2020年6月30日火曜日

20200630 特別講義・勉強会などのご案内

ここ数日は新たな記事作成を休もうと考えていましたが「少し短い記事であれば大丈夫だろう。」と考え、さきほど記事作成をはじめた次第です。

さて、古巣である千葉県市川市に戻り、早や3カ月が経とうとしていますが、帰郷時から続く新型コロナウィルス感染症による外出自粛により、思うように外出も出来ず、不自由とも云える日々を送っていますが、そこで思うことは、生きる環境であるならば西日本の温暖な地域の方が首都圏よりも圧倒的に良いということです・・。

そのため、今後も機会があれば年の半分くらいは、そちらに住みたいと考えています。また、この希望を基礎・前提として、生きる道を検討してみますと、たとえば、西日本にある医療介護系大学の学生さんに対して首都圏の医療機関等への就職や国内留学の支援などを行うような仕事が出来れば、さまざまな西日本の大学に行き、また、首都圏の医療機関等にも足を運ぶ必要が出てきますので、それなりに希望は叶い、同時に、自身のこれまでの経験も生かすことが出来るのではないかと思われます・・。

また、それに加えて、以前から書いていることではありますが、医療機関や大学などで、ある科目・分野に特化した特別講義・勉強会などのご要望がございましたら、是非、ご連絡頂ければと思います。こちらに関しましては、ご相談を頂いた上で、希望に沿うような講師・先生を検討して、ご案内いたしますので、メールでも結構ですので、お気軽にご相談頂ければと思います。

科目・分野につきましては、さきに述べました通り、予め想定する講師・先生陣がカッチリと決まっているわけではありませんので、ボンヤリと「こうした内容の特別講義・勉強会を行いたい。」といったご希望を仰って頂けましたら、ご一緒に検討していきたいと思います。また、こうしたご相談につきましては、ZOOMなどのテレビ会議様式でも対応させて頂きます。

5年を過ぎたためであるのか、ここ最近「ブログ読みました。」と仰って頂くことが何度かありますが、これらに対して、私のコミュ力不足のため、あまり満足行くような活性の高い応答が出来ていないように思われます・・(苦笑)。とはいえ、医療機関や大学などの関係者さまで、上記のような検討事項が御座いましたら、ご連絡頂ければと思います。

くわえて、当ブログにて掲載させて頂いている先生方に対しての取材申し込み、イベント出席・対談などのご依頼がありましたら、これもお受けいたしますので、こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!


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ISBN978-4-263-46420-5

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歯科材料全般あるいは、いくつかの歯科材料に関する勉強会・講演会の開催を検討されていましたら、ご相談承ります。また、上記以外、他諸分野での研究室・法人・院内等の勉強会・特別講義のご相談も承ります。

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2020年6月29日月曜日

20200628【架空の話】・其の34

【架空の話】・其の34
これもまた興味深いハナシであり、たしかにそれらの根底には、コトバによってカタチを与えることを躊躇うような、地域性の原型のようなものがあるようにも思われた。さらに「執念」という意味においては、昨日・本日とハナシに出た「娘道成寺」も、かなりイイ線を行くのではないかと思われたが、これは口に出さなかった・・。また同時に、こうした検討や考察を自国の地域に対して行うことが出来るようになることもなかなか大事なことであるように思われたのだが、さて、如何であろうか・・?

さて、その晩はこうしたハナシを遅くまで続け、日が変わる少し前頃から順番で入浴し、歯磨きをして床に就いた。たった二晩のWでの滞在であったが、そこで見聞きした時間(時代)のスパンが長く、また、そのような経験は、これまでになかったことからか、就寝後はすぐにぐっすりと眠りにつくことが出来た・・。

ともあれ、こうした実体験を重ねることにより、おそらく、有機的な血の通ったとも云える地域の歴史の流れを認識することが出来るようになるのだろう・・。そして、それをいくつかの地域に対して行い、さらに、それらの共通する要素を抽出することにより、より広い領域での歴史の流れや大きな傾向といったものも掴むことが出来るようになるのかもしれない・・。

そしてまた、こうした認識を日本や極東そして東アジアなどを対象として行うことが出来るのであれば、それはそれで面白いものになるのだろう・・。また、こうしたはじめの認識を得られたという意味において、今回のWへの訪問は、意義深いものであり、また、それを提案し、案内をしてくれた兄の一種の慧眼には、やはり感謝すべきであろう・・。

翌朝も昨日同様、7:00頃に目を覚ました。この日は月曜日であったが、兄は会社に有給休暇を申請しており、朝食時のハナシでは車で大阪あたりまで送ってくれるとのことであった。元々、この時季は、あまり混雑しないと聞いており、帰路の切符は未だ予約していなかったことから、この提案には躊躇なく喜ぶことが出来たが、その具体的な経路に関しては、未だ検討していなかった。そこで、兄にその旨を伝えると、しばらく間を置いてから「うーん、そうかあ、じゃあ、車じゃないけれど、N海電鉄でS今宮まで出て、そこから環状線でO阪に行って、そこから東海道本線で新大阪に行き、そこで新幹線に乗るルートでいいかな・・。」と経路についての説明をしてくれたが、私としては、その内容が全く分からないことから「・・うん、新大阪まで行って、そこから新幹線で帰るので良いと思うけれど、少しお金が掛かりそうだね・・。」と多少心配そうに答えると「・・ああ、合計で多分15000円くらいになりそうだけれど、高速バス代から足が出そうな分くらいは俺が出しておくよ。」とのことであった。

そこで、朝食の後片付けをして、リビングのテレビを点けたままで出発の準備をしていると時刻は9:00を過ぎていた。兄の方も、あまり急ぐ様子はなく、自室でPCを操作したり、リビングで寛いだりしていたが「じゃあ、10:00前にはここを出ようか?」と訊ねてきた。その予定時刻には何らかの意味があると思われたことかた「うん、分かった。もうすぐ準備も終わるから・・。」と返答し、じきに荷物をまとめて部屋を出た。

兄の方は既に外出の準備は整っており、私が準備を終えて部屋から出てくるのをみとめると、テレビを消し、ソファの背もたれから上半身を起こし、そして、スマホをレザージャケットのポケットに入れ、傍らに準備していた小振りのデイパックを引き寄せて立ち上がった。それに比べると私の荷物は多かったが、昨晩よく眠れたせいか、あまり重くは感じなかった。

兄の家を出発したのは9:30過ぎであり、そこからしばらく歩き、N海W市駅行きのバスが出ている停留所に着いた。時刻は、出勤時間帯から外れていたため、他の乗客と思しき方々も多くはなかった。そこで数分バスを待ってから乗車すると、切符のようなものが出てくるシステムであり、その切符に番号が印字されており、その印字番号の区分により運賃が変わってくるといったシステムであった。

バスは市街地、JRW駅を通過し、10:00過ぎた頃にN海W市駅に到着した。この駅舎は現在改築中であることからか、どうも改札口が変則的な位置にあるように思われた。また、その様子から、長らく工事が続いているJR線の御茶ノ水や飯田橋駅の改札口が何となく思い起こされた・・。

ここではSUICAは使えるようであり、それで入場したが、兄の方も同様に、昔から使っているICカードの入ったパスケースを取り出していた。入場して列車の到着を待っていると兄が「区間急行というのに乗ると早いから、それを待とうか。」とのことであった。

やがて区間急行が到着し、生まれて初めてN海電車に乗車したが、どうも車内の雰囲気など全体的に、首都圏とは違う感じを受けた。こうした感じは上手くコトバで表現することが出来ないものの、それでも異郷で乗る、さきのようなバスや、この電車では、当初、こうした上手くコトバに出来ない違和感を感じることが多いのではないかと思われる・・。

くわえて、停車したり通過する駅名も、こちらではあまり聞かないような響きのものが多く、興味深く感じられた・・。そして、そうこうするうちに電車はS今宮に着いた。思いのほかに早く、時刻は11:30前であった。そこでJR環状線に乗り換え、O阪まで出て、そこから、さらに東海道本線に乗り換え新大阪に着いた。それでも時刻は12:00前であり、早速、新大阪駅構内のみどりの窓口にて学割証明書を提示して新幹線の自由席の切符を購入したが、思いのほかに安く済んだ・・。

そうして兄と新大阪駅構内の土産物売場を徘徊していると、以前にも何度か駅構内で目にした記憶のある「肉まん」を主に販売しているとお店を見つけた。そこで兄に訊ねてみると「ああ、これは関西方面では定番だよね・・。さっきも家で点いていたテレビでCMがやっていたよ・・。味は悪くないし、これを昼ごはんにするのも悪くないね・・。」とのことで、既に何人か並んでいるその店の前に並んで購入し、それを売場近くのフードコートのような場所で食べた。

その味は首都圏の肉まんとは若干異なるものの、大変美味しいと感じた。いや、これよりも美味しい首都圏の肉まんと考えてみるとI新號が思い浮かぶ程度であったが、あれはあれで、また、この肉まんと比較対象としては適切かどうか迷うところだ・・。

そして、食べながら兄にそのことを伝えると「・・うん、まあ、たしかにI新號の肉まんは、それだけで「ご馳走」ってイメージがあるけれども、この肉まんは、まあ云ってみれば、普段着の味だから、たしかにちょっと違うかもしれないね・・。」とのことであった。

新幹線の発車時刻は12:57であり、もうすぐでホームまで行かなければならないが、こちらはあまり頓着せずに、肉まんを食べて、土産物をいくつか見繕っていた。そして、兄が「あ、もうすぐホームに行っておいた方が良いんじゃないか?」と云ってきたのが12:45頃であった。そこで、私は新幹線に乗るべく改札口方面に行き、「それじゃあ、また。」と別れの挨拶を告げると「おお、じゃあ、またな!」といった、ごく軽い調子にて互いに別れ、私は改札口を入ってホームに向かった。

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!

*さすがに少し疲れましたので、数日間休ませて頂きます。

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2020年6月27日土曜日

20200627 ツイッターでの反応から思ったこと【医療・介護系専門職大学の新設】

これまで30回以上【架空の話】を作成してきて、その後、いくつか近況報告のような記事が続きますと【架空の話】の方が近況報告よりも、いくらか書き進めるのに時間を要することが分かってきました。

【架空の話】では、概ねハナシのスジは決まってはいるのですが、そこでの文章は、ハナシのスジに沿ってではあれ、ある程度細部まで精確に記述する必要があると考えることから、ネットで調べたり、あるいは書籍を引っ張り出して調べ、書き進めるといったことが多く、それが、記事作成のため、多少多くの時間を要する主な原因であると云えます。

他方で、こうした近況報告から展開する記事は、自身の状況や考えを述べることがメインであることから、言葉によって、別の世界を描写、創出する必要性がないため、自身から離れることのない文章にて終始一貫して作成出来ることから、【架空の話】と比較すると、スムーズな記事作成が可能と云えます。

そして、本日もまた、自身の状況や考えを題材にしていることから、ここまでの文章作成はスムーズに進んでいると云えます。さて、ここ最近は当ブロガーにて作成した記事をツイッターにてアップしていますが、ツイッターでの閲覧者数も、おかげさまで、ここ最近多少増加し、くわえて、時折は「♡」を頂けることもあります。

そして、時には投稿した自身としても「意外」と思われる記事に「♡」を頂くこともあり、こうしたことに関しては驚くと同時に、そこに、現時点では、一般的とは云えない意見が含まれていることから、多少、それを疑う気持ちもありつつも、全体的には嬉しいと云えます・・(笑)。

最近のそうした記事は、昨年8月31日投稿の「先日のフェイスブックでの写真投稿から【人文社会科学系と専門職大学】」であり、ここでは、我が国の高等教育を批判し、その変革の方向性を粗く示唆しているのですが、その方向性を支持して頂けているのであれば、それはかなり嬉しいと云えます・・。

とはいえ、おそらく、こうした考えは、今後数年以内には更に大きな議論になっていくと考えていますので、現在、この時点で、先手を打ち、多くの都道府県にて、医療・介護専門職養成のための専門職大学の大幅な新設を、明治初期における郵便制度の普及、あるいは大正後半期における各種高等教育機関の拡充のように、速やかに、そして計画的に行って頂ければと思います。

そして、そのための受け皿は国、自治体、企業、既存の大学法人あるいは医療法人などの有志機関が、それぞれの得意分野からの出資・協力を行い、出来るだけ多く、当初は金太郎飴の様であっても良いと思いますので、とにかく設置すべきであると考えます。

また、国の方からは、出来るだけ出費を避け、設立に至るまでの手続き上の援助や支援をする程度のスタンスが良いと思われます。そして、こうした小規模ではあっても看護師、理学療法士、作業療法士、臨床工学技士、放射線技師、歯科衛生士、歯科技工士などの医療・介護系職種を養成する専門職大学を国内で新たに20~30ほど新設すれば、その先の社会も多少は(良い方向に)変化していくのではないかと思われます。

これまで、大学における、多くの人文社会科学分野での特にマスプロ教育は、おそらく、我が国のさまざまな面での発展には有意に寄与しなかったことを正直に認め、前記のような専門職教育に注力するのが、今後の日本社会にとって「吉」であると考えるのですが、さて如何でしょうか。

今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!

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2020年6月26日金曜日

20200626 5年間ブログを続けて変わったことについて・・

5年間にわたるブログ記事作成の継続をつい先日達成しましたが、さきにも述べました通り、感動や感慨といったものは皆無でした。また、それは達成後数日経ても同様であり、これまでに湧き上がるような情動・衝動といったものは、何もありませんでした・・。

ここまで何もないと多少拍子抜けの感もあります・・。また、達成後1週間程度は、新たな記事作成を行わずに休もうと考えていましたが、ここ数日間何も作成しないでいますと、どうもソワソワしてきて、そして、現在に至るというわけです・・(苦笑)。

つまり、現在の私は、5年間のブログ継続を喜べるような心情は持たず、他方で、それでも数日間、記事作成をしないでいると、どうも落ち着かないという、少し厄介とも云える内面の傾向を持つに至ったと云えます・・。こうした傾向が、今後何かに役立てることが出来るか分かりませんが、もう少し、その先とやらを見てみようと思います・・(笑)。

そういえば、先日、ハナシに出たことですが、どうやら私は貨幣を得るために事業家や企業家になることは向いておらず、それと比べれば、こうした文章の作成などで、貨幣を得ることが出来る蓋然性の方が高いとのことでした。

このことは、自身でも、かなり前から認識してきたことではありますが、しかし、ここ最近になって思うことは、先ず、私の知る事業家や企業家タイプの方々の多くは、他方で医療従事者でもあり、その「類まれ」とも云える両性質を保持されていることには、否応なく尊敬の念を持ちますが、しかし、何と云うか、その計画されている事業計画概要が、歴史像全体の中で、どのような流れの中にあるものに位置付けられるか、類似しているかといったことに関しては、あるいは聞く耳を持たれないのかもしれませんが、私の方が多少は知っていることが多いのではないかとも思われます・・。

よく我々日本人は、目先の目標を立てつつ計画を進めた方が上手くいくことが多いと云われ、また、同時にそれは、我が国民性と云える即物的な性質とも浅からぬ類縁関係があると思われます。つまり、端的に、我々日本人は、自分の身近にあり感じ取れるようなものに対しては、強く反応するものの、そうでないものについては、かなり鈍感といった性質があると云えます。

この性質が男性的であるか女性的であるかは分かりませんが、いずれにしても、我々は、日常生活とあまり直接的な関係・接点のない、思想などを編むことは、おそらく、かなり苦手であり、また、その母胎とも云える歴史を物語として伝えることに関しても、同様にかなり苦手であり、さらに、現在のそれはこれまで以上にマズイ状況にあるように思われます・・。

昨今、時折聞く「感情の劣化」というものなのでしょうか、テレビであれ、そうでない普通の会話であれ「どうも違うのでは・・」と思うことが多いのです・・。そして、ここまで書いて、ここ最近思うことは「これまで、当ブログをある程度継続してきたから、そのように思うようになったのだろうか・・。」ということです。その理由は、当ブログを始める以前は、あまりそうした違和感のようなものを現在ほど強く感じることは少なかったからです。(であるとすれば、ブログを継続したことは、いらぬ苦しみ、疎外感を増やしたとも云えます・・(苦笑)。)

そして、そのように考えてみますと、やはり文字には、少なくとも私の理解を越えた何らかの力があるのではないかと思われるところですが、そして、それ故に、やはり昨今の報道、広告であれ。広く世間に周知する内容の文章に関しては、適切な文字の当て嵌め・付与による表現を検討して頂いた方が良いのではないかと思われます・・。それらを作成している人々の多くが、あまり書籍(特にある程度昔の)を読んでいないのではないかと思われるのですが、さて如何でしょうか・・。

ともあれ、もしも、あるとすれば、おそらく私の強みは、そういったところにあり、ある意味において、それは、事業家や企業家のセンスと比べても、特に劣っているようには思いませんが、それは、直接、貨幣を得ることが出来るような才能ではないことから、やはり医療従事者や事業家や企業家の風下に立たざるを得ないのが実情と云えるのかもしれません・・(苦笑)。

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2020年6月24日水曜日

20200623 5年間のブログ記事作成の継続から思ったこと・・

去る6月22日で、当ブログを開始して丸5年となりました。また、それまでの総投稿記事数は1320程度であり、これを5年間に均しますと、10日のうち7日以上は、新規の記事投稿を行ってきたことになります。では「このことは自身に何らかの影響を与えたのか?」と考えてみますと、ある程度、確からしい見解を得られるわけでもないことからか「まあ、とりあえず続いたな・・。」といった感想ぐらいしか持ち得ません。無論、そこには感慨や感動といったものは驚くほどに皆無であり、これには自身でも少し驚いています・・(苦笑)。くわえて、5年間の1320記事と云っても、あまりキリが良いものでないことから「ここまで続けることが出来たのであれば1500記事程度までは書いてみよう。」と思うに至りました・・(笑)。
具体的には、現在の1320記事から1500記事に至るためには、180記事程、新たに投稿する必要がありますが、これを1日1記事にて考えてみますと、大体6カ月程かかることになり、上手く行けば、年内での到達も決して不可能ではありません・・。しかし、ここは多少の余裕を見積もった方が良く、その2倍、1年程度が適当と考えてみますと、丁度、6年間の記事投稿に至るあたりで達成することが出来るのではないかと思われ、また、これが特に無理もなく、そしてキリが良いと思われることから、今後はこれ(6年間・1500記事の投稿)を目標として、今しばらく続けてみようと思います。ともあれ、これまで、決して面白い記事が多いとは云えない、一連の当ブログを読んでくださった皆様、どうもありがとうございます。以上の通りとなりますので、また今後とも、よろしければ、読んで頂ければと思います。

さて、ここ最近書き続けている【架空の話】は其の33にまで至り、Wの地域ネタに関しては、思いのほか書き続けている感があります。しかし、この段階は、全体の流れからすると前段階であると云え、今後、Kでの新たな専門職大学での学生生活を、これまでの伝にて書きますと、相当に時間が掛かると思われ、そこから、Kでの学生生活は、ある程度簡潔に、概略的な記述に留めた方が良いのではないかとも思われるのです・・。そしてまた、現時点での考えでは、この専門職大学の卒業の後、主人公は、同地にあるK大学の大学院に進学することを想定しています。また、大学院と云っても、新たに修士課程から始めるのでなく、既に修士号を人文社会科学系(ヨーロッパ文化専攻)にて取得していることから、いきなり博士課程へ進学することを検討しています。そして、このある種、荒技的とも云える経路は、実際に自身が辿ったものに近いと云えることから、そこでの記述は、ある程度、実地に沿ったものになるのではないかと考えています。

以前も当ブログにて書いたことがありますが、自身は人文社会科学的な背景を持つ歯科技工士であると云えます。そして、それがどうにか歯学分野にて、どうにか学位取得にまで至ることが出来た主な理由は、やはり、これまでに書き連ねてきたような人文社会科学分野での経験があったからであると考えます。また、今後、そうしたブログにて述べた、実地に近い経路を眺めて、それと似たような経路・方向性を採る方々が、多少なりとも増加することによって、世の中がほんの少しでも面白くなることを心から願う次第です。

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2020年6月23日火曜日

20200622【架空の話】・其の33

【架空の話】・其の33
私の方は、テレビを点けてみたものの、あまり面白いと思われる番組がなかったことから、当り障りのない報道番組にチャンネルを定めてから音量を下げた。そして兄の方はマグカップに入ったコーヒーを二つ持って来て、一つを私の近くに置いてソファに座った。

私は無言でマグカップを少し上に持ち上げ、また同時に、頭を少し下げて感謝の意を伝えた。すると兄は掌をこちらに少し挙げて応答した。そしてマグカップに口をつけ、注意深く口先で温度の程度を確認してから、少し音をたててコーヒーを啜った。

私もそれを真似してコーヒーを飲んでみたが、その味というよりも感覚は、これまで寒い場所にいたことを、あらためて認識させられるほど体に沁み入るものであり、私は期せずしてマグカップを両手で保持していた。

さて、しばらく無言でコーヒーを啜っていると兄が「ええと、地域の自然環境といったものこそが、その土地土地で生まれる、ある種傑出した人物の根源にあるのではないか?ということだったよね・・。その意味でたしかに南方熊楠や松下幸之助や陸奥宗光なんかはこの地域を代表する傑出した人物であると云えて、また、その背景には当地域の濃厚な自然環境があるとも云えるね・・。そういえば、たしか「続日本紀」に書かれている奈良時代後期(神護景雲年間)の出来事で、その当時(8世紀後半頃)は、まだ大和朝廷の覇権が列島全土に及んでいたわけではなくて、北の方では、所謂「蝦夷」との争いが続いていたんだ・・。それで、朝廷の命で東北方面に派遣され、そして駐屯した軍隊の兵士の中には戦闘で「蝦夷」の捕虜になってしまったのも結構いたらしいんだ。まあ、それでそのまま捕虜として彼の地に留め置かれて、それが世代を重ね、大和朝廷の支配領域が大きくなってきたことを契機として、脱走し、あらためて朝廷の公民になりたいと願い出たことが記されているんだけれど、この請願を行った人物が、たしか大伴部押人という名前で、彼はおそらく、古代の軍事部族であった大伴部の部民であり、そして、ここからがとても興味深いところなのだが、その父祖の地が、ここK国の名草郡 片岡里(なくさのこほり かたおかのさと)とのことであり、それで、この片岡という地名は、現在でもW市内中心部の、それこそ、お城のすぐ近くにあって、さらに、何と、そこにはK国での大伴氏の氏社と云えるS田比古神社が今なお鎮座しているんだ・・。つまり、この大伴氏や大伴部にまつわるハナシから思うことは、遠い地にあっても自らの故郷を忘れないという一種の「執念」であり、そこから、その「執念」の源泉について考えてみると、それは一つに、やはり、地域の自然環境であると思うんだ・・。あと、このことを話していて思い出したのは、太平洋戦争後30年近くフィリピンの島で抵抗を続けていたO少尉は有名なハナシだけれど、そのO少尉の出身地が、このW市の南隣のK市であり、そこに古くからある神社は、このO少尉の御実家のさらに本家筋にあたる流れが代々宮司をしているとのことなんだが、このことと、さっきの「続日本紀」内のハナシは、それぞれのストーリー自体は大分違うかもしれないけれど、同時に、それらに共通する要素として、さっき出た「執念」といったものがあるのではないかと思うんだ・・。」と私に話した。

これもまた、興味深いハナシであり、たしかにそれらの底には、あまりコトバによってカタチを与えてしまうことを躊躇うような、地域性の原型のようなものがあるようにも思われた。さらに、「執念」という意味においては、昨日・本日とハナシに出た「娘道成寺」も、かなりイイ線を行くのではないかと思われたが、これは口に出さなかった・・。また同時に、こうした検討やら考察を自国の地域に対して行うことが出来るようになることもなかなか大事なことであるように思われたのだが、さて、如何であろうか・・?

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。おかげさまで、丸五年間、当ブログを継続することが出来ました。とはいえ、まったく感激はありませんでした・・(苦笑)。そしてまた、今後も1500記事程度までは継続したいと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!


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2020年6月21日日曜日

20200621【架空の話】・其の32

【架空の話】・其の32
また、あとで聞いてみたところによると、このWという場所は、和食に必要不可欠な醤油、かつおぶし発祥の地とのことであり、これはおそらく、その気候風土が強く影響しているのではないかと思われるのだが、さて、どうだろうか?

さて、醤油、かつおぶしの間で共通の要素は「発酵食品」であるということである。そして、この発酵食品という視点で、再度Wのことを検討してみると「梅干し」は県内のM町にて、かねてから有名であり、さらに先日食べた「なれずし」もまた、当地域が生んだ発酵食品である。

そのように考えてみると、Wという地域は、さまざまな発酵食品を生み出すのに適した気候風土であるのではないかと思われてきた。そこで、中華そば店からの帰路で兄に訊ねてみると「・・うーんと、今日行ってきたところのもっと内陸部に行くと、熊野本宮大社そしてさらに紀伊半島を東側に抜けると熊野新宮、那智大社があって、それらを総称して熊野三山と云うことは知っていると思うけれど、これは神仏習合といって、神道と仏教、双方から信仰の対象になる神様で「権現様」と云われるけれども、この熊野三山の主祭神とされているのが家都御子神(けつみこのかみ)という神様で、その正体は素戔嗚尊(すさのおのみこと)と考えられているんだ。

それで記紀に載っている神話で、素戔嗚尊が体中のさまざまな部位の毛を抜いて、それらを地面に植えると、さまざまな種類の樹木になり、さらに、それら樹木の用途について説明したのだけれど、この素戔嗚尊こと家都御子神(けつみこのかみ)は、この神話に基づいて言い換えると毛津御子神(けつみこのかみ)であり、さらに、このWは、その古称であるK国からも分かる通り、樹木が多い地域であるのだが、おそらく、大昔にあって樹木は、さまざまな生活資材の材料となる資源としてだけでなく、あるいは狩猟採集時代からの名残とも云えるのか、多分に食料の供給源としても認識されていたのではないかと思うんだ・・。それで、水稲耕作が大陸から徐々に齎され、社会に定着してくると、その稲の苗もまた、さきの樹木同様、食料を齎す植物として認識されて、そして素戔嗚尊こと家都御子神・毛津御子神(けつみこのかみ)の神格に吸収されていったのではないかと思うんだ・・。

そのためか、現在では素戔嗚尊こと家都御子神(けつみこのかみ)は、樹木の神様というよりも、食べ物の神様として広く知れ渡っているらしいんだ・・。それに、これは蛇足だけれども、日本では神様のことを一柱と「はしら」って呼称するけれど、その意味からも、古代以来、樹木が豊富な地域であるK国、Wは、また同様に神様の数も多いのではないかと思うんだ・・(笑)。」との返事であった。

この返答は、私の質問に正面から返答したものとは云えなかったが、それでも、その質問に対して、ある種、抽象的な返答であったようには思われた・・。しかし、首都圏育ちの兄が普通に「この地域は神様の数も多いのかもしれない・・(笑)。」などと、云うこと自体に私は多少違和感を感じたが、しかし他方で、異郷にしばらく住んでみると、何かしら新たに見えてくるものがあり、それに浸り・感染(?)すると、そのようなことを普通に云えるようになるのかもしれない・・。

また、たしかに我が国では古来から神のことを「柱」として呼称してきたが、これは我が国の原初的な宗教観がなおも息づいていると云えるK国、Wのさまざまな文化を検討する際に一つの参考となるように思われた・・。そして、その全ての土台となるものは、やはり地域の自然環境であり、これが木の実や稲の実りをもたらし、また、人々に自然の薫り豊かな大気を提供してきたのだ。おそらく、この大気こそが、この地域が時折生み出す規格外れの人物の根源にあるのだはないかと思われた・・。そこでまた兄にそのことを訊ねてみると「もうすぐ家に着くから、そこで続きは話そう。」とのことであり、車外を見てみると、たしかに、あとわずかで兄のアパートに到着するところであった。

車をアパートの駐車場に停めると、後部座席の荷物を取り、すっかり寒くなった中を急ぎ、3階の兄の部屋に向かった。本日は長時間不在でいたためか、室内も冷え込んでおり、吐く息も白くなっていた。兄は靴を脱いで早々に暖房のスイッチを入れ、さらにリビングルームに置いてあるオイルヒーターのスイッチも入れた。そして10分ほど経つと漸う部屋は次第に暖かくなり、手洗い、顔洗い、うがいを済ませた我々は、落ち着いてリビングのソファでくつろぐことが出来る状態にまでなっていた。そうして兄は台所に立ち、湯を沸かして、ドリップバッグのコーヒーを二つ淹れ始めた。ちなみに私の家では昔から、どうしたわけかコーヒーはブラック一辺倒であり、砂糖やミルクを入れて飲んだ記憶がない。

私の方は、テレビを点けてみたものの、あまり面白いと思われる番組がなかったことから、当り障りのない報道番組にチャンネルを定めてから音量を下げた。

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2020年6月20日土曜日

20200619【架空の話】・其の31

【架空の話】・其の31
こうして日が暮れるまで古墳を見学をしてから車に戻った。そしてまた、言葉数が少ないままで発車し、近くのG南インターチェンジまで戻り、再び高速道路に乗り、W市内に戻るべく北上をはじめた。時刻は午後6時少し前であった。

高速道路を北上するにつれ、周囲に人家などの灯りが増えていった。そして約一時間程走りW南インターチェンジに到着した。そこからさらにW市街の郊外と思しき場所を走っていると、突如、左側にこんもりした森のような一角があらわれた。この辺りは郊外ではあるものの、耕作地以外で、こうした自然環境が道路に面した一角にあることは、不思議であったことから兄に訊ねてみると「ああ、そこも神社だよ。ええと、記紀の神武東征は知っていると思うけれど、その神武天皇の兄にI瀬命というのがいてね、彼等一行は、九州の東岸あたりから出帆して、瀬戸内海を抜けて、現在の枚方あたりに上陸しようとしたらしいんだ・・。海から船で枚方に上陸って云うと現代では荒唐無稽に聞こえるかもしれないけれど、その当時、現在の大阪の多くの部分は、河内湖と云って、淀川や大和川などが流れ込む潟湖、ラグーンだったんだよ。それでまあ、当時、このあたりにも勿論、土着の勢力っていうのがいてね、神武一行は、この勢力と戦うことになったんだけれど、神武一行はこれに苦戦して結局、退却し、現在の東大阪あたりで船に戻り、大阪を離れることにしたんだ。まあ、それだけ、この地では土着勢力が強く根を張っていたんだろうね・・。それで、この大阪での戦いで、神武天皇の兄であるI瀬命は手に矢を受けてしまって、その傷がもとで、おそらく退却した船上で亡くなられてしまったんだ。その亡くなられた場所が、このW辺りで、亡くなられる際に雄叫びを上げたことから、ここの港を昔は雄湊(おのみなと)と云ったんだよ。・・そういえば、この名前は、昨日近くまで行ったT医療保健大学のW看護学部の校舎は元々、雄湊小学校だったということでハナシに出ていたね・・。」とのことであった。

ここで神武東征のハナシが出てくるとは思わず、また、初代天皇の兄の墳墓について少し疑問に思われたことから「でも、神武東征は全くの架空の神話じゃないとしても、全てが全て史実とも云えないよね・・。そうすると、その中にある墳墓は一体、どのような形式で何世紀代のものとされているの?」と訊ねてみると、兄は「いやあ、ここは古墳というよりも神社がメインで、その中にどのような古墳があるかということは、多分、さっきのハナシにも出たけれど陵墓参考地としてあまり調査はされていないようなんだ・・。しかし、この神社の裏山には何らかの古墓があるとは聞いているけれども・・。」といったこれまでの兄からすると曖昧な返事が返ってきた。ともあれ、さきの「I内一号墳」にしろ、このI瀬命を祀る神社にしろ、1日で古代の曰く付きの墳墓や神社のことを経験を通じて知ることが出来たのは、大きな収穫であり、おそらく今後、我が国の古代史に関する著作を読む際にも、捗ることが予想された。そして、車は目的地である中華そば店に到着した。暖房のきいた車から外に出ると、すっかり寒くなっており、駐車場から急いで窓ガラスが若干湯気で曇っている店の中に入った。店内は混雑とまでは行かないが賑わっており、近くに大学があるためか、学生さんと思しき若者が大勢いて、それぞれが陽気に中華そばを食べていた。また、この中華そば店で特筆すべきことは、テーブルの上にのり巻きと、昨晩食べた早寿司を小さくしたようなものと、ゆでたまごが置いてあることである。そして、周囲のお客さん等は、それらを好きな時につまんで食べていた。こうした食文化も初めてであったため兄に聞いてみると「ああ、これがWの中華そば店では主流のスタイルで、昨日のY為食堂は、それがなかったけれど、これはむしろ珍しい方だよ。」とのことであった。我々は今日一日、あまり食事らしい食事を摂ってこなかったため、ここでは少し奮って一番高価な特製大盛の中華そばを注文し、さらに早速、卓上にあった早寿司を食べてみた。この早寿司もまた、なかなか美味しく、おそらく、首都圏のコンビニなどに置いてあったら、頻繁に購入することになるだろうと思われた。やがて、我々の中華そばが運ばれてきたが、兄は中華そばと並行しつつ早寿司を食べていたため、多少違和感を覚えたが、周囲を少し意識して見ると、それは当然のように行われていたため「When in Rome、do as the Romans do.」(郷に入れば郷に従え)とやらで、真似してみると、これが思いのほかに美味しく、感心し、くわえて、よく分からないが、和食の奥深さ、いや懐の深さを感じさせられた・・。また、あとで聞いてみたところによると、このWという場所は和食に必要不可欠な醤油、かつおぶし発祥の地とのことであり、これはおそらく、その気候風土が強く影響しているのではないかと思われるのだが、さて、どうだろうか?

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!


新版発行決定!
ISBN978-4-263-46420-5

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歯科材料全般あるいは、いくつかの歯科材料に関する勉強会・講演会の開催を検討されていましたら、ご相談承ります。また、上記以外、他諸分野での研究室・法人・院内等の勉強会・特別講義のご相談も承ります。

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2020年6月18日木曜日

20200618 本日ツイッターで「バズった」こと および「新しい教養」について思ったこと

おかげさまで、去る4月25日から投稿してきた【架空の話】は、第30話まで辿り着くことが出来ました。これまで【架空の話】を読んでくださった皆様、どうもありがとうございます!

また、先日来から始めていたツイッターにて、本日初めて「バズる」という現象を経験しました。わずかの間に閲覧者数が、これまでに見たことがないほどに増加したことは、はじめ、何かの間違いではないかと思ったほどです(苦笑)。ともあれ、この、はじめての「バズる」には、ここ最近なかなかないほどに驚き、しばらくはアタフタとしていました・・(苦笑)。

他方で、当「ブロガー」での閲覧者数は、普段とあまり変わりませんでした。そうすると、時宜に適った動画や音楽などをツイッターでアップすることの方が、より「バズり」への近道であるのかもしれませんが、しかし、少なくとも、ある程度の期間、オリジナルのブログ記事作成を継続してきたのであれば、そうした(他者の)動画のアップにより、多くの閲覧者数を獲得しようとすることは、必ずしも全面的には「好ましい」とは考え難くなると云えます。(それも一つのエゴイズムでしょうが・・。)

それ故、現在、自身もこうして新たな記事を作成しているわけですが、少なくとも、本日に関しては、「バズる」という記事題材になり得る出来事があったことから、比較的スムーズにここまでの記事作成が出来ています。くわえて、ここ最近Noteにおいてもブログを開設しましたが、ここでは、これまでに作成した【架空の話】をコピペしてアップしていますが、これを今後もう少し整備していきたいと考えています。具体的には、さまざまな分野の外部講師による勉強会のご案内を掲示していきたいと考えています。その対象は、おそらく分野にもよるのでしょうが、大学や医療法人などを想定しております。また、こちらの勉強会のご案内によって自身が収益を上げることは考えていませんので、仲介や謝金額の交渉などは行いますが、それらが決まりましたら、あとの精算等は双方で行って頂ければと思います。

また、自身として特におススメするのは、医療系の大学様が人文社会学分野(特に国際関係論、近現代史)の外部講師を招き、特別講義などを開催されることです。既にご承知とは思いますが、かねてより世界は混乱しており、いわば「混乱の時期」に突入したと云えます。そうした中、世界で活躍することが期待される医療従事者の方々を養成するためには、やはり普通の教養として、こうした知識がある程度、必要になるのではないかと思われるのです・・。

ちなみに、昨今「新しい教養」というコトバが巷に流布しているようですが、果たして教養に古いものと新しいものがあるのでしょうか?感覚的にはなりますが、私はこの「新しい教養」というコトバを用いる方々は、時代を経て積み重ねられてきた人文社会科学のそれ(教養)を敢えて無視する、もしくは体よく素通りするための一種のレトリックとして用いているのではないかとも思われるのですが、さて、如何でしょうか・・。

とはいえ、そうであっても、時代を経て積み重ねられた人文社会科学的な教養には、一見して人の命を救うといった万人に即座に理解され得る有用性といったものが見受けられないことから、おそらく、この「新しい教養」というコトバも徐々に「教養」を押しのけて、それらしいものとして扱われていくのではないかと思われます・・(苦笑)。そして、これも見方に拠ればジョージ・オーウェルの「1984年」に登場するニュー・スピークに似たようなものであるのかもしれません・・。してみると我が国は「1984年」のように、上(政府筋)からの指導にてニュー・スピークを言語としては受容することはせず、他方で社会全般の広い層にて受容された新たなコトバは、社会における同調圧力のようなものにより後押しされ、速やかに浸透していくようなメカニズムのようなものがあるのではないかと思われます。(広義のポピュリズムあるいは俗論との結託)

そして、こうしたメカニズムが暗黙の裡に、所与であることが社会全般にて共有されているのであれば、コトバを用いた議論などは、あまり意味がなく、必要のないものであるのかもしれません・・(苦笑)。



*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!


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