2018年10月26日金曜日

20181025 【対話形式】追加・付け加える『dub』から思ったこと

A「朝晩はこちらも随分冷えるようになってきましたが、そちらはどうですか?」

B「ええ、おそらく関東地方ほどではないと思いますが、こちらもそれなりに朝晩は冷えますよ・・多分もうしばらくしますと暖房器具が欲しくなると思われます(笑)。」

A「ええ、さすがに11月に入りますと何らかの暖房器具は使うようになりますね・・。それでもBさんはまだ購入する予定はないのですか?」

B「いえ、さすがについ先日暖房器具を見に家電量販店に行きました。それでもおそらく正式に購入するのは、もう少し先になると思います。まあ、それでも鹿児島在住時は11月に入っていても半袖シャツを着ていた記憶がありますので、そのような感じでも良いのではないかと思いますね・・(笑)。」

A「はあ、鹿児島より徳島の方が多少冷えると思いますが・・そうしますと、11月の少し前である丁度今頃の時期に暖房器具を購入しても良いのではないですかね(笑)。いや、それよりも何故、ここで鹿児島の自然風土が基準になるのですか(笑)?」

B「ええ、たしかにそうですね(笑)。しかし、関東より徳島に移住したての私としては、ここ徳島はどちらかと云えば鹿児島のような南国に近いイメージがあるのです。それに南隣の高知県などは『南国土佐』と普通に称されますからね・・。」

A「はあ、なるほど、まあたしかに『徳島は関東と鹿児島どちらに近いか?』と問われましたら、鹿児島の方になるのかもしれませんね・・。それでも、何故Bさんは鹿児島と云いますか、あちらの方にこだわるのですか?」

B「・・そうですね・・。そのことですが、少し前に不図、何の気なしに本棚から取り出して頁を開いた書籍が森鴎外著の『ヰタ・セクスアリス』でして、その開いた頁に『dubを受けた』という記述があったわけですが、この『dub』というコトバの意味を調べてみますと、あるものに何かを追加、付加するといった意味あいでして、物語・小説ではミゲル・デ・セルバンテスによる『ドン・キホーテ』の冒頭付近にて宿屋でおかみさんにドン・キホーテが叙任式を挙げてもらうといった描写がありましたが、あの叙任のことを英語で『dub』と云うのです。それで、そうした叙任というわけではありませんが、ただ、それまでとは違った何かを追加、付加されたのは鹿児島でのことであり、また、おそらくそれを自然のうちの行ってくれた方々に対しては『借り』と云いますか、あるいは『あまり悪いことは出来ないな・・』といった感情を持つに至り、それが私の背中を押し続けて、このブログもまたどうにか書き続けていることが出来ていると云えるのです・・。」

A「はあ、自分に『dub』をしてくれた地域であるから、こだわりのようなものが湧いてくるわけですか・・。そして、そうした感覚を得るためには、やはり遍歴をしないとダメなのですかね・・(笑)?」

B「・・ええ、まあ無理にとは云いませんが、それでも自分の生まれ育った文化から出て他地域のそれを感じ、考えることによってはじめて得ることの出来る感覚のようなものが、多少大風呂敷気味に云いますと、人類の発展に寄与する大事なものであるように思われるのです・・。そして、それが『若いうちの苦労は買ってでもしろ』というコトバの一つの意味ではないかと思われるのです・・(笑)。」

今回もここまで読んで頂きどうもありがとうございます!


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ISBN978-4-263-46420-5

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