2018年10月16日火曜日

20181016 自身内部のことを客体化・対象として眺める・述べることが出来る精神のスタンスについて・・

3年以上ブログ記事の作成を継続していますが、不思議なことに文章が上手くなったであるとか、文章作成が全く苦にならなくなったということはなく、新たな記事作成を行う毎に『どうにかして上手いこと記事作成が出来ないかな・・』と考えています・・(苦笑)。

あるいはまた、文章作成の上達が実感出来るのであれば、もう少し気分的に軽く、そして楽しく記事作成を行うことも出来るのかもしれませんが、これまでの記事作成を通じ、そうした感じを得ることは『殆どない』と云って良いほどに少なく、『漫然と』とは云いませんが、只々記事を作成し続けることにより、どうにか3年程度、記事作成を継続出来たと云えます・・。そのように思い起こして考えてみますと、あるいは文章作成とは、手足を用いる運動のような技術的なものと云うより、何らかの精神のスタンスのようなものが、より重要であるように思われてくるのです・・。

とはいえ、この精神のスタンスを毎回変えながら記事作成を継続することは困難であり、これまでどうにか記事作成を継続してきた感覚から考えてみますと『ほぼ毎回同じ』とは云わないまでも、あまり多くはない、いくつかのスタンスに拠って記事作成を行ってきたと云い得ると思われます。

そして、このいくつかのスタンスに関しては、たしかに以前と比べれば、自身内部のことではありながら、客体化・対象化して認識出来るようになってきたと思われます・・。具体的に書きますと、ある種の感覚が去来し、それが自身内部にフィックスし、スタンスとなることにより『ああ、この感じが来れば、今日の記事はどうにかなるな・・』といった感覚をおぼえるに至り、そこからはどうにか記事作成が出来てしまうといった感覚です・・。そしてまた、さきにも述べましたように、このスタンスを得るための感覚は決して多くはないものの、同時に一つや二つではありません・・。しかしながら面白いことに、記事作成を行っているその最中は『この【記事作成に有効な】感覚の種類を数えてみよう』といった【科学的とも云える】発想は心中に顕れず、むしろ、その顕れを以て安堵し、以降書き連ねるといったところがあるように思われます・・。

あるいは、こうしたある種、原始的・プリミティブとも云える感覚こそが我々人間の行う創造的活動の根源・本質にあり、そしてまた『人は創造的になっている時、自身を客観視することは出来ない』というコトバも、これと何らかの関連があるように思われるのですが、さて、如何でしょうか?

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます!


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ISBN978-4-263-46420-5

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前掲書籍の筆頭執筆者である師匠による歯科材料全般、あるいはいくつかの歯科材料を題材とした勉強会・講演会の開催を検討されておりましたら、よろこんでご相談承ります。師匠はこれまで長年にわたって大学歯学部・歯科衛生・歯科技工専門学校にて教鞭を執られた経験から、さまざまなご要望に対応させて頂くことが可能です。

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数年前より現在に至るまで、列島各地において発生した、さまざまな大規模自然災害により被害を蒙った地域の速やかな復旧、およびその後の復興を祈念しています。




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20181015 歴史全般の実感を伴った理解のためには・・電車内にて思ったこと

昨日から本日にかけては所要にて福岡の博多に出向いていました。書くまでもないことですが、やはり博多は都会であり、特に夜間での市街の明るさが徳島と大分異なるように感じられます。また、もう一つ驚いたことは、地下街が発達していることであり、そこから、しばらく首都圏から離れて暮らしている間に、それらが自身にとって非日常的なものになっていたことを実感しました。
案外、我々の日常感覚は、可塑性があるものであると思われます。しかしながら、他方で変えられない、忘れられないこともまたあるようではあり、こうした『違い』が何故生じるのかとは、自身のことでありながら、なかなか分からないものであり、機会があれば、じっくりと考えてみる価値はあるように思われます。
また、こうしたことを思い至る時は、日常性の中にある時ではなく、書籍などを読んだ後の少しボーッとしている時に不図、湧いてくるといったことが多いように思われます。
そして、そのうえで、先日のブログにて述べた『書籍を読む際、その文章の内容が理解されスムーズに頭に入り、そしてそれが文脈として蓄積されていく【物語が形成されていく】といった一連の感覚』は、この『少しボーッとしている時』と何やら密接な関係があるように感じられるのです。異言を試みますと『少しボーッとしている時』にこそ、書籍・物語などの文脈を理解していく感覚が培われていくのではないかということになりますが、さて、如何でしょうか?

さらに、この書籍・物語などの文脈を理解していく感覚こそが、歴史全般を実感を伴ったものとして理解する際に不可欠なものではないかとも思われるのです・・。

とはいえ、あるいは、こうしたものは各自各様にて、その適切なスタンスがあるようにも思われますので、それぞれで試されてみるのが良いのではないかと思われます。

また、多少批判めいたことを述べますと、我が国の国民性と指摘される此岸性を極度に重視する性質は、たしかに抜け目のない、目端のきいた行為態度には親和性を持つのかもしれませんが、同時にそれは、歴史全般の実感を伴った理解とは、相性が悪いように思われるのです・・。

こい願わくは、今後、人工知能・工作機械などが更に進化発展する我が国社会において、その努力が少しでも多く、歴史全般の実感を伴った理解の方向へ行くことを・・。

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます!


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