2018年1月12日金曜日

20180112 文章を読む際の慣れと実験における根気について・・【対話形式】

A「昨日は久しぶりに対話形式で記事を書いていたようですが、どうしたのですか?」

B「いえ、先日作成したブログ記事にて『今となっては対話形式にて記事を作成することは難しいだろう・・』と書いたのですが、あとになり『実際に試していないので、分からないな・・』と考えまして、それで久しぶりに対話形式にて記事を書いてみた次第です。」

A「はあ、そうだったのですか・・。それで久しぶりに対話形式で記事を書いてみたらどうでしたか?』

A「ええ、面白いことに『思ったよりは書けるな・・』とは思いましたが一方で、その内容に関しては、やはり最初期に作成した対話形式の記事の方が多少深みがあるのではないかとも思いました・・(笑)。」

B「最初期の対話形式の記事は御自分的にも自信があるのですか?」

A「いえ、正確には自信というわけではなく、何といいますか、必死になって書いていたというのが、書いた本人としては思い出されて、それが一種の深みのように感じてしまうのかもしれませんね・・(苦笑)。」

B「そうですか・・たしか当時は文章を書けないことで悩み、それで対話形式にて文章を作成するようになったと聞いていますが、それは必死になるほどであったのですか?」

A「・・ええ、そうですね、おそらくあの当時はうつ病ですとか抑鬱に近い状態であったのではないかと思われます・・また、これは現在においても完全に治癒、寛解したわけではないと思いますが、ともかく、ああいった状態になりますと、もともと決して優秀とはいえない私の脳がさらに動かなくなるのです・・(苦笑)。
そして、そうした状態にて、ある程度の文量のまとまった文章を作成することは極めて困難であり、その一方で何かしら書かないことには精神的に落ち着きませんので、それで対話形式にて記事を書き始めたというわけです・・(笑)。
ですから、現在になり、それらの記事を読んでみますと、中にはかなり稚拙であり恥ずかしくなるものもあるのですが、それでも、そこに書かれている内容は、当時の自身が必死に考えたものであり、そしてまたそれらの内容とは、現在においても決して解決、乗り越えたわけではありませんので、それを笑うことは出来ないのです・・。」

B「なるほど、ある程度の期間、ブログ記事を書き続けていますと、それはご自身の記録のようなものとなり、同時に未だその内容にアイデンティティーを持ち得る記事に関しては、そのように身近に感じるものであるのかもしれませんね・・。」

A「ええ、そうです。しかし、それらを何故か分かりませんが公開してしまっているわけですが、その意味で案外私は目立ちたがり屋あるいは精神的な意味での露出狂であるのかもしれません・・(苦笑)。

B「・・まあ、通常でしたら、そういったものはあまり公開はしませんからね。それでもAさんの場合は、それらを公開していたからこそ、現在までブログの更新を継続出来ているのではないですかね・・(笑)?」

A「はい、それは、まったくその通りです!また、その意味において、やはりこのブログとは、書き続けることによって、続けることが出来ているのであり、その意味からBさんのように文章を多く書く人の気持ちが多少は理解できたのかもしれません・・。」

B「・・そうですか・・まあ、それは私もよくは分かりませんが、しかし、たしかに以前と比べますとブレはあるもののAさんの文章は全体的にはよく書けているようになっていると思われますし、また私がAさんの文章に慣れたのか、書かれた内容も大抵はスムーズに理解出来るようにもなってきました・・(笑)。」

A「ええ、仰る通り、それはBさんが私の作成する文章に慣れてきたためではないかと思われますが、しかし、同時に笑いごとでなく、人に読んで頂く文章とは、まさしくそれが大事なのではないかと最近よく思うのです。
つまり、作成された文章が、多くの方々により理解を伴いつつ読んで頂くということなのですが、これは研究において自分の納得が行く値・傾向が出るまで実験を続けるという暴挙と見られるものの同時に極めて重要と云えることにも共通する何かがあるのではないかと思います。」

B「はあ、そういったものですかね・・。しかし、その根気らしきものが重要ということは私も肯定できますし、あるいはその過程において書かれる文章に何らかのよく分からない変化が生じていくのかもしれませんね・・ともあれ、こういったことは意識的に考えてみたことはあまりありませんでしたね・・(笑)。」

A「おそらくその文章に関することとは、何かしら能動的に行動してみないと分かり得ないことから、既存・既知のさまざまな科学的・客観的な見解・知見とは異なると云えるものの、同時に、それら(既存・既知の)見解・知見が得られる過程の多くは、能動的にして根気のある活動が必要であったことにも似た原理的な何かがあるのではないかと考えさせられるのです・・。そういったものは決して『良いとこ取り』は出来ないようになっているのではないかと思います・・(笑)。」

近年、日本列島各地にて発生した地震・大雨・水害といった大規模自然災害により被害を受けた地域の復興を祈念しています。

昨年から
再び活発な噴火活動をはじめた新燃岳周辺の方々の御無事も祈念しています。

最後に
書籍の宣伝となりますが、師匠による新たな著作が医歯薬出版より刊行されましたのでご案内いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

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ISBN978-4-263-46420-5