2021年10月27日水曜日

20211027 記事作成の背景にある意欲と技術の関係について・・

昨日の投稿記事にて述べた「当初に作成した投稿記事の方が面白く、また、自分なりの主張が出来ているものが多いのでは」は、たしかにその通りであると思われ、さらに、現在読み直し、そこから新たな記事作成のアイデアを得ることも度々あります。

つまり、初期に作成した記事の中に、より個性的とも云える「何か」があるのだと云えますが、その「何か」とは、いくつかあるとは思われますが、それらで共通していることは、それまでの人生の記憶の中で、特に印象的と感じ、文章にしておこうと思い立ったものであるということです。たしかに、それらは比較的鮮明に記憶に残っており、さらに、その記憶に基づいて作成した文章を読んでみますと、その他の当時の周辺事情などもまた、付随して思い出されてくることもあります。そこから、あらためて記憶とは、なかなか面白いものであると思われました・・。

ともあれ、これまでのところを総合してみますと、ブログ当初の作成記事は、それまでの記憶の中から、いわば優先的に抽出されたものであることから、より印象的なものが多く、またそこから、新たな記事作成のアイデアを得ることもあり、これら文章化した自らの記憶から、さらに他の付随、関連する記憶が想起されることが度々あることは、これまでの継続的な文章作成の余禄のようなものと云えますが、しかし、これは案外と大事なことであるのかもしれません・・。

さて、この最後に述べた、自身が作成した記事を読み、その内容に関連する他の記憶が思い出されることは、これまで、自身による文章からは、明らかなものとして経験したことがなかったため、その価値、意味のようなものは、未だに分かりかねていますが、同時に、何と云いますか、ある種の身体感覚からは「これは少し大事にしておいた方が良いのかもしれない」と感じられるのです。

そしてまた、こうした変化、具体的には、自分が以前に作成した文章を読み、そこから、他の自作文章などが思い出されるようになったということは、ブロガーやツイッターなどの周辺環境がなければ、気が付くことは出来なかったと云えるのかもしれません。その意味で、私の場合、ブロガーと、それと連携するツイッターがあったからこそ、以前のブロガーのみの時期と比べ、自身の作成記事や投稿が、本当に人々に見られていることに、より意識が向くようになったのだとも云えます。

また、それ故に記事作成が多少辛くなったとも云えますが、それでも、記事作成当初から、閲覧者の存在が具体的に意識されるような環境であったならば、継続的な記事作成自体が困難になると思われますので、丁度、ここ最近の時期に、この変化の認識があったことは、いわば適切な頃合であったのではないかとも思われるのです・・。

さらにまた、1500記事到達以降からの慢性的な意欲の減退なども加わり、現今での記事作成は、かつて、1000記事到達直前(2018年5月末頃)の頃の勢いと比べますと、明らかに数段落ちており、あるいは軽量可能ではありませんが、感覚としては、半分以下程度であるように感じられます。

しかし、そうした勢いが減衰した先にある現在においても、どうにか記事作成が継続出来ていることは、やはり、さきの勢いの減衰を補うような「何か」があるからではないかと思われるのですが、それは6年以上にわたり、どうにか記事作成を継続してきたことにより、培ってきた文章作成の技術のようなものがあるのではないかと、現在に至っては思うのです。つまり、当初は意欲が技術を補い、それが徐々に双方所を変えて、技術が意欲を補うようになっていったという推移の様相が、そこにはあるように思われるのです・・。

また、こうした技術を用いて、以前に投稿した記事の内容をいくつか組み合わせた記事を作成することが出来ることも分かり、あるいは、そうしたものは、題材によるとは思われますが、現在作成している当記事のように、ほぼゼロからの記事作成とは、どうも作成の仕方が異なり、私からしますと、双方共に面倒ではありますが、既投稿記事をいくつか組み合わせた記事の作成は、未だ私としては、その作成手法が未だ珍しいと云えることから、またしばらく、慣れるまで点々と作成し投稿し続けたいと考えています。

後年、過去の作成記事内容を抽象化した「概念」をタネとして新たに作成された記事が重なり、さらに後年に至っては、それら重なった記事内容から抽象化された「概念」がさきの「概念」との比較が為されると意外と面白いかもしれません・・。

そういえば、先日投稿の記事にて「当初の頃に何度か言及した題材にて新たな記事作成をしたい」と述べていましたが、この題材は、これまでのブログの継続とも密接な関係があると思われることから、やはり、今しばらくは控えようと思います。

ともあれ、今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

順天堂大学保健医療学部


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