2021年2月27日土曜日

20210226 興味・関心の方向性と作成文章の文体について・・

 つい先日、ようやく宮地正人著「幕末維新変革史」上下巻を読了しました。以前にも書きましたが、当著作では初めて知る史実の記載が比較的多く、また、当時の文体のままでの引用なども少なからずあったことから、読み進めるのに多少時間が掛かりました。この文量であれば、本来ならば上下巻を2カ月程度にて読了出来たと思われます。

加えて、ここ最近は季節のためであるのか、あまり調子が優れず欝々とし、書籍を読み進めていても、その記述内容が頭に入って来ないことが度々ありました。

そうした時は読み進めていても、徒に時間を無駄にするだけであることから、何か違うことを行えば良いのですが、しかし、それもまた困ったことに、行っていますと、さきの読書と同様、どうも、身が入らなくなってくるのです。

もちろん、それは毎度というわけではありませんが、それでも全体的に、以前の「単純に没頭・集中出来ていた時期」と比べますと、明らかに「何かが違う」といった感覚を覚えるのです。また、この感覚は、当ブログを始めたのと同時期から何となく感じており、あるいは、この感覚とは、当ブログでの記事作成を行っていないと、更に肥大化し、自身を押し潰そうとするものであり、それを毎度の記事作成によって、抑えているのではないかとも思われます。

実際、しばらく記事作成を行っていないと、何故だか調子が悪くなったり、更に欝々とした気分に沈み込むことがあり、そこで、当初は嫌々ながらであっても記事作成を行い投稿してみますと、どうにか人心地が付いて落ち着いてくるのです。現在思い返してみますと、2019年での投稿記事の大半は、そうした状況下にて作成したものであると云えます。

あるいはこれを異言しますと、私は、この6年近くは、他のさまざまな物事よりも、当ブログ記事の作成の方を優先してきたのだとも云えます。また、その期間での日常的な出来事などはあまり記事として記していませんが、むしろ、そうした観念的な内容の文章の方が、ブログの継続などにおいては適しているのではないかと私には思われます。

このことは、あまり指摘されることはありませんが、書き手の興味・関心は、あくまでも外界に向けていた方が良いとは思われますが、他方で、その作成する文章に関しては、そうした興味・関心を糧として、内面的なことに重点を置き、当初は多くの理解は得られそうでなくとも、抽象度を少し上げた、どちらかと云えば観念的な文章を作成し続けるのが良いのではないかと、私のこれまでの経験は語ります。

それは「そちらの方が優れているから」というわけではなく、文章作成の練度を上げるためには、おそらく、そちらの方が適していると実感を通じて思われるからです。ご興味のある方は是非、先ずは1年程度続けられてみますと「何か少し変わった」と感じられてくるのではないかとも思われます。よろしければ、どうぞお試しください。

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!



ISBN978-4-263-46420-5

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