造性といったものを(顕著に)無くしてしまっているのではないかとも思われるのです・・。そして長い期間で考えてみますと、こうした全体のメカニズム・構造(あるいは時代精神のようなものかもしれない)こそが我々人間が創造性を発揮し時代で活躍できる期間、もしくは社会全体の寿命を決定しているのではないかと思われるのですが、さて如何でしょうか?

そのように考えると、やはり率直さ、すなわち何らかの裏の意味を持た(せ)ない言語の運用は大事であるのかもしれません・・(忖度の反対?)。


『ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。』

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2018年8月15日水曜日

20180815 出先にて手紙・ハガキを書く習慣がもたらすことについて・・

新しい環境にて記事作成・投稿を行いますと、何と云いますか、以前のようなある種シックリ来る感覚といったものがありません。これまでに何回か記事を作成・投稿してきましたが、どうもシックリと来ないのです・・(苦笑)。おそらく、こうしたことは『慣れ』の要素が大きいと思われますので、今後も無理をしない程度に、シックリ来るまで書き続けていこうと思います。

さて、昨日投稿分記事にて述べましたが、ここ数日は割合手紙・ハガキなどを作成しております。そして、おそらくそれらに対する反応・お返事であると思われますが、これまでにいくつかのご連絡を頂きました。そのなかで少し驚いたものは『現在は熊本県にある大学に勤務していると思っていた。』とのことであり、その背景は精確には分かりませんが、おそらく自身とは違う人と混同して認識しておられたか、あるいは、その方は九州在住であられることから、そのように認識し易かったのかもしれません。もしくは、自身は出先においては特に手紙・ハガキを書く習慣がありますので、それらの中で印象深く思われたものが、熊本にて投函されたものであったのかもしれません・・。

ともあれ、そうしたことから、自身の出先で手紙・ハガキを書く習慣は、何時頃身に付いたのだろうかと考えてみますと、その淵源は、おそらく文系の師匠にあるのではないかと思われました・・。

と云いますのは、先日、荷物の整理をしているさなか、師匠から届いたその時々の在住地(北海道・和歌山・鹿児島)宛のハガキ・手紙が少なからず出てきたことから、そのように思われたのです。そしてまた、こうした他者の習慣がどのようにして自己のものになっていくのかもまた興味深く、あるいは端的に『そうした行為・習慣が普通のことであると刷り込まれ認識される』ことにあるのではないかとも思われました・・(しかし、おそらくハナシはもう少し深いように思われるが・・。)。

そういえば、これまた先日、この文系の師匠にお目に掛かった際も、相変わらずお元気そうであり、その独特の能弁ぶりにも特に変化はありませんでしたが、どうしたわけか、この時はご自身の現在の職務のことを私に話されましたが、あるいはその内容は『自身がこれまでいくらか継続してきた当ブログともいくらか関係があるのかもしれない・・?』と深読み出来るような内容であったとも云えます・・。しかし、いずれにせよ、少なくとも一連の当ブログは、師匠を蔑ろにするものではなかったことはご理解頂けたのではないかと思われます。

さて、そこでさきの『現在は熊本県にて勤務していると思っていた。』につきましても、少し深読みしてみますと、そのご連絡を頂いた本日15日は、以前にも当ブログにて書いたことがありますが熊本県山鹿市の『山鹿灯篭まつり』開催の日(15・16日)でもあるのです・・。

ここ数日は、高名な阿波踊りを間近に観る機会を得て、それはかなり良い経験であり、また、その鳴り物の拍子に、つい心も浮いてきて持っていかれそうではありましたが、そうした中『以前ブログにおいても取り上げた『山鹿灯篭まつり』も忘れるな・・。』といった九州からのメッセージが届いたのではないかとも思われるのです・・。おそらく、ご連絡頂いた方には、そうした意図はなかったと思われますが・・。


『ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。』

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2018年8月14日火曜日

20180814 対話形式からのはじまりについて【対話形式】トートロジー・伝言ゲーム・揺れ

A「最近はまた暑い日が続いていますがお元気ですか?」

B「ええ、おかげさまで、こちらはどうにか元気でやっています。それよりもAさんのブログですが、ここ最近また時々、更新されているようですね。」

A「・・やはり何も書いていないのは落ち着かないものでして、それでもブログ以外にもハガキや手紙などは毎日何かしら書いてはいるのですが、環境が変わりますと、何と云うのでしょうか、記事の書き始め・取っ掛りのようなものが上手く掴めなくなるように思われるのです・・(苦笑)。」

B「ああ、書き出しの勢いみたいなものはたしかにありますからね・・(笑)。それでも、ああいったものはそこまで環境に大きく左右されているのでしょうかね・・?」

A「そうですね・・。やはり環境が変わると影響を受けるものであるとは思いますね・・。それでもその一方で、ハガキや手紙などの作成は、出先の違う環境にて作成しても、ブログ記事ほど書き出しで苦労するといったことはあまりありませんね・・。まあ、特定の誰かを対象としたハガキや手紙などの文章のように、知らせたいトピックが明確にある場合は、結構スムーズに書けてしまうのかもしれませんね。」

B「はあ、たしかに特定の誰かを読み手として想定した文章は、不特定多数の読者を想定した文章よりも主題さえハッキリしていれば書き易そうですね・・。しかしそれであれば、現在環境の変化により苦労していると仰っていたブログ記事も、特定の誰かを読み手として設定して作成することにより、その苦労といったものが軽減されるのではないでしょうかね?」

A「・・そうですね・・また、そのようなご意見を伺いますと、以前継続的にブログ記事の作成を行っていたはじめの頃は、たしかにある程度具体的な対象・読み手を考えて記事を作成していたことが思い出されてきました・・!そして、それが次第に、あまり具体的な読み手を想定しないで作成出来るようになっていったのは、なかなか面白いところですし、また、我がことながら、その間にある内面の変化も興味深いですね・・(笑)。」

B「ははあ・・そうだったのですか・・。やはりブログ記事の場合でも、当初は特定の誰かを想定した手紙のようなものであったのですか・・。しかし、それは当初の対話形式の記事に関してもそうなのですか?」

A「ええ、対話形式によるブログ記事は、何らかの失調により文章を上手く作成できなくなったことから、苦肉の策として考え出された手法でして、まあ、そういった手法・様式の手紙であっても、自分の述べたいところは伝わるであろうから問題ないとしたのです・・・。そして、面白いことにそれを続けていくうちに、いつの間にかまた普通の独白形式・一人称の文章を作成で出来るようになっていたのです。ですから、また今回は以前ほどには対話形式にて助走?をつける必要はないと思いますが、対話形式でしばらく書き続けてから、独白形式に移ろうと考えています・・。あまり世間で云われることはありませんが、こうしたことは、ある種のトートロジーを用いざるを得ない文章作成においては一定の効果があるのではないかと思いますね。」

B「そうですね、トートロジーと云いますか一種の揺れのようなものですかね?その会話のキャッチ・ボールという行き来・揺れの中に主題を置くことにより、何らかの変化が主題の構造に生じ、ハナシが展開していくといったことですかね・・。そのように考えますと、たしかにハナシは繋がるのかもしれません・・。」

A「そうです。その決して直線的ではない、主題の行き来・動態の中に何かしらのモノガタリの構造・メカニズムのようなものがあり、そして、そうした事物の理解・認識の仕方にこそ、人間を人間たらしめる何か精神的なものがあるのではないかと思うのですが、如何でしょうかね?」

B「うん、完全でない伝言ゲームのようなものの中にこそ、進化発展の種子のようなものがあるということですかね・・。たしかに、そういったところもあると思いますが、その一方で、昨今のパソコンをはじめとする、さまざまな情報機器の進化発展によって、その伝言ゲームがより完全に近く、リジッドなものになってくると、進化発展の種子となるクリエイトの方の創造が、かつてよりも制限されてくるといったこともあるのかもしれませんね・・。」

A「・・ああ、たしかにそういったメカニズムのなかに現在の我が国社会をも含めた世界的な潮流と云える思想的な不寛容さの原型のようなものがあるのかもしれませんね・・。」


『ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。』

~書籍のご案内~
増刷決定!
ISBN978-4-263-46420-5


~勉強会の御案内~
前掲著作の執筆者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の歯科材料にしぼった勉強会・講演会の開催を検討されておりましたら、よろこんでご相談承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

勉強会・特別講義 問合せ 連絡先メールアドレス
conrad19762013@gmail.com 
どうぞよろしくお願いいたします。


数年前から現在までに列島各地、特に西日本において発生した、さまざまな大規模自然災害によって被害を蒙った地域の速やかな復旧、および、その後の復興を祈念しています。







2018年8月12日日曜日

20180811 異なった環境にて記事作成を行って思ったこと・・

『先日の主に西日本での大雨による二次災害発生の危険性の残る地域があるとのことです。これまでに生じた被害の復旧、そして今後の被害がないことを祈念しています。』

昨日より、ほぼ毎日のブログ記事作成を再開したわけではありませんが、本日に関しても何かしら書いておこうと思い立ち、現在こうして記事作成に取り組んでいます。

さて、ここ数日でブログ記事作成の環境が以前に比べ大きく変わりましたが、そこから『こうした環境の変化はブログ記事作成に対して何かしら影響を及ぼすのであろうか?』と考え、そして実際に影響があるのであれば、それを出来るだけ良い方向に転用することが出来るよう、ここで記事を作成しておくことは、少なくとも悪いことではないように思われるのです・・(笑)。

とはいうものの、この変化した環境を直接的な題材として文章(ブログ記事)を作成することは、あまり良策であるとは思われないため、多少ハナシがややこしくなるのです・・。

・・しかし、ここまで書いていて不図思ったことは『周囲の環境を題材として記事を作成することは何故、良策ではないと考えるのか?』ということであり、そしてまた、このことは案外と他のさまざまなことにも共通する何かがあるのではないかと思われました。

それはつまり直接的・即物的に対象を文章として表現することもまた大事・重要ではあるのですが、その一方で、そうした種類の文章のみを作成していますと、おそらく経時的にではあるのでしょうが徐々に己の持つ考え・思想およびそれに近いもの以外を理解することが困難になってくるのではないかと思われるのです・・。

これは、これまで3年程度ではあれ、ほぼ毎日、ブログ記事の作成を行っている間に醸成された考えであると云えますので、少なくとも自身にとっては、あるいは、さらにもう少しは普遍的に云えることなのではないかとも思われます。

もしくは、これを換言しますと『直接的・即物的な対象を描くような文章作成の更なる進化・向上を望むのであれば、多少遠回りではあっても観念・思想的な文章を書くことを続ける方が良い。』とも云えるのではないかと考えます。

さらにまた、こうした経緯があるからこそ、我々の普段の生活にはあまり役立つことがないとされる人文社会科学系の学問の意味・価値も、いくらかは理解することが出来るのではないかとも思われるのです。

いずれにせよ、ここで重要なことは『能動的に行う』ことであり、これが我が国全般が古来より培ってきた実利合理的な考えと、少なくとも表層的には折り合いが良くないように思われるのかもしれません・・。

しかし、そこで思い起こして頂きたいのがマックス・ウェーバーによる『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をはじめとする宗教感情と労働活動の関係性について述べられた著作・論考です・・。

無論、それらに書かれたことが全て実際のかつての社会ないしは史実を忠実・精密になぞったものであるとは云えないのでしょうが、それでも、ある程度大きな、それ故に普遍性をも持つ我々の精神の構造について考えるのであれば、さきに述べたものをも含め、何かした共通する構造、そして同様にそこから生じる動態・メカニズムのようなものがあるのではないかと思われるのです・・。

また、そうしたものの学習・勉強の仕方なども重要な課題になってくると思われますが、目下とりあえず大事なことは、『能動的に行う知的好奇心を満足させる行為』といったところになると思われますが、さて如何でしょうか?


『ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。』

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2018年8月11日土曜日

20180810 ある種の著作を読み始める契機について【対話形式】

『先日の西日本を主とした大雨によって未だ二次災害発生の危険性の残る地域があるとのことです。これまでに生じた被害の復旧、そして今後の被害が出来る限り少ないことを祈念しています。』

A「つい先日、新たに短い記事を投稿されていたようですが、何かあったのですか?」

B「ええ、あの記事、まあ記事と云うには少し短いですが、あれは移動中の宿泊地にて作成したものです。やはり作成する場所・機器といったものがある程度一定でないと、どうも現在の私では上手い具合に記事を書くことが出来ないようです・・(苦笑)。」

A「まあ、それでも、その投稿された記事は、これまでと違う機器・環境で作成されたわけですよね・・。まあ、それでしたら一応は進化ではないでしょうかね・・?ともあれ、またブログ記事の作成は再開するつもりなのですか?」

B「ええ、ここ最近は時折、そのことについて少し考えていまして、近いうちに再開してみようと考えています・・。あと同時に本格的に再開した後もしばらくは対話形式の文体で作成していこうと思っています。まあ、対話形式の方が書き易いですし、それに、私の場合、この形式にてしばらく書き続けることにより、割合スムーズに独白形式の文章の作成に移行できると思われますので・・(笑)。」

A「・・ええ、対話形式の文体にて書かれた作品は、読んでいても比較的面白いのが多く、なによりも読み易いですからね・・。まあ、もちろん、その質は多岐に渡ると云えるのでしょうが、それでも、この対話形式という文章作成の方法は洋の東西を問わず、大昔からありますからね、何と云いますか、思索する文章の原点に近いところにあるのではないかと思いますね・・。」

B「ええ、たしかに、以前、私のブログで抜粋引用させて頂いた文章に中江兆民著の『三酔人経綸問答』からのものがありましたが、ああした当時の口語体に近い文体にてハナシが展開していきますと、自然とこちらもその文体に乗せられて、知らず知らずに読み進めていってしまうようなところがあるように思いますね・・(笑)。」

A「・・ははあ『三酔人経綸問答』ですか・・。たしかにあの作品は登場人物三人による対話形式でしたが、小説などのように部分的に対話形式を用いているのではなく、全てが対話形式の作品で思い出されるのが、マーク・トウェイン著の『人間とは何か』ですね・・。この作品はだいぶ前に読みましたが、その時のショックというか、衝撃は結構大きいものでしたが、現在になりますと、おそらく残念ながらと評した方が良いのかもしれませんが、その時のショック・衝撃はあまり大したモノではなかったように思われてしまうのです・・(苦笑)。まあ、この作品が書かれた時代背景自体が大きく違うのだから、単純には評価することは出来ないのかもしれませんが・・。」

B「ええと、その作品もたしか岩波文庫から刊行されていましたね・・私も以前に読んだ記憶がありますが、私の場合、冒険小説のイメージが強いマーク・トウェインらしからぬ作品だと思いつつも、その後にどういった経緯であったかは忘れてしまいましたがアルベール・カミュ著の『異邦人』を読んでいた記憶がありますので、何と云いますか、当時は厭世的といいますか虚無的といいますか、まあ、そういった考えに惹かれていた時期であったのだと思います・・(苦笑)。・・いや、それでも私だけでなく他の多くの方々も、若い時分にはそうした経験をされていると思いますので、そこまで可笑しなことであるとは思いませんが・・(苦笑)。」

A「ふーん、マーク・トウェインの『人間とは何か』のあとにアルベール・カミュの『異邦人』を読んでいたのですか・・。それはなかなか興味深いですね・・。あるいはその時期はBさんが前々から読んでいた司馬遼太郎の時代小説あるいは夏目漱石といった、いくらか観念的要素がある作品から、より思想的・観念的要素を強化させた作品を読んでみようと努力し始めていた時期であったのかもしれませんね・・。」

B「・・今Aさんが仰った内容の後半部分に関してですが、まさしくその通りです・・。そして、さらにその後にさらにいくつかのそうした著作に手を出した記憶がありますので、現在考えてみますと、ああした時期はなかなか不思議なものがあるのかもしれませんね・・(笑)。」

A「いや、不思議であるかどうかは分かりませんが、それでも何かしらの契機といったものはあったのではないでしょうかね・・。そして、そうしたものは感受性の鋭い若い頃の方がやはり相対的に良いのでしょうが、それでも、少なくとも、そうした題材で、こうやって話すことが出来ているのは、その当時の読書の記憶のお蔭でしょう・・(笑)。」

B「・・ええ、あまりそうした実感はありませんが、それはたしかに仰る通りであるとは思います・・。また、それとも多少関連するのかもしれませんが、つい先日読んでいた著作に、さきに出た中江兆民著の『三酔人経綸問答』のことが書かれていまして、その内容が、書かれた当時の我が国社会のみならず、現在の社会を考える上でも面白いのではないかと思われましたので、後日、この部分を抜粋引用してみようと考えています。よろしければ、読んで頂き、またご意見を頂戴出来ればと考えています・・(笑)。」


『ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。』

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前掲著作の執筆者である師匠による歯科材料全般もしくは特定の歯科材料にしぼった勉強会・講演会の開催を検討されておりましたら、よろこんでご相談承ります。師匠はこれまで長年にわたり大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

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数年前から現在に至るまで列島各地、特に西日本にて発生した、さまざまな大規模自然災害により被害を蒙った地域の速やかな復旧、および、その後の復興を祈念しています。



2018年8月8日水曜日

20180807 これまでと違った機器・場所にて記事を作成すると・・

現在出先にて、未だあまり使い慣れていない機器を用いて記事を作成しています。こうした状況は、やはり多少ストレスを感じますが、その一方で、まったく記事が作成出来ないというわけでもありません。また、今後もこの機器にて記事作成をしていこうと考えていますので、続けていくにしたがい、徐々に慣れていくのではないかと思われ、そして、そうなることを願っています・・(笑)。さて、現在西日本にいますが、ここまでは千葉県市川市の出立地から各駅停車・鈍行電車にて至りました。こうした試みは初めてであり、それぞれの乗換駅にて、徐々に土地の空気が変化していくことを実感出来ることは、なかなか面白いと思います。また、こうしたことを書いていますと夏目漱石著「三四郎」の冒頭部が想起され、そこから、おそらく昔の列車の旅は、こうした感覚が、より広汎且つ一般的であったように思われました。くわえて、そのようにして日毎の目的地に到着しますと、そこで得る感覚もまた、これまでとは異なるものであり、そして、このように記事の材料となり得るものであるとも云えます(笑)。
 さて、そうした経緯にて以前、数年間在住していた場所に至り、久しぶりにその地の温泉に浸かりますと、これまた面白いことに、温泉の湯気が持つ独特の香りからか、その地に在住当時の記憶、そして感覚が一気に思い起こされるのです・・。その意味から若い時分より温泉に慣れ親しむことは、多少は人によるのかもしれませんが、少なくとも悪いものではなく、あるいは温泉がもたらす健康への効果は、一つにそういったところもあるのではないかと思われたのですが、さて如何でしょうか・・?