2018年12月31日月曜日

20181231 年内最後の投稿、当ブログについて、および新たに購入した著作から思ったこと

ここ3日間ほど記事作成を行ってきませんでしたが、その間、年末ということもあってか、比較的多くの方々に、これまでの作成記事を読んで頂けました。去る27日の投稿記事にて年内の記事作成は打ち止めにしておこうと考えていましたが、さきに述べた事情により、あと1記事程度作成しておこうと考え直し、現在、このように記事作成を行っています。また、普段、継続的に記事作成を行っていますと実感することはありませんが、このブログ記事作成という行為は、思いのほかに体力を消耗するということが、ここ数日で分かりました・・(笑)。

くわえて、昨日、以前に投降した記事が気に入って頂けたという連絡が届きましたので、出所を調べてみますと、その分野の専門家とのことであり、いくらか恐縮してしまいました・・。ともあれ、自身が投稿した記事が評価されたことは純粋に嬉しく思うところであり、また、同時に『はて、自身の専門分野は何であったか・・?』と、いくらか考えてしまいます・・(苦笑)。これまで自身が取組んでみて、興味深く、楽しかったのは、我が国の近現代史あるいは古代史であり、そして、これらで得た知識を流用して取り組んだのが修士課程の地域学(ほぼ民俗学)でした。これはこれで比較的隙間産業的要素もあったことから、集中し、熱心に取り組むことが出来たと思われます。それ故、今後も、もし可能であるならば、この分野(民俗学・日本常民文化)にて学位を取得したいとも考えています・・。

また、ここまで書いていて思い出しましたが、以前の投稿記事にて、購入したい著作として挙げていたジャレド・ダイアモンド編著 慶應義塾大学出版会刊『歴史は実験できるのか―自然実験が解き明かす人類史』を先日購入し、読んでいますが、この著作は大変興味深く面白いです。300頁以上のボリュームではありますが1~7章にて扱われている事例は、それぞれ興味深いものであり、くわえて、各章、そこまでの長さではないことから、比較的読み易いのではないかと思われます。これと似た構成の著作として当ブログにて以前取り上げ、またベストセラーともなっている戸部良一らによる著作『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』(中公文庫)が挙げられます。とはいえ、それぞれの扱う対象は、人類全体の歴史と、戦前の我が国の軍隊といった組織であり、規模などが異なりますが、それらの章立てを読み、その背後の全体的な文脈から見えるものは、後者『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』よりも、まだ前者の方が希望や理知的な要素があるように思われます・・。

しかし、そこで考えさせられるのは『さきの『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』がベストセラーとなるほどまで人口に膾炙されているのであれば、何故、我が国がこれまで引き摺っている組織におけるさまざまな好ましくない状況・仕組みが改善されているように見えないのか?』ということであり、あるいは、実はそこに、諸事に通じるかもしれない、我が国社会が持つ本質的な問題があるようにも思われるのですが、さて、如何でしょうか?

ともあれ、今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。そして、来年もまた、どこまで継続するか分かりませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
【良い年末年始をお迎えください】
~書籍のご案内~
ISBN978-4-263-46420-5

~勉強会の御案内~
前掲書籍の主著者である師匠による歯科材料全般あるいは、いくつかの歯科材料に焦点を当てた勉強会・講演会の開催を検討されておりましたら、よろこんでご相談承ります。師匠はこれまで長年、大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

上記以外、他分野での研究室・法人・院内等の勉強会・特別講義のご相談も承ります。

勉強会・特別講義 問合せ 連絡先メールアドレス
conrad19762013@gmail.com 
どうぞよろしくお願いいたします!


数年前から現在までに日本列島各地・特に西日本にて発生した、さまざまな大規模自然災害によって被害を蒙った地域の速やかな復旧そして復興を祈念しております。
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