2022年11月10日木曜日

20221109 先日「ブロガー」にて閲覧者数の急増があったことから・・

ごく稀に、当ブログを運営している「ブロガー」サイトでの1日の閲覧者数が1000人を超えることがあります。そしてつい先日、10月28日が1896人と、過去半年にて最も多い閲覧者数となっていましたが、こちらについては未だ、その理由は分かりません。また、読んで頂いていた記事は多岐に渡っていることから、単一の理由により、あまり早急に、この閲覧者数の急増は説明しなくても良いのではないかと思われました。

ともあれ、こうした「閲覧者数の急増」は、当ブログであれば概ね半年毎に生じています。これらも、さきに述べました通り、理由は分からないものの、7年程度ブログ記事の作成を(どうにか)継続しますと、こうした自分について新たに知った性質(この場合であれば「自分が毎日文章を作成すると、半年に一度ほどの頻度で小さくウケることがある」といったところか。)に気が付かされることが時々あります。

これらの性質は、当ブログをはじめていなければ気が付くことはなかったと思われますので、ブログは一例ですが、我々はこうした継続的な活動を通じて、自分について何事かを知って行くことが出来るのかもしれません・・。

また、その他に当ブログを継続していて思ったこととして、特に新規の知見ではないと思われますが「ある程度以上の期間、文章を作成し続けるためには、日常のどこかで(多くは仕事分野以外の)文章を読む習慣が必要ではないか」といったものがあります。

そうしますと、その継続的な文章作成のための、ある種マトリックスとなる文体があるように思われますが、それが所謂「小説」であると私は思います。また、一言で小説と云っても、その文体は多種多様であり、その中から自分に合うものを見つけるということも、それなりに知的な作業であり、また遊戯であるように思われるのです。

そして、読み進めることが出来た作家の数が徐々に増えていた中学生の頃は、その意味では充実していました・・。その当時、私が最も好んで読んでいたのが司馬遼太郎でした。この私の司馬遼太郎ブームは後日、兄弟にもうつり、特に当時は週刊ヤングサンデー誌に小山ゆう・武田鉄矢による「おーい!竜馬」という作品が連載されており、これと比較しながら司馬遼太郎による「竜馬がゆく」を読むといったこともしていました・・。

また、この両作品(「おーい!竜馬」・「竜馬がゆく」)にも端役として登場する田中顕助こと田中光顕は、維新の風雲をくぐり抜け、その後、新政府にて、いわば長州閥の傍系といった立ち位置を取り、明治、大正そして昭和14年まで生き永らえるのですが、この方による「維新風雲回顧録」は現在読んでみても大変興味深い内容であり、さきほど確認の為に書棚から手に取りパラパラと頁を繰ってみたところ、10分ほど経ってしまいました。

とはいえ、ブログ記事の作成に際しては度々そうした事態は生じますので、我に返った時に、作成している文章の展開をすぐに思い出し、さきを続けることが出来れば、特に問題はないかもしれません・・(笑)。

しかし、ここまで作成してきて思ったことは、当ブログにて、これまでに何度か取りあげた陸奥宗光ですが、この人物も、さきの「おーい!竜馬」・「竜馬がゆく」に比較的重要な役回りとして登場して来ますが、坂本龍馬と中岡慎太郎が京都の近江屋にて暗殺されると、二人が隊長を務めていた海援隊と陸援隊に隊長代理が必要となりますが、その際に海援隊の隊長代理を務めたのが陸奥陽之助(宗光)であり、同じく陸援隊のそれを務めたのが田中顕助(光顕)でした。

そのあたりのことについては、さきの田中顕助による「維新風雲回顧録」P.314あたりから書いてありましたが、ともあれ、この二人は共に、維新の志士としては、あまり恵まれた環境とは云えないところから出てきました。しかしその後、何らかの形で師匠となる存在を見出します。田中顕助は高杉晋作、陸奥陽之助であれば坂本龍馬といった具合ですが、これが、二人共同様に大きな影響を与えたのではないかと思われます。

そして、ここに来て思うことは「では、そうした影響とは、どのようなものなのであろうか?」ということであり、私がこれまでに当ブログ随所にて「文体の獲得」と述べてきましたが、あるいはそのようなこと(「文体の獲得」)も容易く出来るようになるような影響であれば、受けてみたいようにも思われてきます・・。

今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!

順天堂大学保健医療学部


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