2018年5月17日木曜日

20180517 文章を書き続ける能力?【新たな要素を追加更新しつつ・・】

昨日の記事投稿により総投稿記事数が990に至り、余すところ10記事の投稿にて1000記事に到達します。とはいえ、これまで通り感慨も何もあったものではなく、昨日も記事投稿後、そのことに気が付いたくらいです・・(笑)。

一方、記事作成に関しては以前に比べますと、あまり苦も無く書き続けることが出来るようになり、さらに面白いことに、投稿したいくらかの記事に関しては、ある程度継続して読んで頂いていることから、おそらくそうした記事は、作成した記事の中でも『良い出来』と評することが出来るのかもしれません。

しかし、それら『良い出来』の記事は全て、当初からそれを意図したものではなく、結果的にそうなったものであり、それはこれまでに作成した全記事の継続があり、はじめて世に現れ得たと云い得るのです・・。

こうした経緯を考えてみますと、半ば必然的に思い起こされるのは、魚釣りであり、そこでは一投一投それなりに考えて行ってはいますが、その中で具体的な釣果に結び付くのはごくわずかであると云えます。しかしそれでもなお、投げないことには如何なる釣果にも結び付き得ないのです・・。

おそらく、ブログ記事の作成とは、何かしらこれに類似したものがあるのではないかと私は考えています。また、そのように考えることにより、自然と投稿記事数といった数値的な指標もあまり感慨などを惹起させるには至らず、それよりも『とりあえず記事作成を継続しよう』といったどちらかと云えば穏やかな行為態度へと至るのだと思われます・・。

それは一種のマンネリ化であるとも考えられますが、しかしそこで留意して頂きたいことは、そのマンネリとも云える行為の中に創造性があるか、創造力の駆動が為されているかということであり、おそらく、この要素が行為の中にわずかでも存在することにより、その行為は新たなものとなり、少なくとも次に繋げることが出来るのだと思われるのです。

その意味で、ブログ記事ではあれ、こうした公表を前提とする文章は、あからさまなパクりは概ねバレてしまい、また明らかな虚偽、公序良俗に反する偏見に満ちた言説も非難を受け易いことから、作成する題材については、それなりに考えて書き連ねてはいるつもりですが、往々にして我々の能動性とは、何かしらの契機によって勢いづくことにより、上記の要素を半ば無意識ながら蔑ろにしてしまうこともあることから、そのバランス、均衡を保ちつつ、新たな要素を追加更新しながら記事作成を継続していくことは『簡単である』とは言い切れないのかもしれません・・。

しかし、そのように考えてみますと果たして自身はこれまでにバランス、均衡を保ちつつ文章を作成してきたのでしょうか・・(笑)。

(無用な非難を受けないために)ヒトに見せるためのゼスチャーとしての文体と、虚偽のない書き手側の意図・真意による文体を折衷した能動性の発動(文章の作成)を継続的に出来るようになれば、それは一つの能力と云えるのだろうか・・ともあれ、おそらくそこで『抽象性』といったものが大事になってくるのではないかと思われますが、さて如何でしょうか?

今回もまたここまで読んで頂き、どうもありがとうございます。

数年前から現在に至るまで日本列島にて生じた、あるいは現在も継続して生じている大規模自然災害により被害を被った、もしくは被っている諸地域のインフラの回復および、その後の復興を祈念します。


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