2019年6月16日日曜日

20190616 前科者が閣僚になる社会の価値観

残り10記事の投稿を待たず、1200記事への到達となりますが、この1200という数字も、そこまでキリが良いものではなく、あるいはその先も、半ば惰性のように書き続け1300記事まで書くことになるのであろうかということは、今以て分かりません・・(笑)。

また、先日来から読み進めている「翔ぶが如く」の読了後も、また別の著作が待ち構えていることから、記事の更新を日毎に行う余裕もないように思われます。

この待ち構えている著作は、以前にも当ブログにて触れましたがウンベルト・エーコ著「プラハの墓地」であり、偶然であるのか、その時代背景は「翔ぶが如く」と20年も違いがありません。

くわえて、当ブログにて何度か取り上げているトーマス・マンによる「魔の山」の時代背景とも20年の違いがありません。今現在50頁ほどしか読んでいない「プラハの墓地」ですが、私の予感として、この著作の時代背景にある思想、価値観、時代精神といったものと「魔の山」の時代背景を比較して読んでみますと、それなりに面白いのではないかと感じています。

さて、ハナシを「翔ぶが如く」に戻し、先日読了した同作品第9巻に、これまで当ブログにて何度か取り上げている陸奥宗光がわずかに登場します。当時、陸奥宗光は元老院議官として政府側に属していましたが、他方で土佐・高知の自由民権、反政府勢力である立志社とも気脈を通じ、西南戦争に乗じて政府の転覆をはかっており、それが露見し、禁固五年を言い渡され下獄しました。(このいわゆる立志社の獄にて陸奥宗光と同様に下獄した一人が自由民権運動家にして実業家そして戦後の宰相である吉田茂の実父である竹内綱です。)

陸奥宗光は出獄後、数年にわたる欧州留学を経て、再び政府に用いられ、そして日清戦争時には外務大臣として活躍するわけですが、こうした人生経路を見ても相当奮っていると思われますし、あるいは当時、現代の我々の感覚では簡単に理解することが困難な別種の「価値観」があったようにも思われます。

そしてその後、さまざまな社会制度が構築、整備され、それが硬直化するに伴い、さきのような「価値観」も変化し国全体がどうもおかしな方向に行ってしまったようにも思われます。

また、見方にも拠るのでしょうが、1945年の敗戦から現在に至る我が国の社会にも、そうしたメカニズムが少なからず作用しているのではないかと思われます・・。

そのように考えてみますと「構築、整備された制度を硬直化するものとは何であろうか?」と思うのですが、それは一体何でしょうか?

今回もここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。








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ISBN978-4-263-46420-5

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