2018年11月4日日曜日

20181104 昨日投稿の記事が多く読んで頂けたことから思ったこと・・

おかげさまで昨日投稿分の記事は投稿翌日にしては、かなり多くの方々に読んで頂けました。これを読んでくださった皆さま、どうもありがとうございます。
 
また、当記事にて述べたジョージ・オーウェルは我が国においては『1984年』『動物農場』などの著者として知られていますが、おそらく、その本領がより発揮されているのは、論評などの著述分野であると思われます。

昨日分投稿記事の末尾にて述べました論評『ナショナリズムについて』は、後日、機会を設け、論評主要部を抜粋引用、もしくはその概要をブログ記事として作成・投稿してみようと思います。また、そのように考えてみますと、現在の状況のさまざまな局面を考える上で、参考となり得る著作、あるいはその中の更に具体的な記述部を掲載し、更にそれぞれの著作・記述部と現在の状況との関連を示唆した記事を掲載するような出版物・冊子があれば、あまり売上部数は稼げないかもしれませんが、後世にも幾ばくかの影響を与え、意義深いものと思われます。また、そうした出版物・冊子は、既存の出版社より刊行されても良いとは考えますが、同時に、こうした多少、智に働くような傾向があると云える出版物・冊子は、特に、大学など高等教育機関により刊行されると面白いのではないかと思われ、あるいはその当初においては、複数大学を横断する【勢いのある】研究者・臨床家等による、さまざまなトピックに対しての論評を掲載したメール・マガジンのようなものを作成・配信してみるのも面白いのではないかと思われます。

そして今後は、あるいはこうしたものが、現今、往時の勢いを失いつつあるテレビに代わり、さまざまな規模での世論を惹起・凝集させるような機能を持つようなものとなる可能性もあるのではないかと考えます。

とはいえ、ここで極めて大事であると思われることは、売上高・部数と、その出版物・冊子もしくはメール・マガジンに掲載する論評の思想的傾向を必要以上に関連させて考えないことであり、それ故、こうした取り組みは特に、【本質においては営利組織ではない】大学など高等教育機関にて行われる価値があると思われるのです。

あるいはこれを異言しますと、思想的には自由ではあるものの、ある現在の状況に対して相応しいと考えられた過去の著作・記述が選択・提示され、そして、それらに対して文脈を踏まえた論評が作成・掲載されるということが重要であり、また、そうした営為をある程度独立して行い得る機関は、おそらく大学などの高等教育機関であるのではないか?ということになるのですが、さて、こうした試みは如何でしょうか?

今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。
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ISBN978-4-263-46420-5

医歯薬出版株式会社
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