2016年7月30日土曜日

20160729 学問間の交流の重要性について・・

これまでに作成したブログ記事も370を超え、あともう少しで400記事に到達します。

400記事といえば、特に区切りが良いというわけでもありませんので、その次は500記事まで書いてみようと思うかどうか分かりませんが、とりあえず自身の意志と着想の続く限り、途中多少の間があいたとしても、何かしら書き続けてみようと思います。

そういえば、昨日ブログを閲覧してくださった方々は、私が寝入った後、ロシアから閲覧してくださった方々が多く「もしかしたら、これは共有した動画(ウェーバーのオペラ「魔弾の射手」内「狩人の合唱」)の影響によるものなのであろうか?」と思いました。

この男声合唱団とは、ロシア、モスクワにある国立原子力研究大学(以前のモスクワ工科物理研究所)(ほぼ直訳、少し間違っているかもしれませんが、大体こんな感じであると思います・・。)内のクラブであり、合唱も素晴らしく、同時に、指揮をさてれいる女性の躍動感にも感銘を受けました。

また、こうしたスタイルの合唱(しかも歌い手がおそらく皆、理系研究者)というのはなかなか我が国においては見受けることがないと思いますが如何でしょうか・・?

とはいえ、背景文化も異なるため、どちらが上下、良い、悪いとはいえず、これは単に文化の違いを示しているのでしょう。

私がこれまでに見た我が国の理系研究者あるいはそのタマゴたちの多くは、文系の同様の方々に比べ、チームワークに長け、様々な研究、活動をする上において、実に自然に役割分担が決まり整然と行動をしていたように思われます。

これには甚く感心しました・・。

そして、こうした特徴はまた、それが研究に関係のない合唱などであっても、能動的な意志によるものであれば、かなり良い方向に生かされるのではないかと思います。

その点、文系の方々とは、全般的に研究者一人一人の個性が強く、また、そうした環境により、この分野とは、研究が駆動、進展するのではないかと思います。

こうしたことはある種、芸術家などにも通じる何かがあるのかもしれません・・。

しかし一方、我が国の知的風土の風通しを良くするという目的に立ち、理系、文系双方研究者を(基本的に自身が希望する)異種(理系であれば文系、文系であれば理系)研究分野にインターンシップのように、しばらくの間在籍し、そこ(異種研究分野)で研究活動に従事するということは、実際の研究進捗にはあまり寄与することがないかもしれませんが、より長い目、広い視点で見ますと、結果的に彼等・彼女等にとって有益な経験を得ることが出来る蓋然性が高くなるのではないかと思われます・・。

こうした試みは、なかなか面白いと思われますが、如何でしょうか(笑)?

また、ハナシは少し変わりますが、理系、文系では同じ研究者とはいいましても、何といいますか、その背景となる知識、見識の相が異なるためか、発する何かが異なるように思われます・・。

極端にいいますと、種族?が違うような感じを受けることがあります・・。

科学的なハナシではなく恐縮ですが、同時にこうした特徴、性質の相異とは、何かしら存在するのではないかと私は考えております・・(笑)。

そして今後は、それをもっと上手く言語化出来ることを一つの課題とさせていただきます・・。

とはいえ、こうしたことを記していると、不図「では、これまでのブログ記事にて言語化してきた中に、ある程度普遍化することが出来る新しい事柄、知見らしきものはあったのだろうか?」と考えてしまいますが、それは少なくとも今現在の私が判断できることではないように思われます・・(苦笑)。

それ故、ここまで興味を持って読んでくださった皆様、どうもありがとうございます。

そして、さる四月に発生した熊本における大地震にて被災された地域における諸インフラの出来るだけ早い復旧そして、その後の復興を祈念しております。