2021年3月4日木曜日

20210304 欝々とした精神状態の除去から思ったこと「荒魂」と「和魂」

 本日の日中は比較的暖かく過ごし易かったように感じられました。また以前と比べ、大分陽も長くなり、明るい時間帯が増えたようにも思われます。そしてまた、当ブログは昨日の記事投稿により総投稿記事数が1485に到達していました。あと当記事を含めて15記事の投稿により、1500記事に到達するわけですが、他方で書き手である私は依然として欝々とした日々を過ごしています。

これまでの感覚から、おそらく、そのうちの半分程度は季節性のものであり、本格的に春が到来しますと、大分楽になるとは思われるのですが、他の半分については、現在に至っては半ば慢性的なものであると云え、その淵源は10年以上前にあるようにも思われます。

しかしながら、こうした喜ばしくない自身の精神状態を齎すものがあるからこそ、現在に至るまで、どうにか5年以上にわたりブログ記事の作成を続けることが出来ているとも云えるのかもしれません・・。そしてまた逆に、これが完全に除去された場合、ボクは更にブログ記事の作成を続けようと思うのでしょうか?

そういえば、どこかで「人は心が完全に満たされていれば、進んで文章を書いて公表しようとは思わない。」といった意味のコトを聞いたことがありましたが、これはたしかに間違いではないように思われます。

そうしますと、ボクは当ブログを書き続けるためには、この半分程度の欝々とした精神状態を保持する必要があるのかもしれませんが、もしそうであるのならば、それはそれで受け入れても良いという構えはあると云えます・・。しかし、多少欲を云わせて頂きますと、それは半分程度よりもさらに少なく、むしろ、記事を書き続けるのに最少程度の欝々とした精神状態を残してくれれば、それで充分であると考えます・・(笑)。

また、多くはないですが、周囲の方々から、ボクのブログを読まれているのか分かりませんが「それだけ文章を書けること自体がスゴイな。」といった意味のコトを言われたことがありますが、それは書いているボクからしますと「何か強迫観念のようなものによって書いている」と云った方がより精確であると云えます・・。

しかし、そうしますと、ボクにこの欝々とした精神状態そして強迫観念のもとになっている記憶を齎した方々に感謝すべきといった考えも出てきますが、それは現時点では「違う」のではないかと思われるのです・・。あるいは今後書き続けて行きますと、そこに何か変化が生じて、そのように考えるようになるのかもしれませんが、それこそがまさしく「昇華」と云ったものであるようにも思われます。

また、そのように考えてみますと神道用語の「荒魂」と「和魂」というコトバが想起されてきて「荒魂」の持つ乱暴な荒々しさが、同時にさまざまな活動を為さしめ、それにより、何らかの契機にカタルシスを得られると「荒魂」は「和魂」へと変態を遂げるとされていますが、これは当ブログにて以前にとり上げた南島に見られる霊威である「セヂ」との類似性があり、この「セヂ」を用いて「荒魂」と「和魂」との関係性を考えてみますと、ある通常の魂に「セヂ」が憑くことにより「荒魂」となり、そこからさまざまな活動を行うようになり、そして「セヂ」が離れますと「和魂」になるのですが、これは同時に「ケガレ:気離れ」でもあり衰弱とも云えるのです・・。

そして、こうした図式から、我が国での社会全体の様相を考えてみますと、どうも最近は何であれ「荒魂」的とも云える、ある種、常軌を逸したような(変性意識)状態が受容され難くなってしまっているのではないかと思われます・・。そして、これは一つに「創造」活動にもまた「荒魂」的な常軌を逸した状態が必要であるという、一見迷信的とも思われる考えが排除された結果であるように思われます。そして、その要因と思われるものは、「セヂ」を持った女性が少なくなり、その代わりに、女性が男性を物理的にコントロールし易いようにした結果ではないかと思われます・・。

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!


ISBN978-4-263-46420-5

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