2023年10月15日日曜日

20231015 季節の変化で思ったこと:議論について

ここ二週間ほどで急激に夏から秋に変わったように感じられます。そうしたなかで私は就寝時に夏用の厚手のタオルケットのみを掛けていたためか風邪をひいてしまいました。これは数日間休むことによって概ね治りましたが、今度は、先週、地中海東岸の中東の国で発生した出来事に驚いて落着かなくなってしまいました。他方、昨年2月に勃発した第二次宇露戦争はその後、一進一退を繰り返しつつ、西側の兵器が供給されている宇軍が、侵攻してきた露軍を徐々に押し戻しつつあるといった状況の認識であり、おそらく今後、露の全面的な勝利は困難であろうと思い始めた頃でしたので、この出来事には大変驚かされました・・。とはいえ、この出来事以外で世界に目を転じてみますと、数千人規模の死傷者が出た中東内陸部での大地震、世界各地での異常気象や攻撃的な海洋進出を続ける隣国といった出来事や状況が続き、そこから、こうした「世の中の乱れ」ともいえる様相は、今後数年は続くものと思われます。そして、それらに我が国が絶対に巻き込まれることはないとは云えませんので、当然のように対策や防衛力の強化は行った方が良いと考えます。

しかし、国内に目を向けてみますと、さきと同様、多くの「世の中の乱れ」を示す出来事が続き、そのため、それらの必要と思われる施策は簡単には推し進めることは出来ないのではないかと思われるのです。これが平時であるならば、議会制の民主主義国家として当然の営みと云えるのでしょうが、現今はさきに述べたように世が乱れ、端的には、コロナ禍以来の非常事態が続き、そして、それが半ば日常化しているようにすら思われるのです。

こうした事態が続きますと、おそらく私自身も含めて大多数の人々はストレスを感じ、そこからまた人心が荒れて、さらに良からぬ出来事が生じるといった、ある種、負の連鎖のようなものが惹起されてしまうのではないかと思われるのです。そして、こうした負の連鎖から脱するためには、各段階において中身のある議論が必要であると思われるのです。しかし、ここでも、これまでに何度か当ブログにて扱ってきたように、我が国は議論がとても苦手であるのです。

しかしながら、こうしたことは訓練によって改善されるとは思われるのですが、おそらく、我が国の最大公約数的的な性質とも云える国民性の根底では「議論が嫌い」であると思われます。そしてこの性質故に、こうした世界規模の良くない状況にあっても、内政・外交ともに有効な改善策を提示して実施することが困難になってしまうのではないかと思われます。

たしかに国全体が経済的にも躍進を遂げている時期であれば、議論などは、ただ面倒臭いだけのものであるのかもしれませんが、しかし、そうした時期においても社会に議論の習慣が根付いているのでなければ、転じて混乱しつつある状況になってから、それを活かすことはきわめて困難であるのではないかと思われるのです・・。

では、議論の文化をごく自然なカタチで社会に根付かせるための方法はあるのかと考えてみますと、それはより多くの人々が口語だけでなく、文語にも親しむ習慣を持つことであると思われます。そして、その方法として効果的であり、且つ簡便であるのは、私見となりますが、各々にとって少し硬いと感じられる小説や、興味のある分野での新書や専門書を読む習慣を身に着けることであると考えます。

*今回もまた、ここまで読んで頂き、どうもありがとうございます!
一般社団法人大学支援機構


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