2019年9月1日日曜日

20190831 先日のフェイスブックでの写真投稿から【人文社会科学系と専門職大学】

先日、かなり久しぶりにFacebookにて写真を投稿したところ、思いのほかに多くの反応があり、驚かされました。また、おそらくそれに付随して、昨日のアメーバブログでの1日の閲覧者数が65人と、これまでの私のアメーバブログとしては、かなり多くの方々に読んで頂けました。

それら中で特に多く読んで頂いて記事は「久しぶりに民俗学の書籍を読んで思ったこと、歯科医療職の教育課程に対しての提案【20180905】」と「20181026 師匠からのメールの返信で思ったこと・・『浮く』何か?」そして「『野良犬』であった自分が思ったこと・・【20181109】」といった具合でした。

以前に何度か書いたことではありますが、近年、医療系専門職大学の新設が目立っていますが、こうした流れは今後もしばらく続き、あるいは既存の一条校である大学が専門職大学を併設する、さらには国公立大学であっても、何らかの機関を通して他大学、企業と共に専門職大学を設置、運営に関与するといった(面白い)事態も生じる可能性が少なからずあると考えます。

かねてより私は人文社会科学系学問はきわめて重要であると考えていますが、他方で、戦後以来、現在に至るまでの我が国の歴史を鑑みますと、我が国の高等教育においては人文社会科学系の教育(特にマスプロ教育!)を施しても、そこまで有益な結果につながらないのではないかと思われるのです。

そうであれば、概ね普遍的と云える人体に関するさまざまな医療に関する知識を学生時代に学び、卒業の後は当該専門職「以外」の職にも就くことが出来るような世の中の方が、我が国の場合、持続可能性・発展持続性を担保出来るのではないかと考えます。

そうしますと、各学部学生数などの編成も変える必要性が生じますが、そうであっても今後の我が国のことを考えますと、全大学の人文社会科学系学生数定員を現在の三分の二程度まで減らし、一方で新設の医療・介護系の大学、専門職大学、学部、学科の新設を出来るだけ認可の方向で進めることにより、比較的速やかに既存の社会構造を、より持続可能性、発展持続性のあるものに変えることが出来るのではないかと考えます。

その背景にあるのは、我が国全般の特徴と云える、即物性、此岸的傾向を良い方向に伸ばすことが出来るのが、物体とその名称の対応関係が(相対的に)明確であり、且つその知識体系が普遍的である人体に関する医学的知識であるという考えです。

我が国のさまざまな高等教育での制度は欧州・米国から移入したものですが、さらにその背景にある民族的な国民性といった要素については、おそらく考えていなかったのではないかと考えます。

古くからの我が国の変わらない性質は、神や宗教を論じたりする抽象的な思弁性よりも、具体的に存在する何かを手で触触れることにより、自分なりに確固たる知見を手に入れ、そして体系を組み立てるところに長けているといったところであると考えます。

そして、その性質を良い意味で助長することが出来るのが人体に関する医学的知識であると考えます。また、そうした知識をより多くの人々が学ぶことが出来る社会の成立こそが、今後、我が国の国際的影響力・競争力を維持、拡大そして国内社会での持続可能性を担保するために重要であると考えるのですが、さて、如何でしょうか。

*そういえば、先日アメーバブログでの参加ジャンルランキングにて23位となりました。このジャンルのランクがどういった経緯にて決まっているか分かりませんが、それでも読んで頂いた皆様、どうもありがとうございます。また、今後もよろしければ、どうぞよろしくお願いいたします。

今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。









日本福祉大学
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