2017年2月7日火曜日

20170207 『物語』として述べることにより・・関連性

本日の首都圏は日中より風が強く、その体感温度は実際の気温よりも低かったのではないかと思います・・。

さて、町中を歩いておりますと、その中で洋服の流行などが大体理解できることがあります。

このことは以前投稿した記事においても書きましたが、果たしてそれら流行とは一体どのようなメカニズムで生じているのでしょうか・・?

さらにまた、人によると、それら流行の具体的な内容にも周期らしきものがあるとのことですが、これについてもそのメカニズムが気になるところです・・(笑)。

そして、こうしたことを書いておりますと、不図、イギリスの経済学者で太陽黒点数の増減と景気循環の関連性を述べた方がいたことを思い起こします・・。

たしかに太陽の黒点数の増減により地球全体の気候に変化が生じ、それにより農作物の収穫高もまた変化し、さらにそれが景気循環に影響をもたらす大きな要因にはなるとは考えられます・・。

とはいえ、それは各々の『現象だけ』を時系列的に並べ観察してみても各々を結び付ける関係性を認識することは難しいものと考えます・・。

その意味では我々の日常において認識出来る現象とは雑多すぎるのかもしれません・・(笑)。

そうしたことから一つの説とは『物語として述べられる』ことにより、はじめて理解、認識することが出来、また、そうして得られた複数の物語(説)の間から、さらに異なった次元の関係性もまた理解、認識することが出来る可能性も生じてくるといえます・・。

それ故、現象の精確な認識と同時に、何かしら関係性があると思われる複数の現象を心に留めておき、それらを機に応じ(つながりのある)物語として形成する作業もまた理系、文系を問わず日常的に行っていた方が良いのかもしれません・・(我田引水)。

また、そう考えてみますと、欧米の文学作品あるいは時折論文などにおいても冒頭に聖書の一句、格言などが書かれていることが思い出されます・・。

またこれは欧州騎士の紋章に記されている文句も同様であるのかもしれません・・。


ともかく、おそらく、これらもまたさきに述べた事柄に関連するのではないかと思われるのです・・。

つまり、こうしたコトバとは著作『内容』全体を極度に集約したものであったり、同様にそれを明確に特徴付けるためのものであったりするのですが、何れにしましても、それは『物語全体を包括し抽出、表出された言語の連なり』という意味において、さきに述べた『何かしら関係性があると思われる複数の現象を心に留めておき、それらを機に応じ物語として形成』の一種であるといえます。

一方、我々日本人の場合、こうした伝統文化を全く見出せないというわけでもなく、おそらくそれと類似したものとして短歌、俳句などが挙げられるのではないかと思います・・。

ただ、欧米と我々との間で大きく異なっていることは、その思弁性、理屈っぽさではないかと思われます・・(笑)。

そして、こうしたことはさまざまな場面における彼我双方の軋轢、衝突そして対立の原因ともなっているのではないでしょうか?

しかしながら、これらはあくまでも双方培ってきた文化の相違であるともいえますので、それこそ理屈よって相手を捻じ伏せたり、あるいは感情的に怒り散らすのも、その過程においてはあるいは必要であるのかもしれませんが、一本調子であり続けると、あまり良いものではないのかもしれません・・(苦笑)。

今回もここまで興味を持って読んで頂き、どうもありがとうございます。

去る2016年、熊本、山陰東部そして福島県周辺において発生した大地震により被災された地域の出来るだけ早期の諸インフラの復旧およびその後の復興を祈念しております。